本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167779153
作品紹介・あらすじ
耳袋秘帖「殺人事件」シリーズ、再刊行の第7弾
内藤新宿でやくざが次々に殺害された。探索の過程で浮かび上がってきた「ふまのもの」とは、いったい何者なのか。シリーズ第七弾。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
復讐と人情が交錯する物語が展開され、信仰と法の秩序が描かれています。内藤新宿で次々と起こる殺人事件は、やくざの世界の裏側を浮かび上がらせ、登場人物たちが抱える葛藤や信念が深く掘り下げられています。特に...
感想・レビュー・書評
-
復讐の連鎖と仇討をさせたい人情に対し、それに対する信仰と実社会(法律)による救い、秩序の維持と信念が窺える物語。
人情に長けた根岸が、断固として個人による復讐をさせてはならないと断言する。復讐をする者、しようとする者自体を救うという信念。
そして、『この世のことは、この世で裁く。天の裁きはまたのちにくだるだろう』という言葉に、良識を感じ、深く感じ入った。
人を殺してヤクザをしても浮世の徒花に溺れた生き方には馬鹿馬鹿しさしか残らぬことや、
消えてしまうことはなく、全ては形を変えて存在しているのではという話の結び(質量保存の法則を思い出す)は、
生死一如、死は断絶ではないというグリーフケアと、生きながら貪る貧困とを描き出す。生きることを優しく肯定してくれる。
妖の裏に人の意図ありの挿話も楽しめ、気軽に楽しみながらも哲学的なことにも思い至らせてくれる筆者に感謝。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内藤新宿でやくざが次々に殺される。
事件の影に忍の者が浮かび上がる。
本シリーズは毎回話がスッキリ痛快に終わる訳じゃないので、本作では読後、心にもやついたものが残った。 -
耳袋秘帖殺人事件7
-
耳袋を中心に不思議な「おやっ?」の影に
現実におきた隠し事を暴きだす
世情に通じ多くの経験から「妖やかし」
と思われることや、不可思議な行動にも
合理的な絵解きをする奉行
カッコいい -
耳袋秘帖シリーズの1冊。
著者プロフィール
風野真知雄の作品
本棚登録 :
感想 :
