ふたり静 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167810016

感想・レビュー・書評

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  • 主人公は絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・長谷清七郎。

    切り絵図というのがこのシリーズの切り口で、まだまだ題材はあるんだなぁ、と感心。

    作者の藤原さんはもともと脚本家だそうで、この本もなるほどの運びです。

    清七郎はじめ周囲の人物のことがある程度わかり、これからシリーズが始まっていく、という感じです。

    解説の縄田一男氏によれば、佐伯泰英、鳥羽亮、鈴木英治、そしてこの藤原 緋沙子氏が文庫書き下ろし時代小説の四天王と思っているのだとか。

    なんと誰も読んだことがない。

    とりあえずこのシリーズは読んでみよう。(ってまだこの一冊だけなんだけど)

  • プロローグとして上手くまとめられていると思いました。第二巻も楽しみです。

  • (2019-07-20L)

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできぬ性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけられる…。清新な時代小説書き下ろし新シリーズ。

    平成30年6月4日~6日

  • 長七郎江戸日記も良かったが、今回の切り絵図屋清七も、面白い。

    橋回り同心の平七郎控えも、好きであった。

    人生谷あり苦ありで、平々凡々とは、生涯を過ごせないように、小説でも、苦労しながら、育った清七郎が、武士を捨て、絵草子本屋の紀の字屋の清七となる。

    3話からなるが、、切り絵図の製作にかかわっていく清七の姿と、心根は優しいのだが、羽目を外した与一郎と、巾着切りだった小平治の3人が醸し出していく これからの仕事ぶりが、楽しみである。

    先日 飯田橋や神田ヘ行って来たばかりであるが、やはり、江戸時代の古地図を見て、散策したいものだと、思った。

    そうそう、未届け人秋月伊織事件帖も好きな作品である。

  • 2016.06.25.読了

    新しい時代小説を探していて、
    今度は藤原緋沙子さんの作品を
    読んでみようかな
    と思いました。
    初藤原緋沙子です。

    切り絵図屋清七シリーズ
    第1弾

    どうやって清七が
    切り絵屋になっていくか、
    これから一緒に物語を作っていく
    周りの人たちも生き生きと描かれていて、
    とてもよい本を手に取ったと、
    うれしくおもっているところです。

  • 106

  • 第一弾
    絵双紙本屋紀の字屋を引き継ぐことになった元武士の精七郎・精七と
    過去に問題のある仲間たちの出発の物語
    中心になろう小平次、与一郎の過去を題材にした短編二編と自分の幼い日を重ね合わせた忠吉の話で構成
    紀の字屋の主藤兵衛とその世話をする不思議な女おゆり等
    登場人物には事欠かない

  • 切り絵図屋清七1
    清七郎の身の上が泣ける。よくある話だけれど。清七郎、若いのにその落ち着きっぷりはどこから?まるで中年だけど(笑) 事件らしい事件もなく、剣の話もなくおだやかな話。一休みにいい感じ。

  • 発生する事件を解決していく、おなじみの形式の連作短編だが、主要人物の新事業を根底に敷いており、事件のみならずそちらの行方も気になる。
    主要人物の性格設定もよい。

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著者プロフィール

高知県生れ。立命館大学文学部卒。人気テレビ時代劇シリーズの脚本家を務めたのち、2002年、『雁の宿』で小説家デビュー。文庫書き下ろし時代小説のブームをけん引し、13年『隅田川御用帳』シリーズで、第2回歴史時代作家クラブシリーズ賞を受賞。代表的なシリーズに、『藍染袴お匙帖』、『橋廻り同心・平七郎控』、『見届け人秋月伊織事件帖』、『浄瑠璃長屋春秋記』、『渡り用人片桐弦一郎控』、『人情江戸彩時記』等がある。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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