明治宮殿のさんざめき (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2013年9月3日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (240ページ) / ISBN・EAN: 9784167838782

作品紹介・あらすじ

華麗なる「宮廷絵巻」!



NHK「坂の上の雲」の宮廷シーンの時代考証を担当した才女により、明治宮廷の微笑ましき暮らしぶりが軽やかな筆致で再現される。

みんなの感想まとめ

明治宮廷の魅力的な生活が、軽やかな筆致で描かれています。西洋文化を取り入れた明治の宮廷は、平安時代から続く伝統と新たな様式美が融合した「奇跡の一瞬」として表現され、読者をまるでその場にいるかのような感...

感想・レビュー・書評

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  • 平安時代から連綿と続く宮廷のみやびは、明治において西洋の宮廷文化を受け入れることで明治宮廷特有の様式美を生み出した「奇跡の一瞬」。明治宮廷の生活の様子を多くの資料から拾い上げて一年の流れにまとめている。筆者の目線がそのまま、読み手を宮殿に迷い込んだかのような気持ちにさせてくれました。

  • 今まであまり知らなかった明治の宮殿の中の様子が、その場にいるように生き生きと書かれています。
    明治天皇って厳格だったというイメージがありましたが、なんだかずいぶんおちゃめ(と言っていいのか)
    でも、実際こういう方が上司だったら苦労するだろうなあ。

  • 明治時代は「伝統が作られた時代」だから、面白い。
    伝統と格式を重んじるはずの宮中でさえ、実際には明治になって改まらざるを得なかった部分だってある。
    それを「否定しないが積極的にはやらない」という、お公家社会の伝統的対処法で乗り切ったというか。
    明治天皇の、引いては公家社会の思考法がわかった気がしたのが収穫だった。

  • 【華麗なる「宮廷絵巻」!】NHK「坂の上の雲」の宮廷シーンの時代考証を担当した才女により、明治宮廷の微笑ましき暮らしぶりが軽やかな筆致で再現される。

  • 明治の宮中は、江戸時代から続く和と維新により輸入された西洋が混淆した不思議な世界だった。明治天皇、皇后、女官、侍従、侍従職出仕(少年)が繰り広げる、四季にわたる宮廷絵巻が描かれている。しかい、夜は暗く、夏は暑く、冬は寒く、見掛けほど快適で無いようだ。

  • 明治宮廷の1年を描く。
    正月からはじまり、年の暮まで、明治天皇・皇后、女官や侍従たちがどんな生活をしていたのかがわかる。

  • 主観と想像を交えた明治宮廷の空気。なんとなく物悲しくなるのは、妙に陽気で単純な雰囲気がもう過去のものだと知っているからか。

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