- 文藝春秋 (2012年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167780043
作品紹介・あらすじ
宮本武蔵を心の師と仰ぐ磯山香織と、日舞から剣道に転進した変り種の甲本(西荻)早苗。市民大会での出会い以来、高校で部活をともにし、早苗の転校で福岡と横浜に離れても互いに良きライバルであり続けた二人もついに三年生。最後のインターハイでの決戦を目指して東松学園と福岡南、それぞれの高校で稽古に励むいっぽう、目の前に迫ってくる進路選択の問題にも頭を悩ませる。そんななか、早苗は部活中に怪我を負ってしまう。果たして二人の決戦のゆくえはいかに――。
十八歳。人生の岐路に立たされる年の香織、早苗、そして個性豊かな脇役たちの十八歳の決断の物語が織り込まれているのも読みどころ。高校卒業を前につらい恋の決断を迫られた早苗の姉・緑子。香織を導く桐谷道場の師範・桐谷玄明とその兄の知られざる十八歳の葛藤。福岡南高校剣道部顧問・吉岡先生の高校時代にまつわる“武勇伝”の真相。十八歳の誕生日を前に「自分の剣道」を見つけようと奮闘する二人の後輩・美緒。そんな周囲の人々の「十八歳」に励まされるように自分の進む道を選び取ってゆく、香織と早苗の姿が清々しく胸に迫る。青春エンターテインメント、堂々のクライマックス!
みんなの感想まとめ
テーマは、剣道を通じて成長する二人の女子高生の物語であり、彼女たちの決戦がクライマックスを迎えます。香織と早苗はそれぞれの悩みを抱えながら、互いに良きライバルとして切磋琢磨し、周囲の人々との関わりを通...
感想・レビュー・書評
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香織と早苗の対決のシーンは感動的でした。
登場人物がそれぞれ悩みを抱え、向き合い、自分なりの結論を出して進んでいく。
吉野先生のパートも感動しました。桐谷道場との結びつきは思っても見なかったです。
そして後半の、香織と早苗の2人と深く関わる美緒のパートがとても良かったと思います。なぜ不仲になったのかが分からなかったのでスッキリしました。相手を思ってと言うことがきっかけでした。
欲を言えばレナに焦点を当てた話も、もう少し読みたかったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
対象的な二人の女子高生が繰り広げる剣道物語が、二人の決戦で終わると思ったら意外な結末となった。不完全燃焼と思ったら、続編へのフリとなったようだ。今作は今までの二人だけの独白のスタイルと違って、二人の師匠の過去や姉の恋愛、金魚の糞の後輩の独立等の独白があり、3年目(3作目)の締めのはずが、次の作品の序章となっている。またダークな誉田の一面も現れて来ている。お気楽な青春スポ根小説はどこに向かうのだろうか?
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それぞれの不安とか悩みを見事に昇華。
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三年間で大きく成長した二人の物語のいよいよクライマックス。
しかも今回は脇を固める人々のスピンオフ的な話もあった。
特に緑子と吉野先生の話には感動。
この巻で終わってしまうと思うと凄く名残惜しいと思っていたらもう一冊ある事が判明。
楽しみで仕方ない。 -
今年ベストになりそう
2人の章に加え今回は4人の章が入ってる、これが邪魔してない、そして粋な計らい、待ちに待ったインハイ、頂き、最高潮‼︎かっこよすぎかよ‼︎‼︎スタンディングオベーションよ
私の中の熱が若干冷めて行こうとしていた…
ほぅそうだったのね‼︎ポロッ
唐辛子‼︎ポロッ
尊いラスト
他の作品を読んだことないから読書家さんからしたら推理小説の方が有名なんだろう、解説の有川浩氏のように飼ってると私も思ったw
言葉遣い、試合運び、揺るがない姿勢、成長全部が熱い
もし中学の時読んでたら良いも悪いも違う人生だっただろう
好きなフレーズ引用
緑子の気持ちくらい、俺、全部分かるよ
その二人が約束の地で再び相見える…俺はただ、その場所ば見たかだけたい
武運長久を祈る
早苗は…磯山のこと応援しても…よかよ
にわかに磯山さんにやられた被害者集団状態
守破離
あの唐辛子系の熱はシュワーッとくすぐったい波になって顔の方に舞い上がってきた
すべての道はこの武士道に通じている -
ライバル対決はあっさり。それよりも、主人公2人以外の主観で展開するのは巻数が増えると他でもあったパターン。と思ったけど、この主観がかなりディープな内容、その中で伏線回収もあり面白かった。
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武士道シリーズ3弾
香織・早苗も高校3年になり、高校最後の年。
2人の決戦、そして進路のこと
2人の絆の強さは青春のキラキラしたもの以上に眩しく感じます
今作はスピンオフ的な感じで、姉の緑子・吉野先生・玄明師匠・後輩の田原の話があります。
このスピンオフがグッときました。
サブ的な登場人物にも人生があり考えがある、それが分かるとより一層、物語が深く感じられました。
今作は2人が卒業して夏までを描いています。
続編もあるようなので、楽しみ! -
大好きな武士道シリーズ
今回も最高でした!
