- Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167839017
作品紹介・あらすじ
とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー。2010年度「このミステリーがすごい!」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第1回山田風太郎賞。
感想・レビュー・書評
-
貴志さん2冊目。
先日読んだ作品に衝撃を受けて、作者を気になり出しました。が、、ホラーはまだ挑戦できないしなあと思っていた矢先、本屋さん立ち寄る。
ミステリー紹介棚に積まれてる、積まれてる……
本屋さんの素敵な仕掛けや紹介ですぐ購入してしまう私は、、読んでビックリ、あれー、、別の意味でホラーじゃーん(°_°)
学校内の教師と生徒のお話で、
とにかく登場人物たくさんいすぎて、誰が誰だか最初わからん。数学だか理科の先生だかは途中忘れても名前だけ覚えて読み進めた。
主人公?の蓮美先生、恐ろしいー、、、
事件があまりにも連続で起きている最中、だんだんと生徒たちの中でも何かに気づき始めた!?くらいで下巻へ。
てか、これ、、読後感は気持ち悪い。。
お化けとかそうゆうホラーとは別のホラーさが満載、、、、、、
皆さんの評価高めですが、恐ろしさしかまだ感じられてません、、
なんだっけ、あの雫井さんの「火の粉」に出てくる隣人の笑顔のなんとかさんを思い出す……。。
あー、、下巻読むか、別の挟むか迷う、
今日はとりあえずお酒を飲んで気分上書きします。
こえー、、、、、( ;∀;) -
私立高校の英語教師、ハスミンこと蓮実先生。容姿端麗、頭脳明晰、英語堪能、その上、格闘技やブレイクダンスもこなす、人気教師。しかーし、彼は陰で、学校や教室を支配せしめんとするサイコキラー。自身の望む状況を作り出す為、必要となれば、何の躊躇いもなく殺人まで。
上巻では、優秀な教師への完璧な擬態が書かれています。そして、その裏側に気付き始めた生徒が現れて、サイコのギアが上がっていく感じです。-
2023/03/27
-
2023/03/27
-
こんばんは〜。
新世界より、でもう違う。おびのりさん、鋭いです!
貴志祐介さんを嫌いにならないで〜(*´Д`*)
1Q8401さんの真似ですこんばんは〜。
新世界より、でもう違う。おびのりさん、鋭いです!
貴志祐介さんを嫌いにならないで〜(*´Д`*)
1Q8401さんの真似です2023/03/27
-
-
学校が舞台のサイコパス・ホラー作品。
学校で人気者の主人公の先生には裏の顔があり、自己保身のため残虐な問題解決を図っていくさまは、見応えあり。
かなり厚みがあるが、ユーモアを交えた文章構成にワクワクしながら読み進めることができた。
この感受のまま、いざ下巻へ。 -
土台作りの前半。結果的に淫行に走る教師が3人もいる学校の時点で恐ろしすぎるが、生徒も中々の問題児揃いだ。貴志ワールドが濃ゆい。
サイコパス教師の日常編 -
この小説はタイトルが素晴らしい。
『悪の教典』
文字のインパクトも非常に強く、パッと見の画的な印象をも考えられた優れたタイトルだと思う。
長い間、タイトルだけが頭の中に残っていた。
貴志祐介らしい人の闇を描いた作品。
共感性に乏しい少年が成長し高校教師となった。
人間の感情を学び、嘘を着飾り、自らの自由を邪魔するものは排除するのだ。裏の顔ってのがぴったりはまる。
以下、ネタバレ有り。
生まれて来たことに罪はないが、蓮実 聖司(はすみ せいじ)は正にサイコパスであり殺人鬼だ。
登場人物は個性豊かで話題に事欠かない。
設定が無茶な部分も多いのが少し気になる。
特に、序盤のクラスメイトの点数を付けさせるアンケートが平然と実施され、何の声も上がらないのは違和感しかない。クラスという閉鎖空間で互いの点数を付け合うアンケートなどリアリティに欠ける。
また、殺人の動機はもっと細やかに書いてもらえるとうれしい。殺し方が詳細な分、殺す決断までの思考の表現が乏しく感じる。その部分こそ蓮実を描く醍醐味な気もするからだ。
上巻読了。
下巻へ。 -
面白かった!
