忙しい日でも、おなかは空く。 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.90
  • (29)
  • (36)
  • (37)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 454
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167801694

作品紹介・あらすじ

ひとつぶでほっかほかになる梅干し番茶、滋味深さを生かしたごまごはん、季節はずれのトマトは焼いてスパゲッティに…愛しいひと皿と、そしてささやかだけれど気に入りの道具があるだけで、人は新しい元気が湧いたり、気が晴れたりもする。シンプルなレシピとともに綴られた、49の幸福なエッセイ集。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • お腹が空いたー。
    帰宅の電車で読むのはツライ。
    次から次へと紹介される日々の一コマと料理。
    塩トマトは10分待って。
    梅干と昆布の炊き込みごはん。
    具沢山のお味噌汁。
    ほっと一息つけるような料理から、エッ?と思う料理まで。
    豆腐のあさり蒸し。
    唐辛子砂糖のパイナップル。
    文章を読みつつ、ページのむこうにあるレシピや写真にドキドキする。

    お味噌汁の具は3種類以上っていいな。
    ちぎりカマボコもやってみたい。

  • 食卓にまつわるエッセイ集。

    シンプルにいいものだけをたしなむ余裕・・
    読むだけでほっと落ち着ける文章です。

    こんなふうに生きられたらいいのに、とおもう。

    よしもとばななさんの解説も余韻を愉しむのにぴったり。

    ・梅干しごはん
    ・焼きトマトのスパゲッティ

  • 平松さんのエッセイと出会えて本当によかったです。
    気張らず飾らず格好つけず、ひたすらシンプルに美味しいものを食べて生きる。いや、そのさまがものすごく格好いいんですけどもね。

    読んだのは文庫だけど、オールカラーで欲しくなったので単行本で買おうか迷い中。あー数々のレシピたちの本当においしそうなこと!!

  • ここまで、「食べ物」と「生活」に敬意を払う人を、私は初めて見ました。

    いろんな「たべもの」にまつわる本とか映画を見てきました。
    どうしても、みんな「食材や生活を通じた、自分の哲学」が中心となってきます。それもいい。でも、ときたま息苦しい。

    平松さんの文は、明らかに平松さんの考えたものだ。でも、なぜだろう。
    ここにでてくる、食べ物とモノ。いずれも平松さんのアタマというフィルターを介しているはずなのに、ちっともそれが感じられない。食べ物やモノが、それ自体として、すっと頭に飛び込んでくる。

    すごく、すっきりと爽やかで、心が軽くなるような。
    いい本に、巡り会いました。

  • ああ、すてき!電車の傾きそのままに倒れてしまうかと思った こんなやわらかな生活ができたらなぁ……

  • また好きな作家さんが増えてしまった……

    すごく良い。
    言葉の感触がすき。

    ガラスのコップを器に使うの、やってみよう。
    キムチのお味噌汁も美味しそう。

  • かかっていた帯通り、大切な人に送りたい素敵なレシピ本。

    特別な道具や器・食材を使うことだけが、極上のメニューになる訳じゃない。
    素材の味そのままで十分。

    そんな出来事が1日3回もあったら最高に人生は満ち足りた日々になります。
    そんなことを思い出させてくれる。

  • 食に関する本を初めて読んだ気がする。
    こだわりを持って生活するってすごく憧れる。それが食べるものでなくても、食器や器具も食の一部だと感じた。

  • 心がじんわりと暖かくなって、美味しいものを味わって食べたくなる本。料理もしたくなる。
    図書館本だったが、購入を決意。

  • 一人暮らしを始める友人にプレゼント。

全43件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

平松洋子(ひらまつ・ようこ)
エッセイスト。東京女子大学文理学部社会学科卒業。食文化や文芸を中心に執筆活動を行う。『買えない味』で第16回Bunkamuraドゥマゴ文学賞、『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞を受賞。著書に『夜中にジャムを煮る』『焼き餃子と名画座』『味なメニュー』『食べる私』『あじフライを有楽町で』『日本のすごい味』など多数。書評、文庫解説なども多く手がけ、本に関する著作としては『本の花』『洋子さんの本棚』(小川洋子氏との共著)などがある。


「2019年 『忘れない味 「食べる」をめぐる27篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

忙しい日でも、おなかは空く。 (文春文庫)のその他の作品

平松洋子の作品

忙しい日でも、おなかは空く。 (文春文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする