- 文藝春秋 (2014年9月2日発売)
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感想 : 12件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167901806
作品紹介・あらすじ
長宗我部元親がもっとも恐れた男の悲劇
長宗我部元親の妹を娶った名将・波川玄蕃。幸せな日々はやがて、悲劇へと大きく舵を切る。戦乱に輝く夫婦の情愛が胸を打つ長編傑作。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
戦国時代の名将、波川玄蕃の悲劇を描いた物語は、戦乱の中での人情と忠義が交錯する感動的な作品です。主人公の玄蕃は、長宗我部元親に嫉妬され、次々と失脚の罠にかけられながらも、最後まで謀反を考えずに忠義を貫...
感想・レビュー・書評
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男たるもの、かくあるべし!
戦国の世、
四国は土佐の名将が
何ともカッコイイのである。
わくわくさせられ
惚れ惚れさせられ
涙させられた…。
人情時代小説の名手が泣かせる
まさに、名作です!
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武士社会の理不尽さとそれに付随する死に様、生き様を描いた時代小説。屍を片付ける兵士に手出しをしない軍、平服で臨む漢への対応。随所に滲む気高き情緒に、この心情が理解できる日本人で良かったと思わずにはいられない。
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山本一力作品としては珍しい歴史上の人物を扱った作品で戦国武将で有名な四国の長宗我部元親の家臣の波川玄蕃を主人公に扱った話で、どこまでが史実に基づいているのかは不明ですが、本作では、波川玄蕃という人格的にも知将としても素晴らしい才覚のある武将であったが、その人望と才覚ゆえに主君である元親に妬まれたあげく、言いがかりで切腹を命じられ、それを甘んじて受け入れたにも関わらず、その後、波川一族が元親によって殲滅されられるという悲劇的な内容になっております。
この話だけ見れば元親という武将は肝の小さい男だったのだと思いますが、果たして真実はいかに? -
あまりに爽やかな武将とその一族。
なんでもありの戦国の世で、謀略や裏切りでのし上がったものも多いが、このような生き方を選んだ人もいたのだろう。 -
2015/12/22
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機内Wi-Fi繋がらず、諦めて読書。ここで作業する予定だったからスケジュールの狂いは痛い。さて、この人の作品には珍しく、戦国武将とその妻、と言うプロット。波川玄蕃と言う、長宗我部元親支配下の武将の話。山本一力のもう一つのベースである土佐ものだが、時代と登場人物が普段と全く異なるのに、機微の描き方が割と似通うのでちと違和感。史実に脚色を加えたものとは言え、元親があまりにも卑屈な人物に描かれるのもなぁ。この人のうまさは市井の人々の暮らしと心意気を文にするとこだから、やはり損料屋喜八郎シリーズとかのがフィット感は良い。まあでもたまには。江戸もの描き飽きたのか、最近土佐もの大作系多いよねえ、次はジョン万次郎の話あたり読んでみるかな。
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山路城の本丸から見上げる満月は、伸ばした手が届きそうなばあ近いところに・・あるらしい・・^^私もそこで、十五夜のお月見をしてみたいです。
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情緒があり良かった
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【長宗我部元親がもっとも恐れた男の悲劇】長宗我部元親の妹を娶った名将・波川玄蕃。幸せな日々はやがて、悲劇へと大きく舵を切る。戦乱に輝く夫婦の情愛が胸を打つ長編傑作。
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