樽屋三四郎言上帳 片棒 (文春文庫 い 79-7 樽屋三四郎言上帳)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167807078

作品紹介・あらすじ

富籤で千両を当てた興奮で心臓が止まった金物屋。死体を運ぶことになった駕篭かきの二人組は、換金前の当たり籤をめぐる事件に巻き込まれ-金のため人を殺める町人、不正を働く公儀役人たち。幕府の財政再建のため増税を課そうとする大岡越前に意見する三四郎は町年寄として真の大物になれるのか。正念場のシリーズ第7弾。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ7作目

    「金の杯」
    出奔した息子が父親の葬式に…
    親子関係が修復されるだけでなく、幕府財政再建のことまで…
    泣けたし

    駕籠かきの二人がいいコンビで◎

  • 大岡越前が武士の立場を振り回し
    三四郎と段々不仲になりますなぁ

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著者プロフィール

一九五七年愛媛県生まれ。主なシリーズに「船手奉行うたかた日記」(幻冬舎時代小説文庫)、「くらがり同心裁許帳」(光文社文庫)、「暴れ旗本天下御免」(徳間文庫)、「梟与力吟味帳」(講談社文庫)、「樽屋三四郎言上帳」(文春文庫)、「神楽坂咲花堂」(祥伝社文庫)、「ご隠居は福の神」(二見時代小説文庫)、「桃太郎姫」(実業之日本社文庫)など多数。

「2023年 『番所医はちきん先生 休診録五 悪い奴ら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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