はぐれ猿は熱帯雨林の夢を見るか (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 83
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901349

作品紹介・あらすじ

科学の発展の先にあるものを描く、現代の黙示録!レアメタル入りのウナギ、蘇生した縄文時代の寄生虫、高性能サル型ロボット…。科学技術に翻弄される人類の幸福はどこにあるのか!?

感想・レビュー・書評

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  •  4つの短編それぞれのテーマが面白い、希少資源を体内にため込むウナギ、掘り返された土中から蘇る寄生虫、人工知能を搭載したロボット、現代社会と隔絶された村など・・・いまの時代を風刺したお話しになっているし、突然の出来事に翻弄される人々が面白可笑しく描かれていた。

  • SF。中短編集。バイオ。
    初めて読む作家さん。
    バイオSFのイメージが強い「深海のEEL」が良い。
    歴史&バイオホラー的な「豚と人骨」もなかなか。
    ただ、表題作と「エデン」は好みではない。
    全体的に社会派というか、リアルな社会の構図を描いていて、上手いけど苦手な作風だと感じた。

  • ユーモアと皮肉をほどよく効かせた現代と地続きの近未来を描いたSF短編集。著者の引き出しの多さには脱帽。イチ推しは「豚と人骨」。

  • スルーしてたのが申し訳ない
    上質な短編集としてどれ読んでも面白い
    特にエデンは最高.どこかのレビューで見たけど,長編映画を見たような.

  • 題名にあるとおり、猿や豚などの動物がモチーフになった短編集。
    ミステリーの部類にはいるのかな。
    どの話も怖いです、そして気味が悪い・・・
    こんな構想をどこで思いつくのか、かなり専門的に踏み込んだ部分もあり、作者の幅の広さを感じます。
    今まで篠田さんのは何冊か読んでいますが、こういうたぐいの話は初めてです。

  • 2014 10/20

  • SF短編集。商売人のたくましさににやりとさせられる「深海のEEL」と「豚と人骨」は長いものが苦手な人は要注意。理系男子って奴は、な表題作。「エデン」は深遠なテーマの中編。いずれおとらぬ傑作ぞろい。

  • 4作とも不思議な小説だったが、現代社会の様子や問題をデフォルメした感じで、きみ悪くも共感する場面が多々あった。
    ただ、こういう想像を絶するような話は結構読んでいて疲れると気がついた。

    しかしその中で「はぐれ…」は藍子と金森さんとの恋がうまくいきそうな結末でこの非日常的な話の中でほっこりした気分にもなれてよかった。

  • 近未来SF小説って感じでしょうか?
    うなぎと猿の話は面白く読めましたが、
    最終話はいまいちピンときませんでした。
    題名からして元になる小説がありそうな感じでしたが、
    よくわかりませんでした…

  • 【科学の発展の先にあるものを描く、現代の黙示録!】レアメタル入りのウナギ、蘇生した縄文時代の寄生虫、高性能サル型ロボット…。科学技術に翻弄される人類の幸福はどこにあるのか!?

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著者プロフィール

1955年、東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『美神解体』『静かな黄昏の国』『純愛小説』『長女たち』『冬の光』『竜と流木』など多数。

「2018年 『インドクリスタル 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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