あなたに、大切な香りの記憶はありますか? (文春文庫)

  • 文藝春秋
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レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167801564

感想・レビュー・書評

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  • 実力はぞろいでの、香りにまつわるアンソロジー。ぞっとするもの、ほっとするもの…これは面白かったです。

  • 『香り』がテーマのアンソロジー。
    コーヒー会社のウェブサイトで公開されていたものらしい。
    その手の作品集としては、なかなか良い方に入るのでは?
    内容がバラエティーに富んでいるのが良い。

    『夢の香り』石田衣良
    ★★★
    読みやすいけど、はじめからオチが見える。

    『父とガムと彼女』角田光代
    ★★★★
    やっぱり角田さんは何でもうまくこなす。
    ちょっと昔の映画を見てるようだった。

    『いちば童子』朱川湊人
    ★★★★
    恋愛じゃないのがいい

    『アンタさん』阿川佐和子
    ★★★★
    テンポ良く、面白い。やはり上手い。

    『ロックとブルースに還る夜』熊谷達也
    ★★★★
    初めて読む作家。
    なかなか良い感じだ。
    他の作品も読もうかな。

    『スワン・レイク』小池真理子
    ★★
    だから何?という感じ、スミマセン。
    もっと面白い作品を書く人なのに、香りもこじつけっぽい印象しかなかった。

    『コーヒーもう一杯』重松清
    ★★★★
    読んだことがあるかも…と思ったら「季節風 冬」という短編集に載っていました。
    甘酸っぱい青春。会話の一つ一つがいい。
    コーヒー会社のウェブサイトに、王道でコーヒーの香り

    『何も起きなかった』髙樹のぶ子
    ★★★★半
    ベテランの味。
    これはすごい往復書簡(メール)
    女同士の腹の探り合い、怖いなあ~

  • 図書館で予約して借り、読み終えました。
    においというものは不思議なものあり、思い出のものあり、
    恋に役立つものでもあり…。
    この本をネットで見て読んでみてよかったです。
    この世にはいい意味でのにおい、悪い意味でのにおいが
    あります。それがこの一冊でわかるような気がしました。
    特によかったのが石田衣良さん、熊谷達也さん、重松清さん、阿川佐和子さんです。
    この本を買おうかどうしようかはもう少し先になりますが…。

  • もちろん、あります!

  • 香り,って五感の中でもちょっと特別な存在な気がする.はかなくて,でも時にすごく深い記憶を呼び覚ましたり.
    この本に収録されている中だと,「夢の香り」が好きかな.

  • 香りって一番記憶に残りやすいんだって聞いたことがある気がする。
    この短編集の石田さんの作品はすごい共感を覚えた。

  • 記憶は、香りが鍵となってよみがえってくるもの。それぞれの作品のでき、絶妙である。

  • アンソロジーを読むと必ずと言って良いほど1つくらいはイマイチな話が入っていた。でもこのアンソロジーはどれも結構楽しく読めた。特に最後の話にはやられた。それまでの作品は香りに対して安心して読めるというか、納得できるという感じだったが、最後の話はぞっとする怖さというか・・・香りって怖いなぁ。他の作家さんとは違う方向の作品を書いた高樹のぶ子さんにびっくり。初読の作家さんだったので機会があれば他の作品を読んでみたいと思う。

著者プロフィール

阿川佐和子

1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部西洋史学科卒。エッセイスト、作家。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で第15回講談社エッセイ賞、2000年、『ウメ子』で第15回坪田譲治文学賞、08年、『婚約のあとで』で島清恋愛文学賞を受賞。12年、『聞く力――心をひらく35のヒント』が年間ベストセラー第1位、ミリオンセラーとなった。14年、第62回菊池寛賞を受賞。

「2019年 『いい女、ふだんブッ散らかしており』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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