Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙 (文春文庫 み 49-1)
- 文藝春秋 (2014年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167901288
作品紹介・あらすじ
言わずと知れた日本サッカー界の「生けるレジェンド」キング・カズこと三浦知良選手。本書は、そのカズがこれまでのサッカー人生の中で出会ってきた人のなかでも、とりわけその出会いに感謝している55人が、カズに対して手紙を書き、その手紙にまたカズが返信するという形の往復書簡的インタビュー集です。サッカーの王様ペレ、ジーコ、イタリアの至宝・ロベルト・バッジョ、ストイコビッチという世界のビックネームに、香川真司、中村俊輔、川淵三郎など錚々たるメンバーがズラリ。一方でそうしたスター選手たちに混じって、名物アナウンサーの山本浩さんや、チームドクター、道具係、単身赴任時代にお世話になったクリーニング屋のおばちゃん、プライベートでのカラオケ仲間、そして親友・南野陽子などからの手紙からは、カズの飾らない意外な交友関係が垣間見えます。残念ながらカズ本人はW杯には縁がありませんでしたが、彼の存在がなければ、5大会連続出場という現在の日本代表の姿がなかったのは間違いありません。
感想・レビュー・書評
-
勇者が勇者に呼応する見事な企画であり、KAZUの軌跡が立体的に分かるようになっている。これまでのkazu本の中でベスト。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2回目に読んでもやっぱりいいなぁ。カズの生き様に憧れて一また一歩前へ進んでいける気持ちになる。ありがたい。
-
【心が震える「カズへの手紙」】ペレ、ジーコ、バッジョ、香川真司……世界中から届いた手紙が物語る「サッカー界のレジェンド」カズの人生。知られざる秘話も満載。