ブック・ジャングル (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2013年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784167838850

作品紹介・あらすじ

図書館に閉じ込められた男女五人の恐怖の一夜



閉鎖された市立図書館に忍び込んだ青年二人と少女三人。突然、青色のラジコンヘリに襲われる。姿を見せない殺人者との一夜の暗闘。

みんなの感想まとめ

閉館した市立図書館に忍び込んだ若者たちが、突如現れたラジコンヘリに襲われる緊迫感あふれる物語が展開します。敵の正体や動機が徐々に明らかになる中、彼らは恐怖の中で脱出を試みます。この巧妙な状況設定は、ロ...

感想・レビュー・書評

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  • 閉館が決まった市立図書館。
    深夜、その図書館に忍び込んだ5人の若者たち。
    しかし、そこには思いもよらない敵がしのびこんでいた...

    ラジコンヘリを巧みに操作し、執拗に襲いかかる敵。
    果たして、敵は何人で、なぜ襲って来るのか?
    次は、どんな方法で襲って来るのか?
    いったい、5人の中で、誰が目標なのか?

    分からない謎だらけの状況の中で、沖野や秋元らは、決死の脱出を図る。
    恐怖が支配するこの空間から、果たして、無事に脱出出来るのか?

    巧みな状況設定や、敵との攻防は、ロジックの戦いの要素もあり、石持作品らしさがあります。
    ハラハラドキドキの展開も良いですね。

    なお、犯人の動機(マインド)の面や、犯人グループを形成する経緯などは、やや弱いかな?と感じました。
    また、攻撃方法を変えるのはありですが、都合よくヘリを覆う物が、直ぐに調達出来るでしょうか?
    犯人と彼女(?)の...のシーンも不要と感じました。
    最後、エピローグの展開も、少し違和感が...

  • 閉館した図書館に忍び込んだ青年2人組と女子高生3人組が,突如現れたラジコンヘリに襲われる話。
    事件の背景や動機は面白いのだが,閉鎖空間でひたすらヘリを退け続ける展開がだるい。
    閉鎖空間で蜂とか熊とか鮫が襲ってくれば怖いし,得体のしれないホッケーマスクの怪人とかターミネータとかプレデタとか来ればやっぱり怖いけど,本気で人を殺そうという時に,おもちゃのラジコンヘリで襲うか?

  • クローズドが多い石持さんですが、今回は閉館になった図書館に軽い気持ちで侵入したら武器装備のラジコンヘリに襲われる、というパニックホラー的な話でした。作者さん自身は「冒険もの」と表現していますが最初は戸惑っていたものの、昆虫学者としての経験を駆使してジャングルと言える本棚の間を戦い、逃げる様子にはいつの間にか楽しんで読み進めていました。犯人側の事情などは中盤にはわかってきますが全く同情できないし、経緯を考えたらやりきれないです。こういうのもありだとは思いますが、期待していたものとはちょっと違いますね。

  • こんな設定は思いつかない、今まで読んだことない。でも、動機や考え方に無理があるのはいつもの石持作品だ。そこは敢えて突っ込まず、読むと楽しめるだろう。

  • 閉鎖された夜中の図書館。最後の別れがしたくて忍び込んだ大学生コンビ。
    だが彼等とは別の侵入者がいた。そして謎の敵からの攻撃…。誰が何のために?

    石持ワールド炸裂の強力長編。図書館での戦闘(ほぼ一方的だけど)という内容から
    図書館戦争というワードが頭の片隅にこびりついたままだった。未読なんですがね。
    面白くないわけじゃないんだけど…もっと意表を突いた部分があると良かったなぁ。

  • 想像力がない人間というのはどうしようもない。
    ほんの少しでも自分の言動が相手にどう受け取られるか、どんな影響を及ぼすのか、どんな結果をもたらすのか。
    考えられたらこれほど残酷なことを言えるわけがない。
    いくら高校生だからといっても、言って良いことと悪いことの区別が出来ない時点で救いようのない人間だと思うのは厳しすぎるだろうか。
    好きだったわけでもない。
    平然と、本来ならば当然避けるべき相手と自ら積極的に関係を持つ。
    それだけでも性格的に歪んだものを感じてしまう。
    後からどんなに後悔しても、起きてしまったことをなかったことには出来ない。
    何人もの命が失われ、巻き添えとしか言いようのない命までも奪われた。
    彼女が何の責任も取らない、取るつもりがないことに唖然とした。
    これからの人生、事件の重みを背負って生きていくのだから…という考え方もあるかもしれない。
    けれど、こんなことになってまで自分に不利になるようなことは隠そうとする人間が果たして反省の人生を送るだろうか。
    甚だ疑問だ。
    犯人の短絡さにも呆れた。
    彼女の言ったことが本当かどうか、確かめる努力もしない。
    自分勝手な思い込みで殺人を計画し実行する。
    狂気の沙汰でしかない。
    すべてが終った後、善後策を話し合う沖野たち。
    とうてい受け入れられないような結論が最善の策だと言う思考回路には驚いた。

