本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167801915
みんなの感想まとめ
人間関係の複雑さや現代の男女の姿を描いた短編集で、登場する男たちはどこかぬるく、女たちは浮いた存在として描かれています。作品を通じて、互いにしょーもないと思いつつも、自己を省みる視点が生まれ、読者は共...
感想・レビュー・書評
-
めんどくさい男とだるい女って感じの内容
互いにしょーーーーーもないと思う反面、
草食男子のくだりがほぼ自分だったのも笑えるよ
これを見て「女って…」とか「男って…」とか一方的な視点でしか見れないクズがまさにこの本に出てくる人間って感じでとてもおもろい。
自らの性別に絶対的自信ありというか、
私はこう言う生き方なんでとか言いながら、他を見下してないと自我を保てない。
ということにすら気づけてない。
そんな人間が大好きなんです
結局のところは同じ穴のムジナというか、
自分もそうなんだろうなって思ったりもするわけで
同族嫌悪?
めんどくさい人間だなぁ自分
好みは「長い目で見て」「滅亡に向かって」
短いのもあり1日で完走詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
バリエーションがあって良かったけれど、どの話にものめり込めず。
読んでてこの作者は明るい人なんだろうなぁと何故か思った。
長編読んでみたい。 -
ぬるい。読んでいるとぬるくてダメな人間が自分だけではないと思えてくる謎の安心感。
-
ぬるい男と浮いてる女の短編集
出てくる男はみんなホントにぬるい
女は浮いてる
そこらにありそうな話
彼女がいなくても平気という今どきの草食男子に、「信じられんな…女の子をゲットするために、全財産はたいたもんだぜ…あのエネルギーが懐かしい…」と言うバブル組の上司の言葉わかる〜 -
「みんなは気づかないけど、自分は他人と違う特別なんだ」と思う一方で「あの人変わってる…」と冷たい視線を送っている、自分も含めて人間は面倒くさいものだなぁと。普通の生活の内側にあるモヤモヤを描く平さん、さすがです。
-
個性的な男女6人を描いた短編集。
落語のお話が面白かったので、それ以来の平さん2冊目。
こんな人いる〜?‼︎って思う突飛なお話あり、こんな人いるいるって思うお話あり。
中でも表題にもなっている「浮いてる女」が面白かったかな。死装束がロマンチックチュチュってどうなのよ。
虚飾の世界って時には必要なのかなぁ。 -
短編集。
この人の本の中では、そこまでおもしろいなと思えるものではなかったかな。
でも最初の「長い目で見て」は、女性の視点に共感できた。
どうしようもない放蕩甥っこに対して、医者一家の旦那とそこに嫁入りした女医の目線。
唯一価値観が共有できるのは、医者一家にして唯一の医者である義理の祖父。
旦那は医者になれず、経営畑を進んでるんですねー。
でもかわいい子(顔って意味でなく、血縁)には弱いってのは仕方ないのね。だまされて結局お店も閉店することになったけど、それでも根っこには可愛い気持ちがある。でもそこがクールなのが祖父と嫁入りした主人公。そのクールな目線が突き放された語調を含めて好感がもてた。旦那との契約結婚のような状態で、でも自分で十分やっていけるだけの財産もある中で、敢えて選んでいるこの道。やっぱり旦那への愛情はあるんだよね。
他の短編もそれなりにって感じ。 -
こんな奴いるいると思ってしまう日常のゴタゴタ人物エピソード集のような。
けど、何処か親近感を持てたりする。
なんだかちょっと楽になった本でした。 -
平安寿子さん独特のドライな人々が登場。ドライなんだけど小気味よくて、自分の中のドライな部分が浮き出て、思わずすっきりする不思議なワールド。
こういう人いるよね、という人がとてもよく描写されてます。 -
今まで読んできた感じとはなんとなく違う。毒っ気はそのままだけど。
他人がより他人に感じられる本。 -
-
初めて読む作家さん。
自分の周りに居そうなちょっとヘンな人たちを描いた短編集。
ヘンとは言え大きく世間から逸脱しているような人間ではなく、
「絶対居るよねこんな人」的なゆるーい感じ。
解説文に『現代の希少生物ともいえる人々の、生態観察的短編集』
と書いてあったが、なるほど、その通り! -
タイトルよりブラックな人たちのお話。
-
2012 9/1
-
この皮肉がたっぷり効いた、それでいてなんとも可笑しみのある目線がたまらなく好き。あのひとちょっと変わってるよね、とか言われがちな浮いちゃう人々への、いっそ愛情すら感じる。それはこの本に限らず。
わたしにとって平安寿子氏は全部読む方向の方なのですが、この本は特に「わたしの好きな平安寿子」でした。 -
偏りかたが、なんとも納得。こんな人達いそう。
#bookoff -
ユニークな男女の仲、ありそうでなさそうな不思議な人間模様、そんな話を書かせたら抜群の観察力を発揮する著者による短編集。本作でも一見特異な登場人物ばかりだが、「もしかしたらあるかも」と、思わせてしまうところがうまい。そこには鼻白むようなハッピーエンディングもなく、その中途半端な現実感につい笑みが浮かんでしまう。
-
人の望む自分には、なれない。大きく頷いたわたしも、変人、浮いてる女か。まさか。
-
自分自身の価値観に従って生きる、少し変わっているもののごく普通の人々の日常を描いた短編集。
起承転結に切り分ければどうでもいい話ながらも、文章が巧みだったりねばっこかったりと、異様に濃い魅力的な話はあるけど、これは本当にどうでもいいだけだった。
それにどの話も登場人物がいけ好かない感じで惹かれず。
文体も地の文で妙に砕けた口語やテンションのおかしい表現があり、違和感。
60歳近い作家さんのようだがギャップが心地よくない。
構成が分かりにくいのもあるのか…。
とにかくまどろっこしくて冗長。
人の葬式で「生きてる」ことを実感する『ブルーブラックな彼女』とか、『浮いてる女』の死に装束にチュチュを選ぶ還暦を越えた独身の主人公とか、面白い要素はあるのに残念な感じ。
なんだかいまいち。
この本が好きな人におすすめの本
平安寿子の作品
本棚登録 :
感想 :
