廃墟に乞う (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1217
レビュー : 194
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167796037

感想・レビュー・書評

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  • 短編集あまり読まないけど。北海道で読むと情景が具体的にイメージできてよかった。

  • 怪我で休職中の仙道孝司刑事の奮闘。

  • 直木賞の前後に銀座『パリの朝市』で著者と遭遇したことがある。編集者がノート片手に雑談もメモをとっていて『直木賞って凄いんだなぁ』と感心した次第。でも確かに話している内容は思慮深く知性を感じるもので、食事中ずっと聞き入ってしまいましたね。

  • 犯人がどういう境遇で生きてきたのか。
    なぜその境地に至ったのか。

    廃墟に「乞う」
    =教えてもらう、という意味なのですね。

    実際の目で見た主人公もしかりだけれど
    私たち読者も、廃墟というキーワードから
    精気を亡くした街とそこに住む人々の苦しみが想像できる。

    短編の警官ものだったが、
    確かにこの表題の物語が一番印象深かった。
    2009年直木賞受賞作品。

  • ハードボイルドな会話、気に障る

  • 少しひねりが入った短編が6つ.どれも面白いが、「オージー好みの村」の聡美の秘めた恋が最後に反面するところが良い.最後の「復帰する朝」の中村由美子の立場もよく考えた構成だ.

  • 佐々木氏の北海道警ものにしては珍しく、組織的な腐敗に関する批判的内容がない素直な作品でした。
    過去の捜査ミスの影響による精神的外傷のために休職中の刑事が、身内が刑事事件に巻き込まれた知人から頼まれて非公式に捜査をサポートする内容の短編集。
    ニュートラルな視点で事件を検証する主人公の繊細な心情が上手く書かれているものの、直木賞受賞という事前の期待感からすれば少し物足りなかったかも。

  • ある事件でのことがきっかけで、休職中となっている刑事の連作短編小説。
    休職中にも関わらず、いろんな知り合いが事件の相談を持ちかけてくる。
    直木賞受賞作ということで期待したが、私的にはいまいちだったかな…

    2013.2.27

  • 全体にモノトーンな感じで地味なのですが
    なぜか好き。
    特別「面白い!」という感じではないのですが、
    味わい深かったです。

  • 直木賞受賞作ということで、期待して読んだ。短編ということでやはり物足りない気がした。また、どの話も悪くはないのだがこれで終わり?的な感じが否めない気がした。休職中の刑事が活躍するというのもちょっとイメージがつかみにくい。制服捜査のほうが面白かったと思う。

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著者プロフィール

一九五〇年三月、北海道生まれ。七九年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。九〇年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。二〇〇二年『武揚伝』で新田次郎文学賞を、一〇年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞する。他に『ベルリン飛行指令』『疾駆する夢』『昭南島に蘭ありや』『警官の血』『代官山コールドケース』『獅子の城塞』『犬の掟』など著書多数。

「2017年 『武揚伝 決定版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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