銭形平次捕物控傑作選 2 花見の仇討 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2014年6月10日発売)
3.70
  • (0)
  • (7)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 29
感想 : 4
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167901233

みんなの感想まとめ

江戸の名探偵・銭形平次が難事件を解決する作品で、全8篇の傑作を収めています。物語は、平次とその子分ガラッ八の軽快な掛け合いを中心に展開し、江戸情緒や人情が色濃く描かれています。特に『身投げする女』や『...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 野村胡堂の連作時代小説『銭形平次捕物控傑作選〈2〉花見の仇討』を読みました。
    野村胡堂の作品は、先日読んだ『銭形平次捕物控傑作選〈1〉金色の処女』以来ですね。

    -----story-------------
    投げ銭でおなじみの岡っ引、江戸の名探偵・銭形平次が難事件を鮮やかに解決する。
    人情の名作捕物小説シリーズから傑作を厳選。
    顔の見えない下手人を平次の明智が探る「花見の仇討」など8篇とエッセイを収録。
    -----------------------

    捕物帳のヒーロー銭形平次捕物控シリーズの傑作8篇に加えエッセイを1篇を収録して2014年(平成26年)に刊行された作品です。

     ■身投げする女
     ■花見の仇討
     ■九百九十両
     ■刑場の花嫁
     ■火遁の術
     ■遺書の罪
     ■第廿七吉
     ■五つの命
     ■銭形平次打明け話(エッセイ)
     ■注釈
     ■平次、八五郎は生きている 安藤満

    「親分、大変だッ」今日もガラッ八が決まり文句とともに、江戸開府以来の捕物名人・銭形平次の元へ飛んでくる……花見で賑わう飛鳥山、虚無僧姿に竹光が仇討ちを演じる茶番劇、、、

    それが一変、真剣による殺人劇に―顔の見えない下手人を平次の明智が探る表題作など傑作揃い……江戸情緒と人情の捕物帖傑作選第2弾。


    岡っ引の平次と子分のガラッ八の掛け合いのテンポの良さが魅力の大好きなシリーズです……そんな中で印象に残ったのは、、、

    真夜中の両国橋で身投げしようとする娘をガラッ八が発見して思いとどまらせ、その後の事件に巻き込まれていく物語……ガラッ八が、持ち前の明るさと機転で事件解決に貢献、娘を助けるだけでなく事件の真相を解明する重要な役割を担う『身投げする女』、

    廻船問屋の大旦那である久兵衛が殺害され養子の小三郎が犯人として捕らえられる……小三郎はお裁きも済み、処刑を待つばかりとなるが、その2ヶ月後に久兵衛の娘であるお美乃が驚くべき真実を告白して小三郎は犯人ではないと平次に訴えかけ、処刑まであとわずかという中で平次は真犯人を見つけ出すために奔走! 冤罪の可能性、複雑な家族関係、そして平次の推理と人情が絡み合う、緊迫感あふれる展開が愉しめる『刑場の花嫁』、

    の2作品かな……相変わらず読みやすくて、サラっと読めちゃいましたね。

  • 野村胡堂が"文藝春秋オール讀物號"に発表した捕物帳シリーズの傑作選第2巻。時代劇"銭形平次"の原作ですが、勧善懲悪型を求めると肩透かしをくらいます。単に犯人を見つけ出して成敗するというよりも、人情に熱い部分が多く描かれています。ちょうど大岡越前のような感じでしょうか。そして、シャーロック・ホームズ的なミステリー部分も健在なので、十分に楽しめます。しかし、ほとんど銭を投げてくれません。それなのに銭形平次って名乗って大丈夫なのか?

  • 【本の内容】
    <1>
    投げ銭でおなじみの岡っ引、江戸の名探偵・銭形平次。

    少し間の抜けた子分のガラッ八を相棒に、難事件を鮮やかに解決。

    お上より十手捕縄を預かりながら、善意の下手人は許し、偽善者をやりこめる。

    推理と反骨、人情の名作捕物小説シリーズから傑作を厳選。

    美しい妻・お静との馴れ初めを描く表題作など八篇とエッセイを収録。

    <2>
    「親分、大変だッ」今日もガラッ八が決まり文句とともに、江戸開府以来の捕物名人・銭形平次の元へ飛んでくる。

    花見で賑わう飛鳥山、虚無僧姿に竹光が仇討ちを演じる茶番劇。

    それが一変、真剣による殺人劇に―顔の見えない下手人を平次の明智が探る表題作など傑作揃い。

    江戸情緒と人情の捕物帖傑作選第二弾。

    <3>
    銭形平次の子分・ガラッ八の八五郎。

    惚れっぽいが岡惚ればかりでいまだ独り身、そんな彼にまさかの“隠し子”疑惑が。

    覚えのない子どもを呑気に可愛がる姿に平次も呆れ顔だが、子どもを置いていった女の意図は果たして…?

    江戸風俗と謎が交錯する表題作など八篇収録。

    時代小説ファン必読の傑作選最終巻。

    [ 目次 ]
    <1>


    <2>


    <3>


    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 【名作時代小説復活第二巻】江戸の名探偵・岡っ引の平次が知恵と人情で事件を解決。時代小説ファンもミステリファンも必読の傑作選。八篇収録。

全4件中 1 - 4件を表示

この本が好きな人におすすめの本

野村胡堂の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×