妖談しにん橋 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2010年9月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167779030

みんなの感想まとめ

物語は、満月の夜に四人で渡る「四人橋」を舞台に、影が消えた者が数日内に命を落とすという不気味な噂から始まります。今回は、シリーズの中で繰り返し登場する事件が二つ解決され、特に一つは本物の悪党が引き起こ...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ3作目。
    4人で渡るとその中の一人が死んでしまうという噂のある橋の話。これまで通り他にもいろんなエピソードが混ざってきます。前回登場した東灯尼なども登場。猫の話などもあって良かった。以前にもあったと思うんですが、現代で起きた事件と似たようなものがまた出てきます。このシリーズがそうなのか、作家さんがそういうことをするのが好きなのか分からないですが。

  • 妖談シリーズ3巻。
    満月の夜、四人橋を四人で渡る時、影が消える者がおり、影が消えた者はしぬ。

    本物の悪党が引き起こした大惨事とその執念にゾッとした。

  • 根岸備前守の妖談シリーズ。今回は最後に、この本の最初からある事件が二つ解決される。そのうちの、悪党の方は、薄気味悪い。根が悪は、救いようがなく、不気味だ。まだまだシリーズは続く。しばらくしたら続きを読みたいです。

  • 根岸備前守って、凄い頭脳と人脈を持ってるよね。

  • 耳袋秘帖シリーズ第三弾三十間堀に架かる「四人橋」この橋を4人並んで渡ると1人の影が突然消え、影が消えた人物は、数日のうちに死んでしまう。そんな噂が広がった。今回もなかなか面白かった。何でもお見通しの根岸肥前守さまも、気の長い本当の悪党の心は見透かせなかった。いや、雲次は本当の悪党なのか?悪に魅入られた原因が、小坊主の時に付けられた雲光という名前だったなんてなんだかなぁ・・・。雲光..うんこう..ウンコ..

  • 耳袋秘帖妖談編の第3弾。
    当時の犯罪捜査は科学的じゃないから、よくわかんないもの=妖談ってことにもなったんだろうね。
    今回は抜け荷に絡んだ妖談でした。

    かつてのワル仲間が正義を裁く立場にもなれば、ワルのままだったり、表面は更生して実はワルに磨きがかかっちゃいましたって人もいるわけで…。
    人生いろいろだなぁ…。

  • 四人橋の影が消える謎はわかりにくいが、抜け荷一味のお頭の正体に意外性があり、その抜け荷のからくりに気付いた者が殺害されていたという展開は面白かった。また、常磐津の師匠のヒモ雲次の企みも、遠大で興味深かった。

  • 人生いろいろ、苦ばかりなり…されど面白い、楽しむが勝ち。

  • 根岸肥前守が『後々まで切歯扼腕し、悔いることになった』のは
    橋番の甚さんのことなのか、永代橋の末路に関することなのか。

    町奉行周りの話だからか、何気に血生臭いというか、結構人が死ぬ。
    御禁制の物の抜け荷だとか、バックギャモンだとか、
    西洋から入ったらしきものがチラチラ出てくる辺りが
    維新が近いんだなぁという気がする。
    そして、雲次が永代橋に施した仕掛けの気の長さに
    東野圭吾氏の『聖女の救済』に通じるものを見た。

    椀田の姉のひびきさんが意外と乙女だったのが面白かった。
    宮尾も悪食とはいいながらちゃんと選んでる風なのも面白い。
    ひびき→宮尾→牡丹って図式、ハチクロか??(爆)

  • 耳袋です
    根岸奉行の顔の広さ!
    出来事のバラマキから纏める奉行って賢い

  • 耳袋秘帖妖談3

  • 毎回、怪談(というか耳袋)を織り込みつつ、ちりばめた小さい伏線を全部最後に回収してくれるのが気持ちいいんですが、今回は確かに後味が悪いかも。ただその後味の悪さは悪人がほんとに悪かったってことで仕方がないかな…って。伏線については、読みながらこれはどう繋がるのかなと考えるのが楽しみです。
    ひびき姉さんが乙女でかわいらしかった。宮尾と牡丹ちゃんのことをもう少し読みたかった気も。みやおみやお。

  • 第三弾(新シリーズ)
    永代橋の崩壊にまつわる裏話がメインか?
    根気よく、何年後の計画をねる男、さすが防ぎようはなかったか?

  • 奥さんの出番が少なくなりましたね。(^^;
    あいかわらず、怪談とか不思議な話とかを題材にした捕物帖で、楽しいシリーズですね。
    ちょっと、しにん橋のトリックについては、疑問も残りますが、捕物帖のトリックとしては、このくらいでも良いでしょう。
    どちらかっていうと、他の話の方が面白かったかな。
    まぁ、全体のオチにはちょっとぞっとしましたけれどね。

  • 風野さんの作品。妻はくのいちを最近は読んでいましたが、耳袋は新シリーズになってから、ずっと読んでいませんでした。
    なんか、やるせない読後感。
    うーん。
    次はもうちょっとスカッとしたいなぁ。

  • 9/14-9/16

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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