    ストーリー展開も人物造形も、すべてが浅いと感じてしまった。
    登場人物たちはみな自分勝手な人間ばかりだ。
    確かに図書館内での攻防では、沖野たちは命をかけて彼女たちを守ったかもしれない。
    物語のどこにも共感できない、苛立ちしか残らない、そんな物語だった。
    石持さんの物語は好きなのだけれど、この物語だけに関して言えば私には合わなかった。

  • なかなかラジコンヘリが機動性があるような感じで、実際はどうなんだろうと・・・。こんなうまくいくのか?と。
    ただ、性能?は全く違うが、ジョジョの虹村形兆のスタンドを思い出してしまった。
    ラストは、どうなんでしょう。相棒の杉下右京なら許さないでしょ(笑)。

  • 夜の図書館に閉じ込められて、正体不明の相手に襲われるっていうところは、結構ありがちだけれど良い印象。
    小道具のラジコンヘリも、珍しくて良かったですね。
    いまなら、ドローンとか使うのかな。
    序盤から、けっこう深刻な状況だったり、犯人の意外性も有り、全体的には愉しめたと思うんだけれど、例えば、どこかの隅に本を積んで立てこもるとか、もう少し安全に対処できたのではないかという気がしないでもありませんね。(^^;

  • 登場人物たちの心情をロジカルに綴ることで読書の理解を深める描写方法や、閉鎖空間における戦いの演出と緊張感などは、珍しいアクションものとはいえ石持作品の王道を充分に継承しています。

  • これまでに読んだ石持さん作品の中ではワースト。
    まあ、テイストが違うから仕方ないか。

  • 閉鎖することになった図書館に忍び込んだ男女5人。
    突然謎のラジコンヘリに襲われ、壮絶な死闘が始まった・・・。

    閉鎖空間で逃げ場のない恐怖の中、死闘を繰り広げるという話はよくあるが、敵がラジコンヘリというのはなかなか斬新。
    最初はバカバカしく感じたけど、読み進めるうちに笑いと紙一重の悲劇にぞくぞくさせられ、展開に目が離せなくなってしまった。

    終盤の青春小説的な描写に違和感を覚えたものの、中々面白かったので他の石持作品も読みたくなりました。

  • 閉鎖された図書館を見納めにきた男子大学生二人と、忘れ物を取りに来た女子高生3人。
    深夜の図書館で出会った5人は、突如ラジコンヘリに襲われる。
    姿を見せない犯人の正体とは?
    5人が狙われる理由とは?


    閉鎖された空間で、暗闇で、どこから襲われるかわからない状況・・・なかなかの恐怖感です。

    初めて出会った5人に、徐々に生まれてくる一体感。

    人の怖さとあたたかさを感じました。

  • 【図書館に閉じ込められた男女五人の恐怖の一夜】閉鎖された市立図書館に忍び込んだ青年二人と少女三人。突然、青色のラジコンヘリに襲われる。姿を見せない殺人者との一夜の暗闘。

  • このネタで一冊の本になったのは、すごい事だと思う。
    でも、色々無理がある。
    気にしなければ、小気味良くトントン読める。
    でも「?」な所がいくつもある。

  • 深夜の図書館で行われる命をかけたサバイバル!

  • 図書館でのバトル。リモコンヘリでこれだけのことが出来る!! ある意味恐怖かも。屋内に限るとは言え、恐怖を与え損害をもたらすことが出来る。対抗策も含めてこんなに上手く行くことは無いかもしれないけれど、それでも心配になってしまう。

  • 図書館内で、ラジコンヘリに追い立てられるのが
    こんなに怖いとは。
    攻撃方法の純粋なまでの読みあいは、石持です。
    昆虫学者って、強いんだね。。。

  • 3月で閉館となった市立図書館にお別れをしようと夜中に忍び込んだ男2人は、同じように侵入していた女3人のグループと遭遇する。
    すると突然謎のラジコンヘリに襲われる、というパニックもの。

    設定も展開も無理がある上、ストーリーも酷いものだった。
    例の雀蜂よりも程度が低い。

    たぶんしょうもない話だろうなと思って読み始めたが想定以上に中身も現実感もなかった。
    娯楽にしてももうちょっと面白い話を書けばいいのに。

    http://www.horizon-t.net/?p=816

  • つまらなかった。ひどい。

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著者プロフィール

1966年、愛媛県生まれ。九州大学理学部卒。2002年『アイルランドの薔薇』で長編デビュー。03年『月の扉』が話題となり、〝碓氷優佳シリーズ〟第1弾となった05年『扉は閉ざされたまま』(祥伝社文庫)が 「このミステリーがすごい!」第2位。同シリーズの最新作に『君が護りたい人は』(祥伝社刊ノン・ノベル)。本作は『Rのつく月には気をつけよう』(祥伝社文庫)の続編。

「2022年 『Rのつく月には気をつけよう 賢者のグラス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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