池上彰の新聞勉強術 (文春文庫 い 81-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167826017

感想・レビュー・書評

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  • いやすばらしい。もっともっと新聞を読みたくなる。

  • 「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」が好きで著者のようにできる人の新聞の読み方が知りたくて買って読んだ。ニュースはネットがメインで新聞は時間がある時にざっと目を通す程度なので新聞の読み方を改めて勉強するためにも読んだ。よく仕事や勉強をする時に新聞を毎日読めとか新聞を読み比べろと言われるが、私は普段新聞をあまり読む習慣がないのでこういうことを言われても具体的にどう読み、どう新聞を読み比べればいいのかわからなかったのでうまく実行できなかったが、この本を読んでそれらを実行するうえで参考になって良かった。新聞ができるまでや新聞社の内側について書かれていて面白かった。この本を読むと新聞を読んでスクラップを作りたくなった。スクラップの作り方も読んでいて参考になった。新聞の読み方がわからない人や新聞を毎日読もうとしているが長続きしない人は読むと参考になると思う。 

  • 新聞の読み方をレクチャーしてくれる1冊。
    読んだその日から、新聞を読むのが楽しくなります(^^♪

  • スクラップにルーズリーフを使うなどの整理法が参考になった

  • 「一両日中」「関係者の話でわかった」など、記事に使われている微妙な表現についての解説が面白い。
    スクラップ術は早速真似ています。

  • 新聞という情報媒体の特徴と他メディアとの比較、新聞をどのように読むべきか、そして新聞から得た情報の整理術を突っ込んで説明する良書。「さすが池上さん」と唸らせる説明の分かりやすさと例の豊富さ。本当に頭のいい人は説明するのがうまい。とくに、新聞のスクラップ方法は為になった。

  • 新聞を読み始めた頃に購入した本。

    どの面のどの部分を優先的に読めばいいのか、記事の配置にはどんな意味があるのか、そういった基本的なことが書かれていて、役に立った。

    また、新聞の様々な活用法を知り、新聞を読むのが楽しくなった。

  • 新聞を活用した勉強術を紹介している本だが、新聞そのものについてもよくわかる1冊。新聞礼賛ばかりでなく、おだやかなながらちゃんと問題点も指摘してる。「図解をする際には、『一目で見てわかる』形に単純化しようとするあまり、図にしにくい概念を切り捨ててしまったり、大事なことを省略してしまったりしがちです」の言葉は、池上さんの面目躍如と言ったところ。

  • 新聞の情報を鵜呑みにせずに、複数の視点から正しく分析する読み方、そしてその情報を活用して勉強する方法を説いている。

    本筋だけではなく、たまに披露される業界トリビアが面白い。

    個人的には、最後の章の「新聞の情報整理術・知的活用術」に興味があって本書を読んだ。新聞のスクラップのノウハウがとても参考になった。新聞を愛読して試行錯誤して勉強法を考えてきた池上さんならではの知恵を教えていただいた。

  • この本において筆者が述べていることは基本的なことばかりなのですが、普段新聞を読む習慣がない人あるいは特定の新聞一紙だけしか読まない人にとってはかなりためになるかと思います。
    勝手な偏見で「◯◯新聞が一番いい!」と判断して他社の新聞を一切読む習慣がなかった僕も本書を読んではじめて、その新聞に書かれてること全てが正しいとは言えないから、他社と読み比べをすることが大切だと思うようになりました。
    新聞から得られるものはその日その日のニュースだけでなく、記事を読んで得た情報を"分析する能力"であったり、「この情報は本当に正しいのか」「別角度から考えるとどうなるか」を考える"アナザービュー能力"であるということを知りました。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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