- 文藝春秋 (2010年7月9日発売)
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感想 : 295件
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784167787011
感想・レビュー・書評
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誘拐事件の捜査を描いた警察小説。シリーズ1作目。
妻と死別したシングルファザーで警視庁刑事総務課に勤める元捜査一課の大友鉄。小2の息子、優斗と二人暮らし。
自覚のないイケメンで、学生時代に芝居をかじった経験から他の刑事とは違った持ち味で活躍します。
事件自体はわりと平凡な印象でしたが、主人公が柔らかい雰囲気のキャラのせいか読みやすくてスラスラ読めました。
2010年刊行作品でシリーズ10作も続いているらしく…
この前読んだ「闇をわたる」にも大友刑事がチラッと出てきて「息子は就職している」なんていう会話があり、時の流れを感じました。
(某駅はリニューアル前だったし記述の間違いにも気付いてしまった)
芝居をかじったことがあるイケメン刑事といえば、中山七里さんの犬養刑事が思い浮かびます。シリーズ化されているのも同じ。
作家さんが書きたくなる設定なんですかね。映像化も意識したりしてるのかな。
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初めての堂場作品。
堂場警察小説史上、最も刑事らしくない刑事、大友鉄が主人公。確かに生活臭を感じさせる、彼個人の生き様には親近感がありました。
元上司の福原がいい味出してます。
シリーズ化されているようなので次も読んでみようかな。 -
物語は静かに始まり、これは解決出来ないのではと思っていたが、警察の頑張りにより徐々に近づいていく。
そんなことまで警察がやっているとは思えず、実際にやっているなら警察は大変だなぁと感じた。
やはりシングルファザーは大変だと思います。
大友鉄は警視庁勤務のシングルファーザー。幼い息子を育てるため、捜査一課から刑事総務課へ異動して2年がたったある日、銀行員の子供の誘拐事件が発生。大友も、特捜本部に駆り出されることになった。犯人が要求する身代金1億円の受け渡し場所は、5万人がごった返す東京ドーム横の公園。犯人の特定は困難を極める。大友は久々の前線復帰に高揚しつつ、一方では事件の裏に“ある違和感”を抱いていた…。警察小説のヒットメーカーによる、異色の刑事登場の新シリーズ! -
鳴沢了シリーズを読み終わったので、有名なこのシリーズにも手を出してみた。
目新しさはないけど、子育て中というキャラがちょっと面白いかも。
まだまだ続くようなので、これからの展開に期待かな。 -
これは、火曜サスペンス劇場だ!
ラストシーンは
犯人が逮捕され、
犯人の家族が泣く。
マドンナ達のララバイが流れる。
ストーリーは
銀行員の息子が誘拐され、
身代金1億円が
勤務先の銀行から支払われ、
息子は無事戻ってくる。
警視庁刑事総務課の大友は妻を事故で亡くし息子と2人暮らし。
事件担当となり、同年代の息子を持つ親として被害者に寄り添いながら、事件の核心へと向かっていく。
大友の優しさや
周りの警視庁メンバーの憎めないキャラ、
予想外の犯人、
ノンストレスで楽しめた。
丁度2時間ドラマに
ピッタリな設定。
令和の時代に火曜サスペンスとか2時間ドラマとか「おい!昭和かよ!」
ってツッコミたくなるかもだけど、
あの完成度や見終わった後の
満足感たるや。
読後感がよくて、火曜サスペンス見終わった気持ち。さあ、風呂入って寝るか!みたいなね。 -
4.3
面白かった、続編も読みます。
今回、みデジタル図書館から初めて借りてみましたが、悪くないですね、Kindleやkoboのアプリよりは操作性悪いですが、慣れればさほど気になりません。 -
妻を亡くして育児と刑事の両立の為一線を退いた主人公が誘拐事件で再び現場に呼ばれて事件解決に奮闘する話。
普通に面白かったが事件にもう一捻り欲しかったかな。 -
面白かった。ドラマで小2の優斗役だった福くんが今年から高校生とか…全然関係ない所で感慨深くなってしまった。シリーズ楽しみ。
