ロードサイド・クロス 下 (文春文庫 テ 11-26)

  • 文藝春秋
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167812317

感想・レビュー・書評

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  • キャサリン・ダンスシリーズ第2弾。
    犯人を当てたいあまりに新しい登場人物みんな怪しく思えてきた(笑)けどそれでも当たらなくてビックリするのがディーヴァー!前作のモヤモヤもスッキリしたし、あーもう!ディーヴァー大好きだ!!

  • 仮想世界と現実世界が混乱すると怖い
    めっちゃドキドキした
    そして気持ちよくやられました
    ジェフリー・ディーバーすごいな

  • (上巻より)

    リンカーン・ライムシリーズより短いせいか、
    ストーリー展開のひねりはもうちょっとな気がする。
    前回の事件との関係が、個人的好みより濃すぎるのかもしれないが。
    キャサリン本人の恋愛模様は意外な方向に展開したけど、
    どうなるのやら。

    殺人で逮捕されたキャサリンの母親が、
    キャサリンが母親の自分を疑ったのには腹が立ったけど、
    自分自身の頭で考えている証拠だと喜べたと言う場面は感動した。

  • 同じ警察シリーズなので、どうしてもライムシリーズと比べてしまう。そうなるとあらゆる点でライムシリーズに劣っている。
    このシリーズは微細証拠物が出てくるが、そこから犯人の痕跡に役立つことはほぼ見つからない。微細証拠物すらないときもあり、ロカールの法則はどうなったんやと
    つい考えてしまう。

  • ブログについての社会的描写はいい。ストーリー展開は強引な印象。伏線回収は評価できるが、さすがに強引すぎないか?

  • キャサリン•ダンスを主役にした2作目。シリーズ前作は「スリーピングドール」、本作、そして「シャドウストーカー」と続く。リンカーン・ライムシリーズ作品「ウォッチメイカー」の出来が良過ぎたせいか、スピンオフ作品がいまいちなのが残念。理由は、おそらく面白さが分散希釈されるせいだと思う。分冊することで、彼の稼ぎは増えるかもしれませんが、その結果コアなファンの興味は離れて行くことに。本作は上下巻ですが、上巻のモタ付きはページ数を稼ぐのが目的ではと思わせるほどで、下巻のどんでん返しも無理矢理感が半端ない。
    個人的には、当分ジェフリー・ディーヴァーはいいかなという気持ちになりました。

  • このミス海外編2011年版9位。キャサリン・ダンスシリーズ2作目。ネットいじめがテーマで昨年あたり日本でも問題になってるけど、10年以上前にしっかり取り上げてるのが凄い。同時期にでたリンカーン・ライムシリーズのソウル・コレクターもサイバー空間の個人情報漏洩がテーマだったしこの時期しっかり取材していた模様。
    このミス海外編は1位の小説のみ読破してるんだけど、この作者は好みなのでトップ10にランクインしてるのは全て読んでる。んが、さすがに飽きてきたかも。
    この人の小説は緻密な論理展開が売りなので結構読みにくいのですよ。特に前半。最近はリンカーン・ライムシリーズの板書の部分は読み飛ばしてしまってるし。キャサリン・ダンスはそこまで理屈っぽくないかなとも思いますが。この本の何がダメかというと、どうも登場人物があまり魅力的ではないのですよ。今回は2人の男性から好意を寄せられてて、そのあたりの恋話も売りの一つと思うのですが、登場人物がいまいちくっきりとイメージできなくってあんま感情移入できない。ミステリー部分については、今回は本筋の十字架による予告殺人と前作からつづく病院での安楽死疑惑の2つの事件が進みます。たしかにどちらも、どんでん返しがあるんですがそれを盛り込むためにとても不自然になっちゃう気がします。この人の小説でたまに犯人が複数いてるってのがあるんですが、それ自体禁じ手っぽいのですよ。そら、びっくりするけど。今回のはその2人が無関係っぽくって、もう意味わからんです。読者をあっと驚かせれば他はいらない的な。最初に死んだ犯人が、いろいろ殺人事件起こしてそれを他の人のせいにするため偽装してるんだけど、チルトン殺したあと自分が捕まらないためにそんなことする意味がまったくわからん。それとは、全く関係なくチルトンが昔の友達を殺そうとしてるって設定ありえないじゃん。それをダンスが推理して未然に防ぐって、もうとてもついていけません。もう好きにしてって感じになってしまいました。

  • 前作でモヤモヤしてた件
    片付きます。

  • 2016/12/25購入
    2017/1/1読了

  • 本作は、関係者の聴取から“嘘”を巧みに見抜いてしまうキャサリン・ダンスの活躍という物語ではあるのだが、物語になっている“事件”は、複雑な現代の状況、「情報と人間」とでもいうようなテーマを打ち出しているようで、なかなかに興味深い…

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著者プロフィール

1950年、シカゴ生まれ。ミズーリ大学でジャーナリズムを専攻。雑誌記者、弁護士を経て40歳でフルタイムの小説家となる。科学捜査の天才リンカーン・ライムのシリーズ(『ボーン・コレクター』他)や“人間嘘発見器”キャサリン・ダンスのシリーズ(『スリーピング・ドール』他)は全世界でベストセラーになっている。ノンシリーズ長編小説、短編小説など人気作品も多数刊行
『ブラック・スクリーム 下 文春文庫』より

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