老後の食卓 ずっと健康でいるための食の常識 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2014年2月7日発売)
2.43
  • (0)
  • (0)
  • (4)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 28
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167900458

作品紹介・あらすじ

大好評「老後シリーズ」第四弾!



横尾忠則(ステーキ)、金子兜太(梅干しと納豆)、三浦雄一郎(山岳キムチ鍋)など、生涯現役の著名人が「私の長寿食、教えます」。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「老後の食卓」、この本は、「長寿の食卓」(2008年)を再編集したものだそうです。副題は、ずっと健康でいるための食の常識です。2014.2発行。随分沢山の方の食エッセイが収録されています。新藤兼人、三浦雄一郎、平松洋子、赤瀬川源平、出久根達郎、池内紀、三浦朱門など。でも、名前を知らなかったり、未読本の作家さんがとても多かったです。三浦雄一郎さんが、お父さん、敬三さんのことを語ったくだりが印象的です。健康関係情報は細かくノートにとりすぐ実践されたこと、まめに身体をよく動かしていたこと。私もいいなと思います!

  • 御高齢な有名人、文化人の、『私の食生活』まとめ、みたいな本。
    高齢と言っても、還暦前後の方たちも含まれていて、そういった方たちは最近の共通した食常識に乗っ取って食生活を送っているので、あんまり新鮮味はない。
    どちらかというと、90歳前後の戦中派の方たちの食のほうが興味深かった。

    それにしても日本人の長生き志向、健康志向の凄いこと。
    上に、“最近の食常識”などと書いたけれど、専門家ではない一般人の間にそういう知識が行き渡っているというのは凄いことだと思う。

    元は…玄宗皇帝をはじめとする中国の皇帝たちが、不老長寿にこだわり、薬を手に入れようと必死になった、という記述も一度ならず書かれていて、現在でも、医食同源が重要視されていることから、中国の思想が日本にも影響しているのかな、と。
    西洋ではどうでしょう?
    どう見ても長生きより、錬金術、だったよね?

    この本は、個々の方の食生活を興味深く拝見するものであって、平均することに意味はないのですが…
    たくさん出てきたキーワードは、
    『野菜たくさんスープ』
    『納豆』
    が、ダントツ一位。
    次、
    『生野菜』
    『果物』
    『ヨーグルト』
    そして、肉はダメ、油はダメ。
    なーんだ結局、現代の食常識そのまんまでした。

    面白かったのが特別企画の、阿川弘之氏と三浦朱門氏の対談。
    食の話よりも、三浦氏の奥方の曽野綾子さんの裏の顔暴露(笑)が可笑しかった。
    おっとり信心深い方というイメージがあったのだけれど、そんなに怒る人なんだ?
    奥さんを佐藤愛子さんに替えた?みたいな。

    もっと本格的な食のノウハウ本を読みたい方だったら、その後に、東谷氏が、いろいろな本格的な食の本を紹介しているので、そちらを読み進むのも良いかもしれません。

  • 買い求めるほど、楽しめなかった(;・∀・)
    図書館で充分だと思います。

  • 【大好評「老後シリーズ」第四弾!】横尾忠則(ステーキ)、金子兜太(梅干しと納豆)、三浦雄一郎(山岳キムチ鍋)など、生涯現役の著名人が「私の長寿食、教えます」。

全4件中 1 - 4件を表示

文藝春秋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×