いかめしの丸かじり 丸かじりシリーズ32 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2014年1月4日発売)
3.64
  • (6)
  • (16)
  • (19)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 133
感想 : 10
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167900137

作品紹介・あらすじ

ゴハンにイカか、イカにゴハンか?!いまや「国民弁当」的人気者いかめし。噛み終え、飲みこんで、陶然、恍惚、絶句! 食への好奇心は衰えず、丸かじりシリーズ32弾!

みんなの感想まとめ

食にまつわる軽妙なエッセイ集で、著者の独特なこだわりが随所に表れています。作品は、国民的な人気を誇る「いかめし」を中心に、食への好奇心を刺激する様々なエピソードが展開され、思わず笑ってしまうようなユー...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 水道橋かつ吉の、冷やしカツどん、食べたくなった。

    パックジュースを飲むときのみみっちさの考察。
    お見事。
    東海林君は、みみっちいものに対しての怒りと意見が
    面白いです。

  • 食にまつわる軽妙なエッセイ集。丸かじりシリーズの一冊。東海林さだお独特のこだわりが書かれていて、笑える。

  • 読書録「いかめしの丸かじり」4

    著者 東海林さだお
    出版 文藝春秋

    p100より引用
    “こんどのことだって、「どうせ」とか「い
    ちおう行ってみるけど」とか、ぶつくさ否定
    的なことをつぶやきながら出かけて行ったの
    ですが、これがなかなか、これでどうして、
    人生ってこれだから面白いよな、とつくづく
    思いました。”

    目次から抜粋引用
    “じいさんビアガーデンにゆく
     B級の覇者ソース焼きそば
     ファミレスで晩酌を
     柴漬食べたい
     いかめしの秘密”

     日本を代表するエッセイストで漫画家であ
    る著者による、食べ物に関するエッセイをま
    とめた一冊。解説は、発酵学者・小泉武夫氏。
     ビアガーデンの今昔から本格的な海苔弁に
    ついてまで、ユーモアあふれた楽しい文章と
    自筆のマンガで綴られています。

     上記の引用は、新しいことを体験すること
    について書かれた項での一節。
    前向きにでも、後ろ向きにでも、とりあえず
    試してみないことには、新しいことについて
    評価することは出来ないのでしょう。
    あまり向こう見ずに何でも試して、危険な目
    に会ってしまうよりも、程々に慎重に取り組
    むくらいで、普通の人はいいのではないかと
    思います。
    何かに挑戦することを商売にしているのなら
    ば、どんなに危険でも突き進まざるをえない
    でしょうけれど。
     いつ読んでも面白く、どれをとってもまず
    ハズレがなく、高め安定といった言葉がぴっ
    たり当てはまるシリーズなのではないでしょ
    うか。

    ーーーーー

  • 一行目:「わたしらおじさんはビアガーデンというものをどのように認識しているか、そのことをまず書いておきたい。」
    だんだん定番になってきた。

  • 【ゴハンにイカか、イカにゴハンか?!】いまや「国民弁当」的人気者いかめし。噛み終え、飲みこんで、陶然、恍惚、絶句! 食への好奇心は衰えず、丸かじりシリーズ32弾!

  • 2014 9/14

  • たこやイカが好きなんだなと思いました。寿司桶にたこがあると、上寿司ではないなとひと目で分かってしまう気の毒なたこの存在に同情していました。私もたこ、イカ好きなので、共感しました。

  • 食べ物をおもちゃにしてはいけない
    それは、日本人の誰もが常識的に身につけた倫理観だ
    しかし悩ましいことに
    食べ物というのは実際のところ、非常におもちゃ的なのである
    イカを切ったら中から米の出てくる「いかめし」の
    その楽しさといったら!
    まさにおもちゃと言わざるをえない
    しかもそれを食っているのがいいおっさんなのだ
    食べ物と向き合うおっさんは
    ひととき、おもちゃに向き合う子供へとかえるのだ
    つまり誰もが一個の変態であるといえる
    潮干狩りのようにオムライスをほじくりかえし
    タコのかみごたえの中毒性に陶酔し
    具を外に出した肉巻きおにぎりには、開放的エロスを見いだすのだ
    白々しい毎日の人間関係に疲れはてた僕ら小市民も
    時にはこのように視点を切り換えることで
    まるで薔薇色の人生を送っていけるんですよ

  • 安心の、という感じ。外れません。

    お正月に読むにはちょうど良い一書。

全9件中 1 - 9件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

東海林さだお=1937年東京生まれ。漫画家、エッセイスト。早稲田大学文学部露文科中退。早大漫画研究会草創期のメンバー。文藝春秋漫画賞、講談社エッセイ賞、菊池寛賞、日本漫画家協会賞大賞を受賞。漫画に『新漫画文学全集』『ショージ君』など、長期連載のエッセイに「男の分別学」「あれも食いたいこれも食いたい」など。

「2021年 『東海林さだおアンソロジー 人間は哀れである』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東海林さだおの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×