八丁堀同心殺人事件 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2011年12月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167779085

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  • 五郎蔵と鐵蔵の若き物語

  • 坂巻と栗田の真逆コンビがいい味出している。好いた女を忘れられない坂巻がイケメンで自分よりモテるので嫉妬丸出しな栗田、自分の好きな根岸奉行の女中・雪乃が坂巻の事が好きなんじゃないかと勘ぐって「同心殺しの疑いを持つなら俺じゃなく坂巻にしろ」とか、この辺りの下りが人間っぽくて思わず笑える。が、奉行のボディガードとしてかなり優秀な二人。巻数が増すごとに二人の「相棒」としての信頼関係が増していくのかな、とか、そういう楽しみもあるこのシリーズ、やっぱ面白い。

  • 冒頭の描写から不穏な空気が漂っている。
    しかも最後の1行が気味が悪いくらいあっさり書かれていて、だからこそ救いがない。
    身も蓋もない言い方をすると、
    正しいと思って起こした行動がめいっぱい裏目に出た、といったところか。
    事を起こした本人は正義だと思って動いてる故、罪悪感がないのが怖かった。

    『耳袋』絡みの謎解きパートに若干救いがあるかな。
    取り敢えず栗田の坂巻に対する評価基準が
    ほぼすべて雪乃さん絡みなのが面白い。
    しかも空回ってる辺りがまた(爆)。

    余話の『河童の銭』は銕蔵と五郎蔵の若い頃の話。
    本編のふたりの関係性を考えながら読むとかなりニヤニヤできる(爆)。
    変な話、この余話の方が面白かったかも。

  • 耳袋秘帖殺人事件2

  • 最近増えてきた文庫書き下ろしのひとつ、根岸備前守とその部下たちが江戸の町を駆け巡る捕物帖シリーズ。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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