伏 贋作・里見八犬伝 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 2289
レビュー : 262
  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167784065

感想・レビュー・書評

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  • 150712読了。
    ずいぶん前に、プリンさんから「エンターテイメントの要素で」と読了後の本書を借りていたのでした。文庫でも分厚い本は読むのが億劫になるので嫌煙していましたが、前回読んだものが300ページ超だったので、体が慣れているうちにと読み始めました。
    文体は軽くて、あっという間に話が進むので楽しいです。個人的に、舞台が江戸だったのにみんな綺麗な東京言葉を話す登場人物に少しがっかりしていましたが。
    表題の贋作里見八剣伝が中核にあり、それだけで物語として完成されています。
    そこへ、猟師の少女・浜路と伏の信乃の会話やアクションシーンが色になって、昔の伝承をもとにした歌舞伎か劇でも見ている気分になります。
    旅は続く、っていうラストも冒険活劇っぽくて清々しくいい感じです。
    ひとつ残念なのが、芝居を見るように読むので、読了後に見返したいところがあまりないこと。
    今日は結構な電車移動だけど、さてこのあとどうしたものか。

  • 物語の中の小説がとても面白かった。キャラクターの個性が豊かでストーリーも入ってきやすかった

  • なんか惜しい。比喩は驚くほど美しいのに句読点の打ち方が自分の感覚と合わないから読みにくくて、贋作部分まではとにかく苦行でした。贋作部分と伏の話でテンション上がるけど、それ以外がどうも合わなかった割にオチがオチなのでどうしたらいいのかちょっと消化不良です。逆に本家が気になるので、次は本家行くかな。

  • 人の姿をした獣を狩る話。
    最後に信乃の言った言葉、「犬にも、一寸の命。」が個人的に一番印象深いです。
    桜庭さん、こんなお話も書くんだと少し驚きました。

  • 小説の中で書かれている物語のほうが小説自体よりおもしろい

  • キャラクター立てるのがうまい。
    だからイメージしやすいし、世界に入り込める。
    けど、諸々、特に最後が投げっぱなしなんだよなあ。

  • 人間と犬の間に生まれた不思議な一族の話。
    でも真っ暗に感じないのは、浜路のおかげかな?

  • 終わってない感じの終わり

  • 2014/7/17。18冊目。
    八犬伝が好き過ぎる。
    誰が、と問われればまず親兵衛と答える。
    けれど信乃と浜路(この二人はセットであって欲しいので、やはり)も外せない。
    毛野も好き。伏姫、八房も。
    山田風太郎氏の八犬傳の影響で、馬琴先生や北斎さんも大好きなのです。

    先日、座・高円寺の本の楽市で出会った本書。
    丁度映画が始まった頃存在を知ったのに、すっかりうっかりしていて、これは僥倖と手に取ってみた、と。

    うん…
    ファミリーポートレートの雰囲気が凄く好きで、期待してたんだけど…うむ。
    時代小説としては…むう…
    浜路の可愛さはわかるんだけど…

    どうも歯切れが悪くなる。

    人物の言葉遣いや地の文含め、言葉の持つ雰囲気と世界観って当たり前なんだが、とても大切だなと痛感。

  • 2014/6/22

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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