時の罠 (文春文庫 み 44-30)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901462

感想・レビュー・書評

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  • 辻村さんの本はいい。

    安心して騙される。

    そして、泣かされる。

    ショートでここまでグッと来る話はホントにすごい。

  • 伊坂幸太郎の「死神の精度」ばりの時の罠を期待していたけど、そうでもなかった。

    でも、どれも「時」というのもののとらえ方を面白く書いていた。
    米澤さんのは縁起物として普通に面白かったなー。

  • どの作品も読後感が爽やか。「トシ&シュン」は読みながら思わす吹き出してしまった。

  • 今をときめく4人の人気作家による「時」がテーマのアンソロジー。辻村&湊にはほっこりさせられ、米澤にはむむっとうならされ、万城目にはアハハと笑わされる。どれをとっても外れなしの傑作です。

  • 大好きな四人の作家さんの短編集!まさに夢みたいな一冊だと目にした瞬間に思いました。どれもそれぞれの特徴が出ています。時間をとらせず、濃縮された面白さがあります。またこの四人の短編集読みたい!!!

  • 2014.7.14.辻村深月さん、万城目学さん、米澤穂信さん、湊かなえさん、なんらかの形で、程度の差はあれ追いかけている作家さんたちの書き下ろし短編集。発売間も無く購入して一気読み!すごくよかった。特に、辻村さんと湊さん。お二人とも今までとは違う作風であるのにこれまで、違った作風の時に感じていたとってつけた感がなく見事な作品でした。素晴らしかった。もっと特に湊さん!誰がどのように評価しても私は湊さんのずっとファンです!って叫びたくなるような素晴らしい作品でした。ネタバレするから詳しく書けない、いや書きたくないのが残念。ぜひ、読んでみてください^_^

著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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