教師がサイコパスの殺人鬼というホラーエンターテイメント
主人公は高校の英語教師 ハスミンこと蓮実聖司
上巻では
さまざまな出来事の問題解決にたいして、蓮実の裏の顔が徐々に語られ、読者側に開示されていきます
カラスの退治
女生徒の万引き処理とセクハラ対応
体育教師の体罰の後始末
カンニング対策
モンスターペアレントの対応
教師の男子生徒への同性愛
そして自らの女生徒への淫行
さらに、蓮実自身の子供時代への振り返りがあり、共感性が欠如している殺人鬼として、邪魔者を躊躇なく排除していく姿が描かれています。
少年時代の友達の排除
いじめっ子の排除
自分の両親の排除
さらに、今の高校での
生徒の排除
モンスターペアレントの排除
同僚教師の排除
ひとつ前の高校での生徒たちの排除
さまざまな手段で邪魔者を排除し、学校を支配する蓮実
そして、徐々に違和感に気づき始める生徒たち
どうなる、どうなる
っていう展開です。
下巻に続く -
一気に読みました。
まさしく、息をつく間もないほどに。
読み終わってアマゾンのレビューを見て、驚きました。
低評価が意外と多い…。めちゃくちゃ面白かったけどなあ。
いや、小説の感想は個人の自由だし勝手ですから、
口出しするつもりはありません。文句が言いたいわけではなく。
面白くなかったなら、それは仕方ないと思うんです。
私も、そういうことありますし。
でもこの作品を、つまらないという言葉などで一蹴して
しまうのは、あまりにももったいないと思うんですが。
私が初めて読んだ貴志祐介さんの本は『青の炎』
で、その次がこの『悪の教典』。
なので、貴志祐介さんの本はまだほどんど読んでいないので
あまり偉そうなことをいえないのはわかっています。
それでも言いたい。この作品は、最高のエンターテイメント作品であると!!
上・下巻ともに読み終わりましたが、どうしても蓮実聖司を嫌いになれない自分がいるのです。心から魅了されました。ハスミンは私にとって唯一無二のダークヒーローです。 -
主人公は、他人の気持ちや感情が全く理解できない超有能な教師。自分の「王国」を築くために障害となる者は全て排除していく、というストーリー。
自分は人を殺したいと思ったことはないが、それは単に幸せで満足しているからではなく、色々なことに妥協しているから。メリットとリスクを天秤にかけて法を犯さないという選択を(無意識に)している。
蓮実(主人公)はなにも妥協しない。だから自らの理想を達成するために全てを利用し、邪魔なものは全て排除する。自分の「共感性が著しく低い」という欠点すらも、心理学やコールドリーディングを勉強することで「擬態」して武器に変えてしまう。ある種、凄まじい努力である。
ストーリーとしては意外な展開もなく、好みではなかったが、人間の根底にある冷徹さ、残虐さについて考える上で示唆となる一冊。
-
映画は未鑑賞。
面白いですね。
サイコパスいいです。
蓮実だけじゃなく周りも相当やばいの集まりすぎだわ!
下巻も楽しみ。 -
感想は下巻にまとめて記載しております。
著者プロフィール
貴志祐介の作品






手に取っちゃいましたか…w
ある意味ホラー以上にこわ〜い作品にようこそです( ̄ー ̄)ニヤリ
ここまで来たら別のを挟んだらダメで...
手に取っちゃいましたか…w
ある意味ホラー以上にこわ〜い作品にようこそです( ̄ー ̄)ニヤリ
ここまで来たら別のを挟んだらダメですよ!
下巻も一気読みです!
そして、そのまま「黒い家」の恐怖へGOです((((;゚Д゚))))ガクガク
おはようございます。
えー、、他挟むのNGですか?(°_°)
下巻も既にありますが、、、わかりました!
登場人物を忘れてし...
おはようございます。
えー、、他挟むのNGですか?(°_°)
下巻も既にありますが、、、わかりました!
登場人物を忘れてしまう前に続けて読みますね。
黒の家は、無理です!笑
これ、幽霊とかお化けとか絡みますよね!?
まず、表紙が恐いっ!
じゃあ、1Q84O1さんは、五十嵐先生の「リカ」読んでくださいね。(勝手にオーダー)
で、「黒い家」は大丈夫です!
幽霊、お化けの心配はないですよ(^^)
ただ…、それ以上に...
で、「黒い家」は大丈夫です!
幽霊、お化けの心配はないですよ(^^)
ただ…、それ以上に恐怖かも…
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
オーダー頂きました!
「リカ」ですねφ(..)メモメモ