ザ・万歩計 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1461
レビュー : 201
  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167788018

感想・レビュー・書評

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  • マキメさんの渡辺篤史に対する愛が重い(違)
    あっ、「たてもの探訪」への愛か?(それ違う)
    そしてGが大嫌いなマキメさん。
    「発想飛び」で先生に賞品を貰ったマキメさん。などなど…。
    どれもこれもクスクスと笑ったり、
    ぶっ。と吹き出したり、面白いエッセイ集だった、

  • こんなに行動力のある人だとは。
    作家さんの考えていることが少しでも覗けて面白かった。

  • 小説ほど面白くない、というのが第一印象。文章が上手いという作家ではないので、エッセイというより、日記の類、想い出話に付き合わされた気分。作者は、ごく普通の一般人、少し着眼点が面白く、ちょっと発想が豊かというのが判るが、それでよくあの奇想天外なストーリーを生み出せるな、ということの方が驚き。真面目で努力の人なんだろうなぁ。

    万城目学は、原作がTVドラマや映画化されブレイクする前から知って、「こりゃ面白い!」と青田買いした気分があったのだが(というほど早くはないけど)、発想、ストーリー展開が良かっただけで、特段、文章が上手いとか、気の利いた表現があったという印象は確かになかった。 

    いろんな媒体に発表した短文の寄せ集めのためトーンが異なりまとまりに欠けるのも良くなかった点か。きっと、ひとつのテーマ、あるいは方向性を絞るなど、なにか制限を加えたほうが、この作者はその中でなんとかしてやろうと知恵を絞って、虚実ないまぜの面白いエッセイを書くんじゃないかと思う。小説を書くきっかけとなった国語先生とのエピソード、猫の話など悪くないものもあったけど。

    一番笑えたのは、巻末に、“万歩計”というのは、山佐時計計器株式会社の登録商標で使用に関して許諾を得ているという編集サイドの一文だった。「おぉ、そうなんだ!」と(笑)

  • 万城目学さんのエッセイ。
    学生の頃の出来事だったり、作家になるまでだったり、海外をぶらついてた時の話だったり。

    流石、というか、やっぱりと言うか…
    面白いこと考えてるな〜と笑えました。

    「ねね」という飼ってた猫の話でちょっとぐっときたり、「チャララリラリ〜」と小声で歌いながらファイルを開ける同僚の話や、旅行記など色々なジャンルのお話で面白かったです!

    特に歌う人の話で、ある日突然曲が変わった時、突っ込んでその人が歌う事をやめてしまう事を恐れて、なぜ曲が変わったのか同じ係全体の議題にする流れがスバラシク面白かったです((´∀`))

    • 野田食堂さん
      この本でマキメ氏の本にはまりました。ホロリとするところもしっかりありつつ、面白いですよねー(^^)
      この本でマキメ氏の本にはまりました。ホロリとするところもしっかりありつつ、面白いですよねー(^^)
      2014/03/06
    • mgsaekiさん
      そうなんですね!
      私はホルモーでハマって、プリンセストヨトミで完全にやられました。
      これはエッセイが苦手だったし、表紙がエッシャーを真似...
      そうなんですね!
      私はホルモーでハマって、プリンセストヨトミで完全にやられました。
      これはエッセイが苦手だったし、表紙がエッシャーを真似てるのでちょっと不満があり(笑)、最近まで読んでいませんでしたが、面白かったので見直しましたw
      2014/03/06
  • エッセイって面白い。自伝じゃなくてエッセイが面白い。ひとりの誕生日の楽しみでした。悲しいかな、彼が置いて行った本だけど。

  • ひさびさに、本を読みながら声を出して笑いました。
    最後の、モンゴルの話も相当面白かったのだけど
    思い返すとGにまつわる話は飛び抜けて可笑しい。

    絶対に、公共の場で読まない方がいい一冊です。
    笑ってしまうので。

  • エッセイである。おもしろい。特に、昔勤めていた会社の上司がファイルをあけるときに歌を歌う話がお気に入り。

    • ドリーさん
      やはりまずこれでしたか(笑)。
      エッセイは面倒くさい気がして避けがちだけど、冒頭のさわりは良かったなあ~。
      やはりまずこれでしたか(笑)。
      エッセイは面倒くさい気がして避けがちだけど、冒頭のさわりは良かったなあ~。
      2013/02/07
  • 万城目氏の頭の中ってどんな風になってるんだろうなーと思ってこのエッセイを手に取ってみたら、予想を斜め上に行く不思議な方でした。
    気楽に読める短い小ネタ盛り沢山なエッセイという感じですが、万城目氏の作家に至る経緯や幼い頃の不思議な体験が書かれていたりと、ファンにとっては興味深いものも多いです。

    個人的には学生時代のモンゴル旅行記(と言うか何と言うか)が一番面白かったです。人の旅の記録とかを読むのが好きなので。
    ただの異国探訪にとどまらず、もれなく笑いの種が散りばめられているのがさすがと言うべきところです。きっと、軽妙な文体がそれを後押ししているんでしょうね。

    息抜きしたい時にぱらぱらと捲って読むのがぴったりな1冊だと思います。

  • 万城目学さんの本は3冊目。
    面白いと評判だったエッセイを読んでみました。
    個人的にはエッセイがあまり得意ではないのですが、これは面白かった!
    万城目さんの大阪人魂を感じたような…(笑)。

    私も大阪人なので当然、ふつうに大阪弁をしゃべる。
    でも、文字にするときは標準語になる。
    ときどき標準語だと思いこんでいたものが、大阪弁だったことに気づき、軽いショックを受けたこともあるけれど、それが小説を書く万城目さんも経験することだと知り、かなり嬉しくなった。
    で、その大阪弁。
    万城目さん曰く「大阪弁の文章はひらがなが多く読みにくい」。
    そう!その通りだと思うと同時に私だけじゃなかった~と、これまた嬉しくなった。
    最近読んだ、【戸村飯店青春100連発】の大阪弁が読みにくかったのだ。
    大阪人なのに、大阪を離れて5年しかたっていないのに、大阪力が落ちてきたのか…、と切なくなっていた私を万城目さんが勇気づけてくれた~!

  • マキメ氏の、とても楽しいエッセイ。

    実力人気作家は、エッセイもまた面白い。

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著者プロフィール

1976年大阪府生まれ。京都大卒。2006年ボイルドエッグズ新人賞を受賞した『鴨川ホルモー』でデビュー。『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』『とっぴんぱらりの風太郎』『悟浄出立』が直木賞候補になる。他の著書に『ホルモー六景』『偉大なる、しゅららぼん』など。

「2016年 『バベル九朔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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