敗者の嘘 アナザーフェイス2 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2011年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (448ページ) / ISBN・EAN: 9784167787028

みんなの感想まとめ

人間ドラマと子育てをテーマにしたこの作品は、シリーズ第二弾として大友刑事の新たな挑戦を描いています。元上司の命令で事件現場に駆り出される大友は、サラリーマンとしての苦悩と刑事としての責任を背負いながら...

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ第二弾。
    子育て刑事大友鉄が、またもや元上司福原の命令により、穏やかな日常から事件現場の最前線に駆り出され、苦悩する人間ドラマが描かれています。

    事件がどうのというより、刑事だってサラリーマンなんですよ、っていうことで、「アナザーフェイス」ってことなのかな。

    テツ、捜査に子育てに大変そうなんだけど、なーんかまだ余裕ありそうなんですよね。

  • 子育て中の大友刑事シリーズ2作目。
    鳴沢了シリーズよりも軽くて読みやすい感じ。
    随所で強調されているので、大友がどんだけ女性にモテるのか気になる。
    ちょっと展開に無理を感じて引いてしまった部分はあるけど、面白く読んだ。

  • いただき本

    イケメン子持ち刑事。若い弁護士がどうして放火犯だと名乗り出たのか。
    軽く読みやすい。

  • 1話が良くて楽しみにしていた本作!
    今作は、良くも悪くも子どもの登場しない大人な物語で、刑事:大友鉄が警察組織の闇に立ち向かう。彼の中にある、強い正義と信念を感じられる熱い展開にこちらも奮い立たされた。

    そんなことで、大友鉄も刑事の顔として登場が多くなりほとんど優斗くんの登場頻度が多くない。仕事と折り合いをつける際の葛藤を前作ほど感じられなかった。この辺りは自分とも重なる部分を感じていて、魅力的なところであったので次回作に期待したい。

    ところで、柴の血が上りやすく暴力的だったり、優や有香の女性たちが自己中心的で話が通じなかったり周りのキャラクターたちが好きになれない…。
    このあたり大友鉄の冷静かつロジカルに、そして心理的なツールも使って対処するのが対比的に際立ってかっこいいが、ちょっと周りの人たちは引くレベル笑

  • 再読
    イケメンシングルファザー刑事大友鉄シリーズ

    強盗殺人の容疑者が自殺
    容疑者死亡のまま書類送検する間際に
    女性弁護士が自分が真犯人だと自首してくる

    シロなのに自首した目的は何なのか
    そして当の本人が拉致され事件は思わぬ展開に

    強引な捜査と人間の汚さ、自分可愛さが事件を拗れさせた。
    今回も面白く一気読み
    大友鉄の仕事へのプライドと熱さが戻りつつあるし
    それよりも子供の成長の早さを感じられて面白い

  • イケメンで、子煩悩で、自分がモテる事に無頓着なシングルファーザー。そして誰にでも心を開かせてしまう能力を持っているという、チートな刑事大友鉄。
    しかし、妻が交通事故で無くなった事をきっかけに、総務課へ移動を願い出て育児に専念しようと心に決めます。しかしその能力を惜しむ上司から、度々事件捜査に駆り出されます。
    本作では放火殺人で自首した女性弁護士が軸ですが、謎的な部分よりも鉄の愉快な仲間たちである柴と敦美に2人とのやり取りがとてもよい。外様である鉄を他部署なのに手厚くサポートする姿にホッとします。
    子育ての事や、義母との気づまりな関係性、警察内部のゴタゴタ、そして事件の謎と命の危険など盛りだくさんで飽きさせないです。
    不思議と警察ドラマの緊張感があまりないし、ぐっとこみ上げるような熱さが無いのは、やはり主人公の鉄のチートっぷりによるところでしょうか。でもそこがいいんじゃない!(みうらじゅん風)

    読み終わった後大して何も残らないのでどうしても高得点を付けられないのですが、思いのほか楽しんで見てしまうドラマのように、この本も点数以上に楽しい本なので、もう何冊かシリーズを追って読みたいと思います。

  • 大友を理解してくれてる良き同期。待機期とはいえ勤務中にこんなに自由に動いて協力してくれるとは…お話しの中だから良しとしよう。か? 最後の え?やっぱり?って所は良かった。

