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- Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167900441
作品紹介・あらすじ
息づまる筆致で描かれる天皇裕仁の深き憂い蘆溝橋事件、支那事変から運命の一九四一年十二月八日まで。勝算なき戦争に日本はいかにして突入したか。著者渾身の大河評伝第五部。
感想・レビュー・書評
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皇室につぐ名門、近衛文麿は右翼から左翼、軍部から財界、政界まで広い人脈を持つ。飛び切りの聞き上手、その聞き方の真摯さに感激してしまう魔性があった。
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【息づまる筆致で描かれる天皇裕仁の深き憂い】蘆溝橋事件、支那事変から運命の一九四一年十二月八日まで。勝算なき戦争に日本はいかにして突入したか。著者渾身の大河評伝第五部。
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いよいよ開戦に向かっていくのだが、昭和天皇の視点では書かれていない。とても中途半端な「5巻」となっている。
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読了。
独断専行の深みに嵌る陸軍。
空中分解する議会政治。
力に任せた列強の外交戦略。
当時の世界情勢を勘案せず、当時の判断を云々することは難しい。
時代に翻弄される彼の人を、今の視点でどう捉えるか。
容易な作業ではない。 -
開戦、そこに至る日本国としての思考経緯
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