こいしり (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2011年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167783020

みんなの感想まとめ

人間関係の微妙な変化と成長を描いた物語が展開されます。幼馴染の麻之助、清十郎、吉五郎の関係は、時が経つにつれ変わりゆくものの、根底にある絆はしっかりと保たれています。特に、麻之助の結婚生活を通じて、夫...

感想・レビュー・書評

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  • いつも通りの麻之助、清十郎、吉五郎の関係と、ちょっと微妙な?麻之助とお寿ず、お由有の関係が少しずつでも変化していく姿に安心する。立場が変わっても変わらない幼じみ3人の姿が良いなあと思う。

  • 江戸プチセレブ男子でやんちゃの麻之助が結婚して立派になった
    とかではなく
    でも、夫婦が良い感じでわかりあっていくプロセスもあったりして
    またまた楽しい

  • 麻之助の結婚から始まるこの話。しかし、親友のお父さんが倒れてしまい……。

    麻之助、そんな気持ちで結婚していいのか?(江戸時代じゃあ当たり前のことなのか?)など、思いましたが、心配なさそうです。

    親友が代替わりをして、一家を支える立場になり。いつかは親の跡を継がなければいけない。という、そんな思いも伝わってきた1冊でした。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    町名主名代ぶりが板についてきた麻之助は、ついに祝言をあげることに。けれど花嫁を迎えに出ようとしたその時、悪友・清十郎の父が卒中で倒れてしまう。堅物の父・源兵衛から「かつて訳ありだった二人のおなごの境遇を確かめて欲しい」と頼まれた清十郎は仰天し―大人気「まんまこと」シリーズ第二弾。

    令和4年3月20日~23日

  • 新婚となった二人。
    相変わらずの遊び人の麻之助だか、何となく町のの揉め事に関わってしまっては彼なりの名裁き?
    「せなかあわせ」はちょっと切ない話だが、麻之助とお寿ずの仲の良い夫婦姿がみれてほっこり。

  • 新規の本購入の禁を破ってしもたヨ

  • 前作よりも麻之助が逞しくなった気が。妻をもらったからか?三人の悪友関係が相変わらずいい。仲の良さが伺える。しかし、男の人はそんなに昔の想い人がいつまでも気に掛かるんだろうか?その辺りはよく理解できないなぁ。せなかあわせで、ようやく夫婦らしくなってきたのはよかった。

  • 畠中さんの作品は二冊目。シリーズものの第二弾ですが、今度も面白かったです!
    今回も麻之助が大活躍します。

    ・・・
    本シリーズの良さは、何といっても主人公麻之助のギャップ萌え的な魅力なのだと思います。

    町名主名代として、奉行所にあげるまではいかないものの、長屋など町民同士では解決できないようなもめごとを裁定する。

    16歳のふとしたことから真面目をどこかに落としてしまい、お気楽な若者となった麻之助。盛り場や賭場に知り合いが多く、演劇や賭け事など遊び上手。家にいれば嫁は取りたくないとか、仕事はしたくないとか、小遣い欲しいなど、謂いたい放題。でも、実は人の気持ちにきちんと配慮する気配り上手、義理堅いところがやはりいいのだと思います。

    裁定を乞う二つのグループがいたとして、どちらの側もキチンと立て、心にわだかまりが無いように決着をつける、と。

    もちろん、このように両者をすっきりさせるために綿密な調査!?を仲間とともにするのですが、このあたりはDetectiveモノの面白味があるのがまたいいですね。

    因みに今回麻之助は結婚!します。前作「まんまこと」で偽装結婚じみた流れでしたが、今回とうとう年貢の納め時となりました。まあこれは以降への伏線にも見えますが。

    てか、読んでない方には何の話だって感じですが、個人の備忘みたいなものなんでお許しを。端的に言えば面白いってこと!

    ・・・
    ということで、畠中氏の時代小説でした。

    解説で細谷正充氏も仰っていましたが、実に場景が目に浮かぶ描写。彼はこれを「幻視者」と表現していましたが、言いえて妙。

    私も江戸時代の街並みで麻之助を見ていたかのような思いで読んでいました。

    江戸時代が好きな方、ライトな時代小説を試してみたい方にはお勧めできる作品だと思います。

  • 町名主名代の麻之助の奮闘を描いた「まんまこと」シリーズの第2弾ですが、本作は6つの短編構成となっております。
    いろいろあったもののお寿ずと所帯をもった麻之助が親友の清十郎と吉五郎とともに町で起こる騒動を解決する展開で、切ない話やほっこりとする話で満ち溢れ面白かったです!
    また本シリーズを読み進めていきたいと思います!