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堂場さんの本は前から読んでみたいと思っていたのですが、正直、どこから手を出せば良いのか悩んでいたところ。
たまたま、シリーズ第一弾を手に入れることができたので、【アナザーフェイス】で堂場舜一デビューです。
警察小説ですが、主人公の大友鉄は警察臭さが全くないのです。
それどころか、俳優かと見まがうばかりのルックスで…
妻を亡くし、一人息子を育てるために一課から退いていた大友鉄。
その大友が銀行員の息子が誘拐された事件にかかわることとなり…
期待通り、面白かったです。
シリーズものなので、続編が楽しみです。-
スポーツ小説もお勧めです。
但し、時間に余裕のある時に。
何しろ読み始めたら止まりません(笑)スポーツ小説もお勧めです。
但し、時間に余裕のある時に。
何しろ読み始めたら止まりません(笑)2015/01/14
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奥さんが亡くなり、奥さんのお母さんを苦手に感じつつも協力してもらい?つつも、子育を優先的に考え、刑事から身を引いて、経理課で働く元刑事課の主人公。
刑事の素質があるのに、経理課にいるのがもったいないと思ったのか?上司が誘拐事件の捜査に引っ張りこみます。
しかし、その誘拐事件もただの誘拐事件ではないようで……。 -
初めて著者の作品を読みました。
妻を事故で亡くし、小学2年生の一人息子を育てるために捜査一課を外れ、定時退社する日々を送る主人公・大友が、かつての上司の指示で誘拐事件の捜査応援に加わる。
銀行員の一人息子が誘拐され、身代金の1億円が奪われる。子供は無事に保護されるが、犯人を追ううちに、大友は事件の真相に気付くー。
序盤で、捜査二課の同僚から不正融資の話題が出ていたり、犯人を絞っていく方法がスマートでなかったり、一方で直感めいたものでスムーズすぎるくらいに展開があったりと、構成には満足できない点もありましたが、大友の家庭環境が活きた心理描写などは好きでした。
男性が好きそうなジャンルかと思いますが、もう何冊か読んでみたいです。
読み返すほどではなく、オススメもしませんが、読むな、とも言いません。 -
イケメン&シングルファザーの刑事が主人公のアナザーフェイスシリーズ第1作品目です。誘拐事件が発生し、段々解決に近づいていくというよくあるストーリーで、だいたいこんなス結末なんだろうなという予想はできます。でもそれがクライマックスでどう掛け合わさってくるのかが気になり、最後まで楽しく読めちゃう!グロいシーンや痛いシーンは出てこないので、刑事ものの小説の中では比較的読みやすいと思います。
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氏の作品は外しがない安心感があるが、このシリーズは初めて。連作の初回なので期待値が大きすぎたかも。読みやすくはあるけどあまり裏がなくさーっと流れた感じ。現金の受け渡しの場面や、銀行への入金など、実際にはこんな簡単にいかないだろ、と突っ込みたくなる場面が三件されたが、まあ気楽に読めるから良いかな。
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アナザーフェイス追いかけてみようと思い、まずは1から。刑事らしくないこともないやん。
これからどんどんハマらせてくれることに期待。 -
堂場瞬一新シリーズ。
いつもストイックな主人公が、今回は元舞台俳優で優男で、しかもシングルファーザー。今までとちょっと違ったテイストでなかなか面白い。
これからのシリーズも楽しみ。 -
誘拐事件
現実でも大いに世間を騒がす事件
“吉展ちゃん事件”をはじめ子どもの誘拐は多く、また、結末が不幸であることもよくある。
小説や映画、ドラマの題材として多くの物語が語られているが、犯罪の動機に金銭のほか性的嗜好があるのも世界中どこも同じ。
金銭目的の誘拐は物語の中でも語られている通り、犯人が逃げ切ることはまず無い。
まったく、愚かしくおぞましいこと。
物語は読み始めると弛むところなく展開し、気がつくとエンディングを迎えていた。
警察小説は“犯罪”という人の醜い面をえぐるが、この物語は登場人物に暗さがなく、ドラマとしてとても楽しめた。
著者プロフィール
堂場瞬一の作品
