がんと闘った科学者の記録 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2011年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784167801359

みんなの感想まとめ

科学者の闘病記録として、余命宣告を受けた後の冷静な観察と分析が描かれています。著者は、ニュートリノの質量観測に成功し、ノーベル賞候補とも言われる物理学者でありながら、病との闘いを通じて得た知見を綿密に...

感想・レビュー・書評

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  • あと数年生きていたらノーベル賞を受けていたはずの物理学者の闘病記録。小柴氏の一番弟子のようだ。小柴氏の作ったスーパーカミオカンデでニュートリノの質量を発見した。小柴氏より先にノーベル賞という話もあったようだがそれはないだろう。
    科学者として当然の何でもデータ記録し、グラフ化する。その徹底は素晴らしい。血液数値、マーカーの記録、薬摂取の記録までは私もやっている。腫瘍の数と大きさの記録、これはやっていない。写真をもらえるかどうか不明だが私も記録したい。
    ただそこから分かったことが以下だけというのは寂しい。
    ーマーカー値の増大と腫瘍サイズの増大に比例関係はない。従って抗がん剤の効果の判定にはマーカー値ではなく腫瘍サイズを使うべき。
    それにしても1ヶ月前までの元気さと唐突と思える死に驚く。本人は何を考えていたのか。私は直前まで記録を残してみたい。

  • 辛いはずなのに、まったくそれを感じさせない観察眼が冴える一冊。自分の専門以外についても綿密な観察と整理がなされているのがすごい。

  • The First Three‐Months(2007年8月4日~2007年10月31日)
    The Second Three‐Months(2007年11月3日~2008年2月8日)
    The Third Three‐Months(2008年2月9日~2008年4月29日)
    The Fourth Three‐Months(2008年5月3日~2008年7月2日)
    対談「がん宣告『余命十九カ月』の記録」(戸塚洋二;立花隆)

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  • 配架場所は、闘病記文庫 請求記号 916//がん//60

  • 癌体験談のデータベースに興味をもった。あと、医者は理系ではないのか~と思った。笑
    そして。ノーベル賞受賞されたであろう戸塚氏の存在を知ることができて良かったと思う。やっぱり日本は一番を目指さなくてはダメで。こういった科学者への研究開発費を国は疎かにしてはいけないなと。感じた。

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