泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴 (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2013年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167838829

作品紹介・あらすじ

「ここまで来ればしゃべらなあかん」

闇の政商が赤裸々に告白する「政・官・業」癒着の実態がここに。

アングラ・マネー取材において第一人者の著者による傑作ノンフィクションの文庫化。



福島原発から胆沢ダムに至るまで、ダーティ・マネーの臭いがする所には、必ずや水谷功の影がある。東電のトラブルの裏処理、小沢一郎との関係、裏金のつくり方、談合の実態、北朝鮮利権、有名演歌歌手を招いたディナーショー……。



カネに群がる権力者たちの実態を描き、日本の「裏側」をあぶり出す。

感想・レビュー・書評

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  • 本書は一人の男を主人公にし、政官業「癒着」の核心や“政治とカネ”のリアルを描いた、アングラノンフィクションであります。現在の事象に至る『萌芽』が書かれており、「オトナの世界」を垣間見ることが出来ます。




    この本は『平成の政商』といわれた水谷功を中心とした『政治とカネ』の問題をあぶりだしたノンフィクションであると捉えております。

    描かれているのは建設会社を舞台にした政・財・官の癒着の構図で小沢一郎やその秘書をしていた石川智裕氏や亀井静香議員までが勢ぞろいし、ドロドロとしたやり取りが繰り広げられております。

    小沢・石川両氏は僕なんぞが是非を論じる人間ではないのは重々承知ではありますが、彼らの持っている絶大な権力を利用して事業を拡大したり、現在、もっともホットな話題である原発を建設したりする話なども盛り込まれていて、『日本の裏』というものが描かれている、という意味で一読をされてはいかがでしょうか?

    僕はこの作品に書かれている裏事情などというものはほとんどわかっていなかったので、「オトナの世界」というものの一端を覗かせてくれた本書には本当に感謝しておりますし、この構図がいわば『日本の縮図』ではなかろうかと思ってもおります。

    かなりアングラな話なので、賛否両論は分かれるかとは思いますが、今に続く問題の『萌芽』があぶりだされている作品であると、個人的にはそう思っております。

    ※追記
    本書は2013年10月10日、文藝春秋より『泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴 (文春文庫 も 26-1)』として文庫化されました。

  • 【水谷功は裏金をどう作り、どう配ったのか】小沢一郎裁判の鍵を握っていた「平成の政商」の告白から政官業癒着の核心に迫る。ゼネコン・マネーに群がった政治家、芸能人の実態。

  • the real. as you know, non fiction is. politicians keep in the dark ever.

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著者プロフィール

森 功(もり・いさお) 
1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、「週刊新潮」編集部などを経て、2003年に独立。2008年、2009年に2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。2018年には『悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞。『地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団』『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』『ならずもの 井上雅博伝――ヤフーを作った男』『鬼才 伝説の編集人 齋藤十一』など著書多数。


「2022年 『国商 最後のフィクサー葛西敬之』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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