伏 贋作・里見八犬伝 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 2288
レビュー : 262
  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167784065

感想・レビュー・書評

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  • 映画を先に観たため、読後、あれ?恋愛要素薄っ!っと感じた。
    本当の里見八剣伝をオマージュしたからか、若干のホラー要素含む、信乃の昔語りが半分を占めて、小説というよりは伝記や昔語りのような感じがした。

    この本自体にあまり感情移入はできないが、本当の里見八剣伝に興味が湧く。

  • 桜庭氏の作品は2作目だが私には合わないようだ。この物語も終着点という結末は無いようにも思える。信乃は結局逃げてしまうし、あの話を聞いた処で浜路は「猟師」だから狩るという結末にしかならない。言いたいことがちょっと分かり辛い、というか分からない。
    これを読むくらいなら里見八犬伝を読むべきです。ちなみに模しているところは有りますが、よく此処まで改悪したなというのが純粋な感想です。

  • 伏、という犬人間と、人間のお話。
    実は里見八犬伝を読んでないので、そっちに興味が湧きました。
    異種ものって、どちらにも正義がある書き口が多いけれど、意外にもこの作品は、伏側には立たない。事実を述べるのみ、だった。
    アニメに少し興味あり。

  • 滝沢馬琴作の里見八犬伝は読んだことがないため,模している部分がどこなのか気になります。

    てっきり地下道のやりとりから浜路と信乃に何かラブ的なものが・・・!?とか思ったんですけど,あっさり。まあこれはこれで続きを妄想というか想像できていいと思います。あと,全体的にテンポよく話が進むので一気に本の世界に入り込めました。面白い。個人的に冥土の語る 贋作 里見八犬伝 の章が特に惹き込まれました。
    対比がうまく使われていて全体としてのつながりを感じました。

  • 里見八犬伝を違った視点から捉えた、伏。
    伏姫の末裔が犬人間という。
    でも八犬士とか、犬側じゃなくて、犬は狩られてしまう側っていうのも新鮮かもしれない。
    同じ名前を使っているのでちょっとイメージが違うよって思ところもあるけどw
    里見の里での、伏姫と八房、里見家の物語を描いた偽里見八犬伝と二つの物語が絡むように進んでいくのが面白い。

  • この本を読んで、里見八犬伝を読みたくなりました。ころころと話の視点が変わって行くのですが、とても読みやすかったです。映画もあるそうなのでそちらも気になりました。

  • 信乃と浜路のこれからが凄く気になります‼︎

  • 2015年11月

  • 伏―人であって人でなく、犬の血が流れる異形の者―による凶悪事件が頻発し、幕府はその首に懸賞金をかけた。ちっちゃな女の子の猟師・浜路は兄に誘われ、江戸へ伏狩りにやってきた。伏をめぐる、世にも不思議な因果の輪。光と影、背中あわせにあるものたちを色鮮やかに描く傑作エンターテインメント (Amazonより抜粋)

  • 里見八犬伝に想を得た伝奇ロマン。妖の生き物の物哀しさが、ユーモアを含むからりとした文体で書かれている。八犬伝があまりにも長大なだけに、もう少し、広がりを持たせられたならとも思う。

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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