前作から気になってた吉野先生の過去。
緑子の恋のお話し。
田原、黒岩、香織、早苗の事
桐谷先生の過去等々 かなり盛りだくさんの内容がギューって詰まってました
過去の青春と現在の青春が入り混じり、悩んだり前向きになれたり、自分を知り成長していく姿にすごくジーンときました。次作も楽しみです。
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剣道に青春を捧げた二人の物語、ここに完結。まさに大団円!最高に面白かったです。特に香織と早苗の対決シーンはもう涙なしでは見れませんでした。これが見たかった。本当に感動的なシーンです。
その他、ずっと気になってたサブキャラクター達の掘り下げがあったのも良かったですね。特に緑子のエピソードは最高で、あまりにも内面描写が上手くてビックリしました。岡くんとの今後の関係性も含めて、これ単独で一本小説が書けそう。というか書いてください。買うので。
大団円とは書いたんですが、調べてみるとどうやら続編があるみたいなので、今年はこれを読むことを一番の楽しみにしていきたいと思います。 -
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予想外に面白かった「武士道シックスティーン」の続編。の続編。
名前もそのまんま「武士道エイティーン」です。
いよいよ高3です。最後の大会!ここの部分は、一切触れないでおきます。磯山vs甲本、磯山vs黒岩。両戦いに決着が着きます。3巻の中で最もアレです。
そして、これまでのエピソードを補完するように、緑子、桐谷先生、吉野先生。この3人の視点で回想録が入っています。ちょっと驚くような話しです。
小説を書くうえで、ここまでプロットしてからメインのストーリーを描くのでしょうか?苦しくてページ稼ぎか?と思った自分が恥ずかしいほど、この3人の話も面白いです。
本題とは離れますが、文庫本の解説がやたら面白い。「そうそう!」と合いの手をいれたいほど。そしたら、解説書いてるの有川さんでした。納得。さすがです。油断ならない。
3巻完結とは成っていないらしい。
とりあえず、「武士道22」社会人になる時の希望と葛藤を交えて描いてもらいたいです。 -
若い子向けの青春小説だと侮っていたが、40代のおばさんでも十分に楽しめる作品だった。
いよいよというか、とうとうというか遂に高校三年生。
ここまで来ると気持ちは彼女たちのお母さん目線。
二人とも頑張れ~!と心の底から応援してしまう。
待ちに待った彼女たちの対決やいかに!!
