フライ・トラップ JWAT・小松原雪野巡査部長の捜査日記 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2013年2月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167838393

作品紹介・あらすじ

期待の高嶋哲夫書き下ろし警察小説!



地方都市で消えた女子高生。その背後には、脱法ドラッグが蔓延する荒んだ闇が広がっていた。若き女性警官雪野は少女を救いだせるか。

みんなの感想まとめ

地方都市での女子高生失踪事件を背景に、若き女性警官が直面する厳しい現実が描かれています。主人公の雪野は、特別チーム「JWAT」の一員として、脱法ドラッグが蔓延する社会の闇に挑む姿が印象的です。彼女は高...

感想・レビュー・書評

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  • O県警生活安全部「JWAT」は女性と子供を守る特別チーム。一員である小松原雪野は、夜の公園で保護した高校生・隼人の証言に不信感を抱く。サラリーマンを襲う少年や、蔓延りだした脱法ハーブを追ううち、彼女は少年たちのなかに潜んだ闇の存在に気がつく。だが、それは悪夢のはじまりにすぎなかった。

  •  この女警官さん、ちょっと一人の高校生に関わり過ぎ。そこまではどうかなと思う所が多いですね。

  • 【期待の高嶋哲夫書き下ろし警察小説!】地方都市で消えた女子高生。その背後には、脱法ドラッグが蔓延する荒んだ闇が広がっていた。若き女性警官雪野は少女を救いだせるか。

  • この作家は、元々原子力技術者。
    文章を読んでいると、その片鱗を感じることもある。

    この作品もそう。
    キッチリと、筋が通った書き方で、
    もし違う人が書いていたら、もう少し違う感じに
    なっていたのかもしれないけど、この作品はこの作品で、
    素直に読み進むことが出来て、読みやすかったです。

  • 高嶋哲夫氏の本は、「メルトダウン」、「つなみ」とか、図書館でみたことはあるのに、読んだことが無かった。

    たまたま、「JWAT」って、どんなチームなのか?と思って、手にした本です。

    女性と子供を守る特別なチーム。
    3人の少年が、話の中心となる。

    真面目だったのに、いつも殴られた傷跡が、あったりしたのに、それは、子供思いの父親が、アルコール依存症で、わが子に、傷つけていた。
    もう一人は、母に、暴力をしたり、別の件で、刑務所に入れられ出所し来た父親に、お金を渡して、母への面会を阻止しようとする少年。
    そして、もう一人の病院長の息子が、親の愛情を一つも受けないで、過ごしたことがねじれた性格になったのか、成績優秀なのに、薬物を売ったりしてしまう。

    何とも、なんか、読み終えて、重たい気持ちになってしまった。
    題名の「FLY TRAP」って、この本の最後に書かれてある「甘い蜜の匂いで、虫を誘いこんで餌にしてしまう 食虫植物、、、、で、意味が、やっとわかった。

    大人で無く、少年の犯罪が、段々悪質になって来ている昨今、この小説を読んで、余計に、やりきれない気持ちになってしまった。

  • 悲壮感漂う作品です。

    日本社会の閉塞感からなのか、少年・少女の犯罪や
    薬物乱用が毎日ニュースになる現在。

    そんな今の日本の少年・少女を描いた作品です。

    脱法ハーブの問題、DVの問題を取り上げていますが、
    読了時には、悲壮感しか残っていませんでした。

    この作品のような事件や状況にならない・させないためには
    どういったことをするべきなのか、
    自分には何ができるのか・しなければならないのか、
    考えさせられた作品です。

  • #読了。岡山(?)県警生活安全部に勤務する小松原雪野は女性と子供を守る特別チーム「JWAT」に所属。都市から流れる、脱法ハーブ、薬物から少年少女を守ることが出来るのか?高嶋さんの警察小説ということで、そのような切り口から攻めるのかと思ったが、割とあっさり。

  • 未成年とはいえ、やることは立派な犯罪で、
    だんだんエスカレートしていく様子は
    遊びか調子に乗ってるだけなのか?
    ちょっとした好奇心で脱法ハーブにまで手を出して…
    いろんな誘惑がある中で、普通に高校生することもなかなか難しい…。
    でも子どもは勝手に大きくなれるわけじゃないので、
    子どもの体と心がきちんと成長していけるように
    親や大人がしっかりと関わっていく必要があると思いました。

  • 読み進める中で、内容に引き込まれていくような感覚になった。
    また胸くそが悪くなるような終結はとてもリアルだった。

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著者プロフィール

一九四九年、岡山県玉野市生まれ。九四年「メルト・ダウン」で第1回小説現代推理新人賞、九九年「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞を受賞。他に『ダーティー・ユー』『ミッドナイトイーグル』『M8』『TSUNAMI津波』『東京大洪水』『風をつかまえて』『乱神』『衆愚の果て』『首都感染』『首都崩壊』『富士山噴火』『日本核武装』『神童』『ハリケーン』『官邸襲撃』『紅い砂』『決戦は日曜日』など著書多数

「2022年 『落葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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