幻影の星 (文春文庫 し 48-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167901790

感想・レビュー・書評

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  • 始まりの数ページで続きがとっても気になり、読み始めました。
    途中、「女性側のあの人があの人だと思ってたのに違った!」ていうのがあった。
    「今過去未来」の考え方など
    長文のところは飛ばし読みしてしまった。。
    そこが大事なんだろうなと思います。。

  • そうなれば、僕たちはただ黙々と死んでいくほかに道はない。

  • これまでいくつもの白石さんの作品を読んできたが、これは私には合わなかったかな。難しい。
    話の展開が多すぎて整理するのが大変だった。
    途中にでてくる他の著者やその作品の話が思いの外長過ぎた感もする。

  • 事象と自分とに距離がある以上、何かを知覚するということは、その事象の過去の影を自身の中に複製するということである。
    時間とはそういった複製の秩序だった流れのことをいうのかもしれない。だとすると私達が決して自由になれない時間というものは、何処にもなく、未来も過去もそして現在も全てはここにあるのかもしれない。
    そんなメッセージを運命や恋愛、それから1枚のレインコートをテーマにした小説を通すことで伝えてくれる。

著者プロフィール

1958年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋に勤務していた2000年、『一瞬の光』を刊行。各紙誌で絶賛され、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞を、翌10年には『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞。巧みなストーリーテリングと生きる意味を真摯に問いかける思索的な作風で、現代日本文学シーンにおいて唯一無二の存在感を放っている。『不自由な心』『すぐそばの彼方』『私という運命について』など著作多数。

「2023年 『松雪先生は空を飛んだ 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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