花の鎖 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5928
レビュー : 575
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167860011

感想・レビュー・書評

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  • まとまった時間が取れたので一気読み。
    途中で、ドラマのキャストを調べるために開いたwikiで半分ネタバレされてしまった。。不覚。
    それでもぐいぐい読めるのはさすが湊かなえさん。
    ただ、同じ街で別時代という設定だったので、誰がどのヒロインの話の時の登場人物なのか、頭が混乱してしまった。。もう一回読みたい。

  • またすごい本を読んでしまったー。伏線がかなり分かりやすくかいてくれていたけど、でも湊かなえさんからイメージするような嫌な感情はなく、読めました。
    読みながら繋がりを感じつつも、混乱しながら整理しながら読み切った。読み切ったその瞬間からまた最初のページをめくりたくなるそんな本は久しぶりだな。
    湊かなえさん、実は初めて読みました。売れている人か、と避けていたけど、こんなにも唸らされる本を書くのか。他も読まねば。

  • 180919*読了
    ずっと花、雪、月の3人の物語がどう繋がるのか…と推理しながら読んでいて、後半になるにつれだんだんと、もしかして…と繋がりが見え始め、最後にはまさしく鎖のように全てが繋がりました。推理しつつ、次第に答えが見え始めた時が一番、ん?この人とこの人はどう繋がってる?と頭を悩ませて、ページをめくる手が遅くなりました。

  • 頭が悪いのでなんどもちょっとずつ前に戻りながら読んでいました。最後に全てが繋がった時は、こういうことか!と感嘆しました。全てを知った今もう一度読みたい。湊かなえさんにはいつも驚かされます。

  • 3人の繋がりが途中まで分からず、雪月花の言葉でやっと繋がりがわかった時にはいろんな発見があり前後を思わず読み返させずにはいられませんでした。美雪、紗月、梨花の想いが確実に感じ取れ、感動的ではあるが、複雑な気持ちで読み終えました。果たして紗月のような決断ができるのだろうか、と。以前の湊さんの作品のテーマでもあった、因果応報。ここでも最後にはそのような事が起こるので、改めて自身の行動に身が引き締まる思いでした。

  • 梨花、美雪、紗月。同じ商店街を利用する3人の女性に関わる人物「K」とは誰なのか。

    各章が、美雪の「雪」、紗月の「月」、梨花について語られる「花」に分けられていて、同じ地域に住んでいるはずなのになかなか接点が生まれない3人をKがどう繋ぐのだろうと思っていたら、なんとも意外な関係で。
    時間が取れず細切れに読んでしまった私は途中から相関図を書く羽目になってしまった。雪月花にそれぞれ分けて語られた理由も読み終えて納得した。

    舞台になった商店街は人々がおせっかいで食べ物が美味しくて、「花の鎖」というより「アカシア商店街の鎖」ではないかと思うくらい魅力的だった。

  • 梨花、深雪、紗月の三人の物語。何か不幸な事が起きるのではないかと不安な気持ちで読んでいく。しかし、途中で気づく。この三人の関係に。そして自分が読んできた部分を思い返してみる。その繋がりに静かな驚きを感じる。

  • みゆき、さつき、りか‥。

    小説ってすごいな。
    想像でひとをだますことができる。

    そんな視点もあるんだな。
    どきり。

    伊坂の アヒルと鴨ののコインロッカー ばりの
    謎解き。
    ドラマ化してるらしいけど、
    先に見なくて良かった。

    みゆきが欲しがったものは何だったんだろう。
    どうしても手に入れたかったもの‥、
    山小屋に飾ってあった花の絵 だろうか。
    さっちゃんが描いた倉田先輩だったんだろうか。

  • ごちゃごちゃ視点が変わって読みづらかった。
    湊かなえだけあって
    引き込まれるのは当然なんだけど、
    衝撃の事実、とか
    驚きのラストが胸を打つ、とか
    そういう感じではないかな。
    丁寧な描写や人物の描き方はさすが。

  • 湊かなえ著作初めて読んだ。なるほど、という話。女性3人の視点が交互に。途中から構図が読めてきて、それからは一気に最後まで。読み終わると頭の整理のためにまたざーっと読み返してみたり。北神家の血の繋がらない三世代女性が中々ひどい・・・。陽介母はさほど語られてないけど夏美、希美子と自分勝手だなーっていう。雪月花側と対照的に描かれたんだろうけど。元凶の陽介がほんと許せない。手柄を奪った挙句に和弥を死なせて、和弥の娘に自分の息子を助けさせている。真相がわかってもすっきりできない。

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著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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