  • 3.8

  • ’21年2月20日、読了。

    面白かった。主人公、そのチームメイト、女弁護士、みな、魅力的なキャラクターでした。
    ただ…結末は、僕にはちょっと悲しかったなあ。

  • 主人公の性格ってか態度が鼻についてきた笑

    面白いけど、ちょっと間を置くかな・・・

  • 育児しながら刑事に復帰しそうな大友。アナザーフェイスの第二弾、、、。

  • 強盗殺人の容疑者が自殺
    そんな時に自首をする者が現れる

    どんでん返しのどんでん返し
    人に話させる才能に長けた大友さんでさえ
    一転二転させられていて
    真相に近づいている気が最後の最後までせずもどかしく、謎解きは面白かった

    大友さんの同期2人が非公式に力を貸し
    解決へ突っ走る描写は、堂場先生の作品では珍しく思えた
    癖あり・我が道を行くタイプの主人公が多い中、周りに手を貸してもらい、気がついたらその手を引っ張って行くくらいになってる大友さんのシリーズがとても楽しい

  • 前作がまずまずだったので、第二弾のこちらと、第三弾をまとめて購入しました。

    うーん、イマイチです。
    主人公の大友の人物像の描写がしつこい上に、前作より善人になりすぎているというか、できすぎ感が強まっていて、鼻につきます。

    ストーリーは、資産家の老夫婦が自宅で殺害された上に火が放たれる、という残忍な事件が起きたところから始まります。
    容疑者はスポーツ店二代目の男性。
    有力な証拠が掴めず、取り調べ中に男性は自殺。
    ところが、ある女性弁護士が、「自分が犯人だ」と自首をしてきて…。

    話の展開も面白くなく、集中して読めませんでした。薄っぺらい仕上がり。
    三作目も読んでみますが、期待薄です。

  • 途中から何となく黒幕に警察関係者が絡んで居る雰囲気を漂わせながら一件落着と思いきやもう一つの真相が暴き出される。
    証拠の捏造はやってはいけないが、最終的にはどう落とし前がつけられるのだろうか。書かれてはいないが真相を知った大友が上司に報告したのか否か気になってしまった。
    捜査が好きなのに子育てにシフトしようとする不器用な大友がもどかしくもある。

  • 久々の元役者、天然たらしのバツイチ大友刑事のシリーズ。取調中に自殺した被疑者、その同級生の弁護士が事件の真犯人だと自白し、物語が始まる。
    導入の不可解な謎、道中のサスペンスな物語展開と、主人公の魅力的な所作、はぐれ刑事の仲間達のチームワークはとても面白い。
    が、プロットは予定調和的というか、コレしかないよなぁという展開。もう一転欲しかった。

  • 真犯人は?
    登場人物の運命は?
    次の展開は?
    ページを繰る緊張感が、ミステリーの醍醐味。
    この作品もその一つ。主人公の設定が、ユニークであり、続編が読みたくなる、シリーズ物。
    大友鉄の子供、優斗がどう成長していくか、楽しみであり、
    柴や、敦美との掛け合いも、魅力。

  • タイトル:アナザーフェイス 刑事総務課・大友鉄2
    制作年:2013年
    原作:堂場瞬一『敗者の嘘 アナザーフェイス2』
    監督:内片輝
    脚本:中園健司
    キャスト:仲村トオル、黒谷友香、宇崎竜童、ミムラ、木村祐一、真琴つばさ、鈴木福、吉行和子、益岡徹、森本レオ
    あらすじ:刑事総務課の大友鉄は、資産家夫婦殺害・放火事件の捜査に加わる。容疑者となった渋谷博己は取調べ中に自殺するが、幼なじみの女性弁護士が真犯人を名乗り出る。人生に敗れた者が抱える「敗者の嘘」の裏側に隠された真実を、大友は刑事として、そして父親としての葛藤を抱えながら追っていく。(104分)

  • イケメンは強い
    もっと強いのは「無意識過剰」のイケメン
    さらに役者経験から変装尾行はお手のもので、取り調べも知らないうちに大事なことを喋らせるなんて、ちょっと卑怯。
    シングルファーザーだってモテる武器になる。
    これでしつこい正義感があるから物語が成立する。
    そんな主人公刑事総務課の大友鉄が活躍するシリーズ第2作

    一匹狼に見えて、同じようなはぐれ者のバディ二人との絡み方が、とても良い。
    だから面白いと思う。

    イケメンでも面白いからしょうがない……

  • 大友鉄さんいい。高畑と柴も最高。
    柴は、いいよね。相棒の伊丹みたい。アツくてキレ早で情が深い。

  • 事実は小説より奇なりとは言い古された言葉だが、昨今は少々突飛な筋の小説なんて驚かない。実際には杜撰な捜査や、捏造、冤罪も多くあるから。主人公大友は外見がよく、人の心を掴むのも上手い。堂場さんの分身かと想像した。おもしろかったが、この女性弁護士の行動がまだちょっと理解できない。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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