廃墟に乞う (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.24
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本棚登録 : 1215
レビュー : 194
  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167796037

感想・レビュー・書評

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  • イマイチな評価のレビューもあるけど、私は意外とこの作品を気に入ったかも。
    解決したのかしないのか、はっきりしない終わらせ方も、味わいあって良い気がする。

  • うぅむ、これが直木賞…。

    まあ、文芸の世界で普遍的な評価なんてあり得ないとは思うんだけど。

    これが直木賞…。

    つまらなくはない、最後の短編を除いては。この印象で、全体的につまらなかったような後味になってしまう。もうちょい、お姉さんは狡猾にしてほしかった。

  • 短編で淡々とストーリーが進んでいくので非常に読みやすかった。よくある短編同士が繋がっていることもないので変に気を使いながら読む必要もなく個人的には◎。佐々木譲ならではの警察の内部事情の描写もわかりやすく楽しめた。

    かなり早い段階で落ちがわかるので推理小説的な読み方をするよりも人間模様の描写に注目するとより楽しめるかもしれない。

  • 警察小説でも、休職中刑事のはなし。いくつかの話に分かれ、復職を目指す話。淡々と進むなかにも描写には重さがある。やっぱり派手じゃないけど確実に心にはいりこんでくるなぁ。

  • 直木賞受賞作。警官を描いては抜群の作を成す作家ですが、短編では才を発揮できないのかも。むしろエトロフとか北帰行等の冒険小説が面白い。

  •  同一の刑事が主人公の短編集。私にとっては初の佐々木作品(たぶん)。直木賞受賞とのことですが、正直、それほど入り込めなかった。短編ということもあるのかもしないけど、話が薄っぺらいような印象。主人公が心神喪失(だっけ?)になった理由も、最終話になってちょっと唐突な感じで出てくる。なぜ心神喪失という設定が必要だったかがわからず。軽い読み物としてはこんなもので十分なのかもしれないけど。

  • 北海道が舞台の連作短編集。面白かった。

  • 直木賞受賞作品。
    著者の十八番である北海道を舞台にした6話から成る連作短編小説。
    但し、主人公が同じなだけで物語は繋がっていない。

    とある事件によるPTSDによって休職中の刑事仙道。
    仙道の元に過去の事件関係者や、昔の仲間から依頼が舞い込む。
    刑事としてより探偵として各事件解決に当たるが・・・

    親子や兄弟の絆について考えさせられる作品であるが、
    残念ながらあまり印象に残らない作品だった。

  • 道警シリーズのスピンオフとでもいう感じか、短篇集で読みやすいのだけど、どうしてこれが直木賞なのか?というのは他の方も書いているのと同じ所感。この人の本だったらもっと面白いのがほかにいっぱいあるのに…短編だとどうしても伏線のはり方とかに限界があるので犯人や真相もすぐにわかってしまうしねぇ。でもまだまだ続けられる余地があるつくりにしているのは流石ですね。

  • 直木賞受賞作。
    うつで休職中の刑事が、事件を陰で解決してゆく。
    うつになった原因が、最終章まで語られないので、
    なんで、休職中なのに、事件に首をつっこんでいくのか、
    ??な感じだった。
    そして、最後まで読んだ今も、なんだか??

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著者プロフィール

一九五〇年三月、北海道生まれ。七九年「鉄騎兵、跳んだ」でオール讀物新人賞を受賞。九〇年『エトロフ発緊急電』で日本推理作家協会賞、山本周五郎賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。二〇〇二年『武揚伝』で新田次郎文学賞を、一〇年『廃墟に乞う』で直木賞を受賞する。他に『ベルリン飛行指令』『疾駆する夢』『昭南島に蘭ありや』『警官の血』『代官山コールドケース』『獅子の城塞』『犬の掟』など著書多数。

「2017年 『武揚伝 決定版(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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