花の鎖 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5920
レビュー : 575
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167860011

感想・レビュー・書評

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  • フラワーベースにりんどうを生けて、きんつばを食べながら、眺めたくなりました。
    登場人物たちの背景など、頭の中で整理するのが少し大変でしたが、少しずつ慣れてきたら情景描写や散りばめられた伏線が面白かったです。
    ラストは、スッとまとまって心残りなくスッキリできました。

  • 【時差】
    小説です。


    時空差、いい感じです。

  • 3人の女性の物語が並行して進行する。どうやって物語が繋がるのか、考えながら読むのが楽しい。頭で整理できなくなり、登場人物メモを作った。

  • 作者ファンのため読。


    価格くらいの、面白さ。

    3人の女の、日常とか、葛藤とか、決断とか。

    花の主観・失業中で祖母が大病、恩人Kを探すミステリー
    月の主観・過去の恋と、新しい恋と、
    雪の主観・不妊に悩む主婦の日常とか。優しい旦那とか。

    ◯お話の推進力。
    花の、Kは誰なのか?
    月の、過去の恋路はなぜ頓挫したのか?
    雪の、起伏のない話は、どこで必要になるのか?
    どこで3人はクロスするのか?
    祖父の死、両親の死、の真相は?


    祖母ののキャラクター。
    結婚心配ばっかの祖母。旦那を想い続ける感。
    ゆるいイメージから、逞しくなる成長感。
    不遇を乗り越えた、屈強で優しいイメージ

    母の自由奔放なキャラクター。
    娘と、街の人たちのコミュニケーション、ずっと読める。
    街の人たちのキャラクター、人物描写。


    クロスする瞬間が、ヌルッとし過ぎ。
    ヒントの小出し小出し感。
    雪月花。でドーン!みたいなキレ味を期待して肩すかし
    死神の精度など、カタルシスあった気が。


    家族の人物が素晴らしいのに対して、
    敵役の人物がペラ過ぎてクソ過ぎる。
    しっかり人物描写があれば、
    赦し。だけでなく、贖罪。も描いて欲しい消化不良


  • いろんな人間関係の鎖が徐々に繋がってくる感じが面白かった。

  • オチがすぐにわかってしまって、がっかり。
    湊かなえ独特のゾッとする感じがあまりなかった。

  • 中3 △

  • 途中で「もしやこの3人、君の名は。的な時代差があるのでは?」と気づいたものの、
    雪月花(美雪、紗月、梨花)が祖母、母、娘の関係とまでは思い至らず。

    それぞれに重いものを抱えつつどうなるかストーリー展開が楽しめたので、
    湊かなえ作品のなかでは私的高評価したいひとつ。

  • 美雪・紗月・梨花の3人の生きる姿。中盤までどの人物も印象が薄くて相関図を見てしまったんだけど、図らずもそれが三世代の話だというネタバレだった。
    それにしてもあの人を想って描いたコマクサの絵を忘れてたってことあるかなぁ。回りくどいわりにラスト上手く行きすぎかな

  • 花にまつわる連作。途中から物語の仕掛けが分かってきた。ある女性たちの鎖のように続く人生。話があちらこちらに飛ぶのでやや読みにくかったが、良作。

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著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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