いとしいたべもの (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
4.09
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本棚登録 : 1002
レビュー : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901080

作品紹介・あらすじ

21品のおいしい記憶をお届けしますひと口食べた瞬間、心の片隅に眠っていた記憶が目を覚ます――そんないとしい食べ物をほのぼのイラストと共に心ゆくまで召し上がれ。

感想・レビュー・書評

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  • 森下さんの豊かな人生が垣間見れます。

    わたしにとってのいとしいたべものってなんだろうと考えたとき思い浮かんだのは(あまり料理の得意でない)母が作ってくれていた炊き込みご飯でした。

    ということは、子ども時代の食べ物が、そのひとにとってのいとしいたべものということなのだな。わたしが作るごはんのなにかが、わたしの子どもたちにとってもいとしいたべものになってくれるといいなぁ。

  • 食べ物にまつわる文章はもちろん、手書きのイラストが美味しそうでたまりません。

  • この本を知ったのは、前回読んだ日日是好日の本を読んでとても良かったので、この本を手にして読みました。
    普段、感心しない食べ物や食べたことない食べ物が出てきたりして、森下典子さんの例え方がとても面白く1日読んでしまいました。この食べ物は、かなり昔からあるんだとか、パン(メロンパン)の話では、共感したりして、楽しく読めました。一話一話に絵が書いてあり、私も食べてみたいと思うところがたくさんあり、これは、お腹が空いている時は、あかんなぁと思いながらスラスラ読めました。
    普段は、スラスラって言うか、私はかなり飽き性なのでバラバラと読みますが、この話は、ドンドン次が気になり、止まらなくなりました。
    森下典子さんの作品は、小説って言うか、エッセイみたいで良かったです。
    新しい小説が出たら買いたいですねー

  • くさやの干物とアントニオ・バンデラスを結びつける感性好きです。

  • 食べ物をめぐる思い出エッセイ集。
    続編の「こいしい~」が面白くて
    順序逆だが読む

    サッポロラーメンとマッタケの落差がいい。
    崎陽軒のシュウマイ弁当、食べてみたくなった。

    目次より
    ・オムライス世代
    ・くさやとバンデラス
    ・わが人生のサッポロ一番みそラーメン
    ・カステラに溺れて
    ・ブルドックソーズ、ちょうだい!
    ・端っこの恍惚
    ・水羊羹のエロス
    ・カレー進化論
    ・父と舟和の芋ようかん
    ・今年もやっぱり、秋がきた……。
    ・それは日曜日のあさ、やってきた
    ・夜更けのどん兵衛
    ・漆黒の伝統
    ・黄色い初恋
    ・茄子の機微
    ・七歳の得意料理
    ・鯛焼きのおこげ
    ・カレーパンの余白
    ・かなしきおこわ
    ・幸せの配分
    ・おはぎのおもいで
    ・この世で一番うまいもの

  • ドラマ「きのう、なに食べた」にハマっている。
    その流れで、食べ物についての読み物をしたくなった。
    普段使いの、身近なメニューの話を聞きたくなった。
    20くらいの食べ物のエピソードが、それにまつわる想い出と一緒に書かれている。どれもいい!
    食いしん坊な作者と、たぶん同じくらい食いしん坊な家族たちの姿が浮かび上がる。
    私のいとしいたべものの話も誰かに話したくなった。

  • たべものに関するエッセイ。

    たべものの味には、思い出という薬味がたっぷりついています。という言葉は読んで納得。

    確かに食べるたびに思い出す記憶があるたべものがたくさんあるなぁ…。

    特に胸がキュンとなったのは「七歳の得意料理」。親の視点も子供の視点も今だから理解できる。

    たべものの描写がみずみずしくて、湯気や食感まで迫ってきます。うっかりサッポロ味噌ラーメンを買ってしまいました。

    食欲はとどまることなく、今年の夏はエロスを感じるたねやの本生水羊羹をいただいてみたいと思っているところです。

  • 様々な食べ物と思い出についてのエッセイでした。

    ありふれた食べ物での意外と思い出とつながっているものなんですね。
    たとえそれが小さくても。

    私も思い出していないだけであるかも。

  • エッセイを読んで美味しい、イラストを見て美味しい。
    自分の思い出とも重なって。
    食いしん坊の心をくすぐる一冊でした。

  • 食べたことのあるものもないものも、どれもこれも食してみたくなる魅力に満ちたエッセイと絵。
    筆者のように「くさや」や「鮭の皮」に恍惚となるとは思えないけれどw

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著者プロフィール

森下典子(もりした のりこ)
1956年生まれのエッセイスト。『週刊朝日』のコラム執筆を経て、1987年その体験を記した『典奴(のりやっこ)どすえ』を出版。代表作『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』は、大森立嗣監督・脚本、黒木華主演により2018年10月13日映画化され、樹木希林の遺作ともなり、大きな話題となった。他に、『いとしいたべもの (文春文庫)』『猫といっしょにいるだけで』などの作品がある。

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