銭形平次捕物控傑作選 1 金色の処女 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 42
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901004

作品紹介・あらすじ

銭形平次が文庫に帰ってくる投げ銭でおなじみ平次が難事件を鮮やかに解決。子分ガラッ八との軽妙な掛合いも楽しい、人情味溢れる名作時代小説を復刻。八篇収録。

感想・レビュー・書評

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  • 野村胡堂が"文藝春秋オール讀物號"に発表した捕物帳シリーズ。時代劇で有名な"銭形平次"の原作です。あの時代劇のイメージが強すぎるのか、最初は銭形平次のイメージを掴むのにちょっと難儀しましたが、慣れれば気になりません。内容は予想以上に面白いです。本巻にも収録されている第1作の"金色の処女"が1931年発表なので、80年以上前の作品ですが、今読んでも十分に面白いです。時代小説というよりもミステリです。シャーロック・ホームズ in 江戸って感じでしょうか。

  • ◆ お風呂でミステリ ◆ 第十三回

    ・・・ 第十三回 「銭形平次」 ・・・

    しばらく続くよ、捕物帖……。
    第二段はもちろん
    「銭形平次」です。
    作者は野村胡堂……。
    この頃には“半七”は大ベストセラーでしたから、わが社でもあのようなものを、と頼まれて書き始めたら、それがライフワークになってしまったそうです……。
    半七、がそこはかとなく武士の教養を感じさせ、端正なのと比べると、平次は色っぽくて賑やかで庶民的です。
    平次自身が水も滴る若くていい男、で美人で焼きもちやきで気の利く恋女房とおっちょこちょいな手下が二人……というスタイルなのですから、まあ、賑やかになるよね。
    で、383編書きました。
    月に一本としても、30年だよ!?

    特に“銭形”は昭和になってからも長いことテレビドラマでやっていたので、一般的には“半七”よりも知名度は高いと思います。
    また、大川橋蔵が、はまり役だったんだよねぇ。
    もっともいまのひとにとっては、“ルパン三世”の銭形警部、かもしれないけど……。

    作者の野村胡堂は“あらえびす”というペンネームで音楽評論もやってました。
    この頃は評論家、という仕事がまだ成立していたわけです。
    また娘の松田けいこ(彼女の字がでない)は一世を風靡した少女小説家でした。
    “すみれ”“しえんの苑”等、探偵依頼で何冊も探したものです。

    もちろん、公共図書館の時代劇コーナーには全部揃ってて欲しい……。
    383編あるわけですから、当分楽しめますよ(^^)

    2017年09月05日

  • ゼニを投げるとかじゃなく、この人は異常に賢く、勘が働く。

  • 真打ち登場遅れ気味

  • 【本の内容】
    <1>
    投げ銭でおなじみの岡っ引、江戸の名探偵・銭形平次。

    少し間の抜けた子分のガラッ八を相棒に、難事件を鮮やかに解決。

    お上より十手捕縄を預かりながら、善意の下手人は許し、偽善者をやりこめる。

    推理と反骨、人情の名作捕物小説シリーズから傑作を厳選。

    美しい妻・お静との馴れ初めを描く表題作など八篇とエッセイを収録。

    <2>
    「親分、大変だッ」今日もガラッ八が決まり文句とともに、江戸開府以来の捕物名人・銭形平次の元へ飛んでくる。

    花見で賑わう飛鳥山、虚無僧姿に竹光が仇討ちを演じる茶番劇。

    それが一変、真剣による殺人劇に―顔の見えない下手人を平次の明智が探る表題作など傑作揃い。

    江戸情緒と人情の捕物帖傑作選第二弾。

    <3>
    銭形平次の子分・ガラッ八の八五郎。

    惚れっぽいが岡惚ればかりでいまだ独り身、そんな彼にまさかの“隠し子”疑惑が。

    覚えのない子どもを呑気に可愛がる姿に平次も呆れ顔だが、子どもを置いていった女の意図は果たして…?

    江戸風俗と謎が交錯する表題作など八篇収録。

    時代小説ファン必読の傑作選最終巻。

    [ 目次 ]
    <1>


    <2>


    <3>


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  • 【銭形平次が文庫に帰ってくる】投げ銭でおなじみ平次が難事件を鮮やかに解決。子分ガラッ八との軽妙な掛合いも楽しい、人情味溢れる名作時代小説を復刻。八篇収録。

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