銭形平次捕物控傑作選 2 花見の仇討 (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901233

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  • 野村胡堂が"文藝春秋オール讀物號"に発表した捕物帳シリーズの傑作選第2巻。時代劇"銭形平次"の原作ですが、勧善懲悪型を求めると肩透かしをくらいます。単に犯人を見つけ出して成敗するというよりも、人情に熱い部分が多く描かれています。ちょうど大岡越前のような感じでしょうか。そして、シャーロック・ホームズ的なミステリー部分も健在なので、十分に楽しめます。しかし、ほとんど銭を投げてくれません。それなのに銭形平次って名乗って大丈夫なのか?

  • 【本の内容】
    <1>
    投げ銭でおなじみの岡っ引、江戸の名探偵・銭形平次。

    少し間の抜けた子分のガラッ八を相棒に、難事件を鮮やかに解決。

    お上より十手捕縄を預かりながら、善意の下手人は許し、偽善者をやりこめる。

    推理と反骨、人情の名作捕物小説シリーズから傑作を厳選。

    美しい妻・お静との馴れ初めを描く表題作など八篇とエッセイを収録。

    <2>
    「親分、大変だッ」今日もガラッ八が決まり文句とともに、江戸開府以来の捕物名人・銭形平次の元へ飛んでくる。

    花見で賑わう飛鳥山、虚無僧姿に竹光が仇討ちを演じる茶番劇。

    それが一変、真剣による殺人劇に―顔の見えない下手人を平次の明智が探る表題作など傑作揃い。

    江戸情緒と人情の捕物帖傑作選第二弾。

    <3>
    銭形平次の子分・ガラッ八の八五郎。

    惚れっぽいが岡惚ればかりでいまだ独り身、そんな彼にまさかの“隠し子”疑惑が。

    覚えのない子どもを呑気に可愛がる姿に平次も呆れ顔だが、子どもを置いていった女の意図は果たして…?

    江戸風俗と謎が交錯する表題作など八篇収録。

    時代小説ファン必読の傑作選最終巻。

    [ 目次 ]
    <1>


    <2>


    <3>


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    [ 参考となる書評 ]

  • 【名作時代小説復活第二巻】江戸の名探偵・岡っ引の平次が知恵と人情で事件を解決。時代小説ファンもミステリファンも必読の傑作選。八篇収録。

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