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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167812102
作品紹介・あらすじ
最先端の数学者が、わかりやすく解説する
地震、津波、小惑星衝突……。予測はどこまで可能か? カオス理論の専門家である著者が豊富な具体的ケースをもとに解き明かす!
みんなの感想まとめ
自然災害や金融危機など、さまざまなリスクに対する科学の予測能力について深く掘り下げた内容が魅力です。著者はカオス理論を基に、地震や津波、気候変動、小惑星の衝突など、具体的な事例を通じて、科学がどの程度...
感想・レビュー・書評
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251円購入2013-09-17
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数学者による未来予測は現時点でどの程度出来るのか? ということ。
津波、地震、火山、ハリケーン、気候変動、小惑星の衝突、金融危機、パンデミック、などの章立てでの解説。
簡単な数学の歴史はあるものの難し過ぎる話はないので面白く読める。
色々あるんだけどカオス理論のせいで、気候とか短期間は割りと正確だけど(ハリケーンとか)、天気予報の長期的なものはものすごく難しいとか、自然災害においては来ることを考えて準備しておくことと、避難する事が1番良いと言う事。
天体計算に関して、数億年未満の近い将来なら、とかさらっと書かれていて近い? とか思ってしまったり。
パンデミックを防ぐ為の一番良い方法は家を出ないこと。
金融危機は、難しいから手を出さない方がいい、もしくはその会社を応援したい程度で。 -
特に目新しいテーマはなかったが、
ところどころにあまり知られていない情報があって飽きることなく最後まで読めた。
災害に対して科学は、
何が起きているのか、
どのようにして起きているのか、
なぜ起きるのか、
それが起きる予測や予知は可能か、
という流れがあることがよくわかった。 -
津波、地震、火山、ハリケーン、気候変動、小惑星の衝突、金融危機、パンデミックについて、現代科学がどれだけ予測可能になったかを語った書。
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•何かを予測するためには、それがなぜ生まれどう発達するのか、またそのプロセスはどのような法則に支配されているのかを知らなければならない。
•地震学者は「予知」と「予測」を明確に区別して使う。予知とは短期的なもので、信頼度が高い。予測は長期にわたるもので、信頼度は低い。
•これまで掘削された最も深い調査孔でさえ、24年かかって1万2000キロにしか達していない。
•現在では、天気予報ではせきぜい二週間先までが限界とされている。
•地球に最も接近した小惑星1996JA1は、1996年5月19日に地球から45万キロを通過した。これは月と地球の距離をやや上回る程度の距離。
•天体の衝突から地球を守る手段
•科学も数学も日々進歩している。
地震・火山・小惑星の衝突の章が面白かった。 -
【読了レビュー】津波・地震・火山・ハリケーン・気候変動・小惑星の衝突・金融危機・パンデミック。
それぞれ、人類が大きな被害を受ける現象に対して、現在どこまでの予測が可能となっているか、予測技術の発展の歴史を含めて述べられている。
面白かったのは、明らかに人為的な現象である金融危機までが大災害として扱われていること。
確かに、世界恐慌を発端に各国が戦争へ突入していった歴史を鑑みると、失われた人命の規模としては大災害をも上回る現象であったと評価されるべきかもしれない。
資本主義というシステムが孕んできた危険因子は、現代の計算機性能と整備されたネットワーク環境によって、これまでになく高まっている状態だということが再認識できた。 -
特に後半はカオス理論があらゆる場面で出てきて、結局同じ流れで進んでいく。にもかかわらず、カオス理論についての記述が浅いように感じる。
科学の各分野での発展の歴史は長くて、あまり興味を引かれなかった。 -
一般向けではあるが、どのような数理モデルを構築したかが気になるので、数式ゼロじゃない方が良かったと思う内容。
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本書は2010年に単行本として出版され既読本(個人ランキング第14位)なのだが、文庫化に際して2010年版では削除されていた「地震、津波」の章が復活しているとの宣伝文句に惹かれ、当初は買う予定はしてなかったが改めて購入し再読。
しかし、である。単行本出版時になぜにして地震大国であり今や国際的な用語となった津波の発明国でもある日本でこれらの章が割愛されたのかは理解に苦しむところである。ひょっとして東海大地震対策の前提になっている「地震は予測可能」という政府の公式見解に配慮したのかという疑問すら湧いてくる。もっとも東北大震災の後にはそれを予測できなかった反省からか地震学会ですら予測は不可能と正直に述べていることを受けて、ようやく本書の文庫化に伴い地震の項を入れたのではと勘ぐりたくもなる。
でも意外と本当のところは単純に書籍化に際してのページ数と価格の折り合いの問題だったのかもしれないが、それにしてもこれらの章の削除を決めた編集者はあの大震災の後で悔やんだことであろう。
本書はその地震や津波のほかにカオス理論など最新の予測モデルをベースにどこまで大規模災害を予測できるのかということで本書の分析の対象になっているのが、自然災害、気候変化、小惑星の衝突、金融危機、パンデミック等である。何れも出来そうで出来ない予測の限界の理由等について懇切丁寧に説明されている。ある意味では謙虚な科学書である。
この中でちょっとばかり日本では余り話題に成っていない目新しいのが小惑星の衝突である。宇宙本「宇宙から恐怖がやってくる! 地球滅亡9つのシナリオ」にも取り上げられている恐竜時代に終わりを告げたと言われる小惑星衝突だが(参考までに同書ではその発生確率はアメリカ人がテロで死ぬ確率よりも高い!という計算結果が示されていた)、本書によると意外や意外にその軌道計算は複雑怪奇で小惑星が地球に接近する可能性については実は正確にはわからないのだそうだ。
まあいずれにせよ科学には限界が有るということで、大声でまことしやかに災難(危機)が来るというヒトには注意しろと「専門家の予測はサルにも劣る」でも言っていたな。 -
地震、雷、火事なんとか、とはよく言ったものである。
これらの自然現象は、予知が難しく、大規模災害となると多くの人間が亡くなる可能性がある。
したがって、事前に正確に大きさと進路を予測することが極めて重要である。
本書は地震、火山、ハリケーン、気候変動、小惑星の衝突を例にどの程度、予知ができるのかを最新の科学的知見を交えて説明している。
が、本書に数式が入っていないせいかやや抽象的な議論に終始しがちであった。
せめてハリケーンや気候変動にはNavier Stokes方程式くらいで説明してほしいものです。
また、予知というよりも発生した場合の規模について詳細に議論しており、なんか本質を失っているという印象を受けた。
例えば、小惑星の衝突については、予知というどの程度の惑星がいつ地球に接近して、もしこれが衝突した場合は・・・、ちなみにこれは6500万年前に衝突した小惑星と比較しえて・・・のように。予知はどこいった??
ただし、トピックは非常に面白いし、3月11日の地震で専門家が言っていた断層の連動は想定外とか、どの程度に自然現象が把握できているのかということを考えさせる一冊である。
村井章子の作品
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