花の鎖 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • 本棚登録 :4970
  • レビュー :507
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167860011

作品紹介・あらすじ

9月にドラマ化決定。驚きのラストが胸を打つ!元英語講師の梨花、結婚後に子供ができずに悩む美雪、絵画講師の紗月。3人の女性の人生に影を落とす男K。著者渾身の傑作ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 湊かなえさんの作品は
    「Nのため」に続いて2作目になりますが、
    今回の作品はとても優しくて暖かいミステリーでした。
    全く繋がりがない3つの物語を同じ感覚で読み進めていく中で、必ず出てくる商店街や梅香堂のきんつばという言葉。
    その言葉を何度も確認しながら物語の結末を紐解いていく感じがとても面白かったです。
    後半から物語がどんどん動いてきて、
    気になっていた真実がわかってくる感じは
    さすが湊かなえさんだなぁと思いました。

  • 雪月花。
    美雪、紗月、梨花。
    読み始めたときには3人は「点」として感じられた。
    それが徐々に「線」となる。
    そして「輪」となり深い「絆」で結ばれていることが分かり・・・
    後半にかけてどんどんひきつけられていきました。

  • 泣けました。
    湊かなえさんの作品は、後味悪かったりモヤモヤ系が多いので、まさか泣くとは思わなかった。
    途中、頭の中で関係図がごちゃごちゃになるけど、それもまた面白い。
    湊かなえさんの作品の中で1番好きかも。

  • 湊かなえの本は、「告白」「リバース」に続いて3冊目。結論からすれば、これが一番面白かったです。前2冊と比べると、文体・構成なども全く違い、作者を知らないで読んだら湊作品とはわからないでしょう。
    梨花、美雪、紗月の登場人物。この女性3名たちの生活に、いつも花とアカシア商店街の「梅香堂きんつば」が描かれている。これが実は作者のトリック。ヒントは雪月花。別々のストーリーが巻末に掛けて、段々と絡んでいく展開、構成は中々面白かったです。
    登場人物が多く、相関図を描いて読むのがいいかもしれませんね。梅香堂の旦那さん、女将さんも実は時代によって変わっていたんでしょうね。

  • 最初は3人の女の子のストーリーがそれぞれ独立したものだと思ってたけど、徐々に繋がりが見えてきて、最終的には謎解きの答え合わせしてる感覚に。途中混乱した時は紙に図描いて整理しながら読んでた(笑)
    面白かったし、色んなところに伏線が散りばめられててミステリーとしても楽しめたけど、もう少し湊かなえらしいイヤミス感があると良いなと思った。きんつば食べたい。

  • 注意:この本のネットでの検索は必ず読後に!
     途中でついしたくなっちゃうけど、ネタバレすると勿体ない。読み終わると3つの話が全て腑に落ちます。
     途中で微妙にヒントも散りばめられているので、2度読みにも向いてます。相変わらず上手いし大好きな作家です。
     ところで焼きたての’’きんつば’’とか見たことない

  • 暗い話や腹黒い話、はっきりしない結末に読者の解釈に任せます、という話は元々好きなのですが、
    告白がなんだかイヤな気分になり避けていました。
    (イヤミスの女王とよぼれていたんですね)

    告白がダメな方にも読みやすいかもとおすすめされたこちらを読んでみて。

    イヤミスの名は伊達じゃなかったと再認識しました(笑)

    しかし、つまらないと感じるものを最後まで読めるほど読書好きではないので、こうして最後まで読み進めてしまうので、楽しい作品なんだろうなと思います。

    イヤな気分になるのは、謎が解けないとかモヤモヤとか、悪意に満ち溢れているとか理解できないとかじゃなく
    やっと解けた謎の内容が個人的には胸◯悪いから、イヤな気分になる話なのだなと思いました。

  • 素敵なお話だった。
    一言一言に色彩を感じました。
    湊かなえの描く物語は、書き方が面白いなと「告白」を読んだときに思いましたが、今回好きな作家さんになりました。
    思えば、一緒に生活してきたけれど、親子•家族って知らない事柄が多いのかもしれない。色々考えさせられるお話だった。
    何年か経ったらまた再読したいです。

  • すっかり湊ワールドにハマりました。途中から「ん?」といくつか伏線に気づいたけど、最後まで飽きさせずに、読ませます!!
    おすすめで~す!!

  • ごちゃごちゃ視点が変わって読みづらかった。
    湊かなえだけあって
    引き込まれるのは当然なんだけど、
    衝撃の事実、とか
    驚きのラストが胸を打つ、とか
    そういう感じではないかな。
    丁寧な描写や人物の描き方はさすが。

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