こいしり (文春文庫) まんまことシリーズ 2 (文春文庫 は 37-2)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167783020

感想・レビュー・書評

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  • 江戸プチセレブ男子でやんちゃの麻之助が結婚して立派になった
    とかではなく
    でも、夫婦が良い感じでわかりあっていくプロセスもあったりして
    またまた楽しい

  • 麻之助の結婚から始まるこの話。しかし、親友のお父さんが倒れてしまい……。

    麻之助、そんな気持ちで結婚していいのか?(江戸時代じゃあ当たり前のことなのか?)など、思いましたが、心配なさそうです。

    親友が代替わりをして、一家を支える立場になり。いつかは親の跡を継がなければいけない。という、そんな思いも伝わってきた1冊でした。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    町名主名代ぶりが板についてきた麻之助は、ついに祝言をあげることに。けれど花嫁を迎えに出ようとしたその時、悪友・清十郎の父が卒中で倒れてしまう。堅物の父・源兵衛から「かつて訳ありだった二人のおなごの境遇を確かめて欲しい」と頼まれた清十郎は仰天し―大人気「まんまこと」シリーズ第二弾。

    令和4年3月20日~23日

  • 新婚となった二人。
    相変わらずの遊び人の麻之助だか、何となく町のの揉め事に関わってしまっては彼なりの名裁き?
    「せなかあわせ」はちょっと切ない話だが、麻之助とお寿ずの仲の良い夫婦姿がみれてほっこり。

  • 新規の本購入の禁を破ってしもたヨ

  • 町名主名代の麻之助の奮闘を描いた「まんまこと」シリーズの第2弾ですが、本作は6つの短編構成となっております。
    いろいろあったもののお寿ずと所帯をもった麻之助が親友の清十郎と吉五郎とともに町で起こる騒動を解決する展開で、切ない話やほっこりとする話で満ち溢れ面白かったです!
    また本シリーズを読み進めていきたいと思います!

  • 町名主の息子達が繰り広げるゆる〜いトラブル解決。
    思い込みが激しく一本気なお寿々さんが、いい感じに事態を混乱させてしまうところが可愛らしいです。
    頭がキレるくせに真面目な人生を途中で放り投げて遊び人になった麻之助の奥さんには、これくらいの人が相応しいかも。
    更には小貞の一味が仲間に加わったことでバタバタ感が強化されてより面白くなってきたので、次作以降もレギュラーメンバーが増えていくのを楽しみにしたい。

  • 結婚しました。が、まだちょっと未練たらたら気味ですかね…お寿々さんの感が良すぎるのも困りものです。

  • 挫折

  • 今回は主人公の嫁取り物語。これはめでたい! と素直に喜べない事件もおこり、まさに波乱万丈。慌ただしさのなかにも人情味あふれる人と人のつながりにほっこりできるのはやっぱりいいなと思います。

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著者プロフィール

高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。他に『つくもがみ笑います』『かわたれどき』『てんげんつう』『わが殿』などがある。

「2023年 『あしたの華姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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