- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167779023
感想・レビュー・書評
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昔やんちゃしていて、今はどんな人間にも奥行きがあって見たままではない、と言う根岸奉行の人間観察力と懐の深さと好奇心旺盛なところに乾杯。こんな上司の下で働いてみたい。
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短編集かと思ったら、そうではなく。
一つ一つの話として成立しつつも、一冊で大きな話となっている。
脇役がいい。
それぞれに個性があって・・・・
実写ドラマを作るなら、このキャラは誰が演じるのがいいだろう、とか考えると又楽し。
さいごで、あぁ。と、思わせるところがにくい。
それにしても、猫の鳴き声を聞く度に『呼び捨てにするな』と言おうとする宮尾氏が、個人的には好みのキャラ。 -
推理小説を時代小説の中で確立したのは
野村胡堂の銭形平次ですが
この作品も読者の思惑を二転三転気持ちよく
裏切る・・・手腕がスゲェ -
今回も面白かったです。
内容は、自分に照らし合わせると、ちょっと耳が痛いです。
好きなものは好きだし、欲しいものは欲しいけど、
躍らさせ過ぎないように気をつけたいと思います。 -
耳袋秘帖妖談2
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妖談シリーズ。
宮尾と椀田のほかに又二人加わってそれぞれ何だか面白い。
小説の中の二人が気になっているように私も根岸様の過去が気になる。