それ以外も、様々な番外編が織り込まれており、ハラハラドキドキワクワクの詰まった一冊だった。
読後実に清々しい気持ちになる(*^^*)
そんな一冊。 -
「武士道」シリーズの三作目です。磯山香織と甲本早苗の話し以外にもいくつかの再度ストーリーが収録されていて、そっちのほうが僕にずっと面白かったです。
『武士道』シリーズ三部作の 最終巻です。この本は少し前に読み終えました。で、今これを思い出し思い出しながら書いておりまする。本編である磯山香織と甲本早苗の話以外にもいくつかのサイドストーリーが収録されてあって、僕は本編よりもむしろそっちのほうを楽しく読んでいました。特に、磯山香織の剣道の師である桐谷玄明の家に伝わる「闇」の部分が圧倒的なリアリティでした。
それがなんなのかはこの本で読んで確かめていただくとして、ヒントを少しだけ書いていくと、昔から剣と言うものはそういうものであって、特に戦争中に関するくだりには作者のことを『この人本当によく調べて書いているよなぁ』と舌を巻くことしきりでした。
そして、肝心の本編である磯山香織と甲本早苗の二人が追求する『武士道』というものそれぞれカタチは違えどがさわやかででいいです。磯山香織の時代錯誤的な『武運長久を祈る』という文句がまたとてもイカしていて、大学に入っても『鉄拳制裁』というロゴの入ったTシャツを着ている彼女はとてもほほえましく思えました。 -
「シックスティーン」で香織と早苗は出会い、お互い衝突しながらも剣道を通じてよき仲間に・・
「セブンティーン」で早苗は福岡に・・離れてはいてもお互い切磋琢磨しながら剣の道を突き進み、よきライバルに・・
「エイティーン」・・2人にとって最後の戦い。高校生最後の夏。
早苗は膝の怪我をしながらも香織との試合のために調整し、お互い剣を交える楽しさを実感しながらの試合。
最後立てなくなった早苗をお姫様抱っこをしながら退場する香織の勇姿に感動。
3作読み終えて2人の成長していく姿に感動したし、何かに打ち込める高校生ってやっぱりいいな~と思う。
スピンオフの早苗のお姉ちゃん、緑子のお話がまた良かった。
お姉ちゃん、健気でかわいすぎ。切ないな~-
わ~いわ~い、noboさんも武士道シリーズ制覇おめでとうございます゚.+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。
大事な竹刀を放り出して早苗に駆け寄っ...わ~いわ~い、noboさんも武士道シリーズ制覇おめでとうございます゚.+:。(ノ^∇^)ノ゚.+:。
大事な竹刀を放り出して早苗に駆け寄って、
極め付けのお姫様抱っこ♪♪♪
もう、感動の嵐でしたね!
セブンティーンまでは、なんとなく女王様然としてた緑子が
自分へのご褒美に、留守電に耳を傾けるシーンのけなげさには、ぽろぽろ泣きました。
ほんとに、誉田哲也さんには、こんなふうに
爽やかに感動できる路線の作品ももっともっと書いてほしいですよね!2012/09/11
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読まずにいられず、セブンティーンのあと、すぐ書店へ。こんな素敵な高校時代を送りたかったなあー。全ての登場人物を書き分ける力量はさすが誉田先生。緑子さん、吉野先生のお話もいいですねー。続編へGOです。
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2人だけの話ではなく、周りを取り巻く人たちからの視点、また過去などが散りばめられた一冊でした。
剣道をしていた人間が読むと、絶対またやりたいと思える本ですね。
久しぶりに素振りや掛かり稽古したいなぁ。 -
武士道ジェネレーションを読むためにシックスティーンから読み直したんだけど、
やっぱりグッとくる。何度も。
スポコン的なの好きなんだよな、俺。
剣道に限らず、武道をやる少年少女には是非読んでもらいたい。
あ、俺、武道やったことないけど。 -
香織と早苗の高校剣道に幕が閉じたが、それぞれの道に向かって進んでいく2人を純粋に応援したいと思った。香織と早苗だけでなく、周りの人たちの小話も面白い。
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高校卒業後の早苗と香織 そして周りの人達の色々。
登場人物のこれまでの伏線回収的な生い立ち物語や考え方などがわかるとまた違った感覚で楽しめる。親近感もわき、さらに武士道ファンまっしぐら。
次の“ジェネレーション”が楽しみ。
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本作は、いよいよ高三インターハイ団体戦での香織と早苗の対戦、そして個人戦決勝での 香織 VS 黒岩伶那 因縁の対決でクライマックスを迎える。ただ、本編の間に関係者の前日談というかサイドストーリーがいくつも挟まっていて、これもこれで面白い!
「バスと歩道橋と留守番メッセージ」は早苗の姉(緑子)と岡巧のちょっと悲しい恋愛事情、「兄、桐谷隆明」は桐谷道場を巡る因縁のお話(明かされる玄明師匠の過去)、「実録・百道浜決戦」は福岡南の吉野先生の昔の武勇伝。
やっぱり、スポーツものは読んでてワクワクするなあ。
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