湯島金魚殺人事件 耳袋秘帖 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2013年6月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167779214

作品紹介・あらすじ

男たちの愛憎が入り乱れる、シリーズ第15弾!「金魚釣りに引っかかっちまったよ」。謎の言葉を残して旗本の倅が死んだ。男娼の集まる湯島で繰り広げられる奇想天外なミステリ!

みんなの感想まとめ

男たちの愛憎が交錯する中、湯島での奇妙な事件が展開される本作は、シリーズ第15弾として多くのファンを魅了しています。旗本の若い倅が謎の言葉を残して死に、湯島の風紀を正そうとする動きの中で、人気の陰間が...

感想・レビュー・書評

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  • 耳袋秘帖殺人事件シリーズ第15弾。
    湯島で旗本の若い倅が死んだ。
    湯島の風紀を正そうとする動きに紛れて人気の陰間が殺される。

    根岸の後見人にあたる松平定信が詐欺にあったり根岸の窮地を救ったりといい味を出していた。

  • 昌平坂学問所近くの湯島は江戸の頃から蔭間が住んでいたらしい。学問所近くということで、蔭間の排斥を唱える幕閣も。その矢先、根岸の元同僚の末っ子が行方不明で遺体で発見された。どうも怪しい遊びに関わっていたらしい。

    当時の金魚や鯉などの投資などの事情もわかるり、若者の気風や時代の風紀も計り知れる物語。

  • 鯉を金魚に変えた娘さんの話が解決していませんね。坂巻さんと結ばれるのかしら?

  • 時代物は好きですが、作者が岡本さとる、藤井邦夫、千野隆司、早見俊、鳥羽亮・・・諸氏と限られてるので、その枠を広げるため(新刊が待ちきれないw)風野真知雄氏の「耳袋秘帖 湯島金魚殺人事件」(2013.6)を読みました。17、18、19日と3日読んでて80頁(全271頁)、いつもの作者だと一息なんですが~~~(ーー;)

  • <耳袋秘帖>シリーズ第15弾。
    「金魚釣りに引っかかっちまった」そう謎の言葉を残して、旗本の倅が死んだ。
    <くじら>の異名を持つ巨漢のおかまを巻き込み、難事件に挑む。


    久しぶりに時代小説を読んだわ。
    風野さんは大好きな作家の1人。この人は本当に面白い。
    トンチのような謎掛けが、他にはない味わい・醍醐味。
    特にこの耳袋シリーズは、もう一つの方も含め大好き。
    どちらもお供の二人のコンビが良い。
    今回も外せず面白かったけど、くじらが死んでしまったのは、もう読みながら「やめてヤメテやめてー」と小さく叫んでしまった。
    なんだかデラックスなあの人を思い出すのはわたしだけじゃないだろう。
    頭のなかではくじらはデラックス・くじらだった。
    風野さんは、面白いキャラを出しても躊躇なく消したりするよなぁ(笑)
    わたしだったら、もったいなくて消せないわ。

    ☆4つ。

  • 旗本の倅が殺された事件を中心とした5作の連作集である。〈くじら〉のイメージとして、マツコ・デラックスが浮かぶのは私だけではないだろう。

  • 根岸肥前守が魅力のシリーズ
    何作目?
    ずっと続けて欲しい。

  • 【金魚釣りとは何なのか? 殺人事件シリーズ第15弾!】「金魚釣りに引っかかっちまったよ」。謎の言葉を残して旗本の倅が死んだ--男娼の集まる湯島で繰り広げられる奇想天外なミステリ!

  • 今度は陰間ときましたよ。
    『姫は、三十一』のトリオといい、
    今も昔もおかまさんていうのはいいキャラなんですかねぇ。
    『くじら』こと伊予次も
    体格とか坂巻じゃなくて栗田が好みなところとか
    いろいろといいキャラだったな。
    まさかあんな消され方をするとは…残念だ。

    というか
    児島隼人と若松頼母の関係もなんだかBLチック(爆)。
    甘味屋で児島と若松の様子をあっけらかんと語る娘たちも
    今どきの腐女子な感じで微笑ましい(?)。

    結末が先代の怨念とその仇討ちだったりするのが薄ら寒かった。
    今で言うとあれですか? 官僚の腐敗ってヤツ???

  • 第十五弾
    隠居松平定信も絡み結構込み入った事件がいつも通りに発生
    明奉行根岸の活躍は定番

  • 陰間の集まる湯島で、「金魚釣り」と謎の言葉を残して旗本の倅が死んだ。事件を追う根岸たちに地元のおかまや目付などが絡んでくる。事件の話や真相としては殺伐とした感じだが、金魚の話とか栗田の家庭とかユーモラスでほっこりさせて相殺したいつもの耳袋シリーズらしい展開。最大の読みどころは巨漢のおかま くじらの存在。これが清濁併せ呑むような良いキャラしてます。色々と謎も深そうでこのままレギュラーキャラになるのかと思いきや、あっさり退場で残念です。細かな事件もなかなかで、定信のキャラも相変わらずで面白いです。

  • 15

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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