  • 町名主の息子達が繰り広げるゆる〜いトラブル解決。
    思い込みが激しく一本気なお寿々さんが、いい感じに事態を混乱させてしまうところが可愛らしいです。
    頭がキレるくせに真面目な人生を途中で放り投げて遊び人になった麻之助の奥さんには、これくらいの人が相応しいかも。
    更には小貞の一味が仲間に加わったことでバタバタ感が強化されてより面白くなってきたので、次作以降もレギュラーメンバーが増えていくのを楽しみにしたい。

  • 結婚しました。が、まだちょっと未練たらたら気味ですかね…お寿々さんの感が良すぎるのも困りものです。

  • 挫折

  • 今回は主人公の嫁取り物語。これはめでたい! と素直に喜べない事件もおこり、まさに波乱万丈。慌ただしさのなかにも人情味あふれる人と人のつながりにほっこりできるのはやっぱりいいなと思います。

  • 町名主の跡取り息子麻之助のまんまことシリーズ第2段。無事?お寿ずと結婚し、落ち着くかと思えば全く落ち着かないが、1巻よりも勢いがあって面白かった。中盤お寿ずが全く出てこず、扱いが…と思っていたが、最後は持ち直したか。苦しい恋のお相手ではないが、だんだん夫婦らしくなってきて一安心。吉五郎ファンとしては、吉五郎の(ある意味)最強振りを見られて満足。男に好かれる男は魅力的。

  • 2018.6.19読了。本のタイトルが「こいしり」で章題も「こいしり」だからこいしりと書かれたページが2ページあって思いがけずくどかった!麻之助もはもちろん源兵衛の女人探しでも思ったけど男は別名保存なんだなぁとしみじみ思う。最後の「せなかあわせ」でもラストにお寿ずといい感じになってると思いきや別の女のこと考えてんだもんな。吉五郎のはじめての贈り物が猫だなんて粋じゃないか。だがしかし男にモテるタイプか。嫌いじゃない!ふに可愛いなふに。「清十郎の問い」が物語としては一番スッキリ終わったかな?表紙のタイトル文字は書体が変わったか?前より柔らかい印象だ。作者名は同じみたいだけど。イラストも線が少しぼけて柔らかい印象になってるし盆を持つ女性の表情も柔和だ。てかこの女性は誰だ?お由有かな?お寿ずだとしたら1巻からの変わりようが凄い。

  • 2018/3/5-3/14 江戸情緒溢れる作品。「まんまこと」の続編。麻之助と清十郎、吉五郎のやり取りが楽しい。続編が楽しみ・・・

  • 清十郎の父が亡くなりましたが、麻之助はお寿ずと夫婦になりました。
    これからも登場する高利貸の丸三、両国の顔の貞、
    おこ乃ちゃん、猫のふにが初登場の賑やかな短編集です。
    「百物語の後」が秀逸。意外な結末に感服です。
    いろいろ事件がありますが、
    お寿ずと心が通うようになっていく様子が好ましい。

  • 結婚しても、妻が出来た女でも、「もしもあの時こうしていたら…」を引き摺り続けるのは男のロマンチシズムなのか。

    お寿々もやれやれ、となるわな。
    吉五郎と清十郎がまたいい友で。

  • 畠中さんの本は自分では買わないのですが
    叔母から頂く本の中に入っているので
    私も何気に結構読んでいます( ´艸`)

    人のオススメとか貰った本とかって自分では選ばないような本でも、新たな発見があって楽しいですよね
    とはいえ、まだまだ時代物の背景の物語は入り込むまでに時間が掛かりますが
    読み始めると結構ぐいぐいと引き込まれます
    この本はまんまことシリーズでいきなりの2から読み始めてしまいました(←よくある)が全然大丈夫でした。
    ドラマにもなって結構話題になったのだとか
    知らなかったよ~
    連続短編みたいな感じで読みやすく
    最後の【せなかあわせ】が麻之助とお寿ずが
    これから幸せになりそうで良かったな

  • 恋愛関係の不穏さにビクビクしますね。(^^;
    麻之助の気持ちがちょっとつかめない感じがするのはお寿ずの方に思い入れがあるってことでしょうかね?

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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