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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784167801175
みんなの感想まとめ
多様な文化や歴史に根ざした言葉の旅を通じて、著者は日本の文学や美術の深い魅力を伝えています。紀行エッセイとして、細川護熙が訪れた日本各地や、永青文庫のコレクションに触れながら、古典との出会いを楽しむこ...
感想・レビュー・書評
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第79代(1993.8-1994.4)総理大臣・細川護熙。
この本は2011年出版。週刊文春で連載されていた紀行エッセイが本になったものです。
細川家の歴史資料・美術品を収蔵する「永青文庫」の紹介、訪れた日本各地と古典の引き合わせがよかったです。
永青文庫行かれる方は目を通すとコレクションをより楽しめるように思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
毀誉は憂喜をなすに足らず。貝原益軒
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政治家に、教養は必要だろうか。
飛鳥の時代から平成の時代まで、この本の中で取り上げられた人々の生きたところは、皆それぞれに違っている。
しかし、40を数える登場人物のうち、政治家として生きた人はほんの数えるほどで、残りのほとんどは、仏教の僧侶や、茶人、歌人、作家たちである。
細川護煕という人は、果たして政治家だったのだろうか。
目に見える形のないものに価値を見出し、社会に力強く何かを提示することは、おそらく、理性や知識の積み重ねだけでは不可能なことだろう。
あるいは、彼が、多くの文人たちに対する理解と共感を持ち得たからこそ、政治家であったと言えるのかもしれない。
著者が様々に思いを巡らせる、書や文章は、彼が一国の首相として志したものと、なし得なかったものとを、浮き彫りにしている。
もし、彼ら、彼女らに対して寄せられた言葉が、著者の真意に基づくものであるのなら、この人は、信頼するに足りる政治家であったことは間違いない。
「童謡にしろ、詩にしろ、白秋の作品からにじみ出る明暗の階調は柳川での若き日々に育まれたものに違いなく、彼の魔術的なことばの綾よりも、内に潜む哀傷をこそ自分は愛しているのではなかろうか」(P.193) -
これはAnetで紹介されていたので購入。370円で。
さらっと読める。どこかしらに引っかかる言葉を見つけられるだろう。書中の写真もまた美しい。 -
なかなかそれぞれのエピソードに含蓄があって、面白かったです。
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