水底フェスタ (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1372
レビュー : 143
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901578

感想・レビュー・書評

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  • 吐き気がする。面白い。

  • 湖畔の村に彼女が帰ってきた。東京に出て芸能界で成功した由貴美。ロックフェスの夜に彼女と出会った高校生、広海はその謎めいた魅力にとらわれ、恋に落ちた。だが、ある夜、彼女は言う、自分はこの村に復讐するために帰ってきたのだと。村の秘密と美しい女の嘘は引き起こす悲劇。あまりに脆く、切ない、恋の物語。

  • 久々の辻村さん。
    情景が綺麗で、雰囲気のいい恋愛小説という感じで進んでいくと思いきやどんどんこの村の暗いところが出て来る。
    どの人間の行動にも共感するところがあって、すごくリアルな人間描写だなぁと。
    あと、フェスに関する描写がとても的確でフェス好きとしてはたまんなかったです!
    総じてやっぱりこの人の本は好きだなぁ。
    2014.12.16

  • ものすっごい閉塞感。
    多分この息苦しい感じがこの物語の全て。
    読後感もかなり悪いです・・・・
    悪いと言うか、苦しい・・・
    この後広海はどうなってしまうのかな・・・

    さすが辻村深月さん!って感じの本ではありますが、私の好みではなかったです。読後感悪いのも好きなんですが、なんかこれはダメでした。

    あと、由貴美の事が全く分からないのもなんかモヤモヤ
    しましたね~。高校生を騙す悪い女としてずっと読んでたのですが、結局あんたなんなの?みたいな・・・
    あらすじにあるような「脆く切ない恋の物語」とは、思えなかったですね~。

    好感の持てる登場人物が居ないのも辛かったです。
    最初はそうでもないんですが、中盤からは誰も信用できない展開になってくるし。広海と同じように、読んでる方も誰も信用できなくて、何が真実なのかよく分からないまま終わりました。

  • ちょっと気持ち悪い読後感。閉鎖的な世界から逃れられない人たちのきみ悪さ。辻村深月でこういうのが読みたかった訳ではないから、わたしにとっては、イマイチでした。

  • 相変わらず読ませる物語。
    おすすめ。

  • 描写は映像化したい上手さ。
    都会の片隅に住むネズミには地方の共同体の成り立ちがどうも理解できない。洋の東西を問わずこういう設定はあるので実在するんだろうとは思うのだけど…。

  • どんな理由であれ、どんな形であれ、彼らは恋をしていた。
    その真実が、唯一の輝ける希望であり、最も残酷な悲劇のように思えた。

  • 20141026

  • 美人の年上のお姉さんに溺れる高校生の男の子。
    あるある、こういう設定は……と思ってたけど、奥が深い。
    いつの間にか引き込まれて読んでしまった。
    それでも星3つなのは、いやーな感じのストーリーだから。
    怖い。とにかく怖い。周りにいる人、みんな怖い。
    最後も悲しい結末で……。
    良かったとは決して言えない読後感でした。

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著者プロフィール

辻村深月(つじむら みづき)
1980年山梨県生まれ。千葉大学教育学部卒業後、2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、2017年『かがみの孤城』で「ダ・ヴィンチ ブックオブザイヤー」1位、王様のブランチBOOK大賞、啓文堂書店文芸書大賞などをそれぞれ受賞。本屋大賞ノミネート作も数多く、2018年に『かがみの孤城』で第6回ブクログ大賞、第15回本屋大賞などを受賞し、2019年6月からコミック化される。他の代表作に『子どもたちは夜と遊ぶ』『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『スロウハイツの神様』『名前探しの放課後』『ハケンアニメ!』『朝が来る』など。新作の度に期待を大きく上回る作品を刊行し続け、幅広い読者からの熱い支持を得ている。2020年、河瀬直美監督により『朝が来る』が映画化される。

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