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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784167901820
作品紹介・あらすじ
来年の大河「花燃ゆ」を見る前に必読!
二〇一五年大河ドラマの主人公・文の夫であり、幕末の動乱の中、尊攘派志士として激烈に駆け抜けた久坂玄瑞の生涯を描き出した傑作。
みんなの感想まとめ
幕末の動乱を生き抜いた志士の生涯を描いたこの作品は、主人公の人間臭さと魅力が際立っています。久坂玄瑞の複雑な人物像や、吉田松陰とのやりとりが特に印象的で、彼の存在が松陰の神格化にも影響を与えたことが感...
感想・レビュー・書評
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幕末と言えば!な本を久しぶりに読んでみた
なんかビジネス書とか神格化されがちだな~と
前からちょっと毛嫌いしていた久坂玄瑞。
だけど読んでみたらスッキリ。
こういう人間臭さがとても良い(良くも悪くも)
幕末の世に25年の生涯を華々しく散ったといえば聞こえはいいが
吉田松陰とのやりとりが一番面白かった
でも見込まれたから結果的に、吉田松陰の妹と結婚したしとかも思うけど…
それはさておき。
今の吉田松陰の神格化も、たぶん久坂玄瑞がいなかったらここまでなかったと思う
そして最後まで意思を受け継いで行ったのであろうとも。
相当なキレ者だと思うし、これは久坂玄瑞様様じゃないかと
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」は全く見ていなかったけど
むしろ久坂玄瑞主役で大河ドラマ作った方がよいのでは、なんて。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
20241119
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・「事機の去来は影の如く、響きの如く変転する。往昔の死例をとって、こんにちの活変を制しようなど笑止の沙汰だ。思慮粗浅とはこのことをいうのである。事を論ずるには、おのれの立場から見を起こせ。換言すれば、着実であれということだ」(玄瑞からの最初の書状に対する松陰の返書)
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古川さんは白石一郎・滝口康彦氏と共に西国三人衆と呼ばれ、中央文壇に背を向け、故郷・下関を中心に活躍している作家さんとして名前は知っていました。
しかし、他の二氏と違い手を出したことが無く、今回が初挑戦と思いきや、どうも以前一作だけは読んでいるようです。とは言え、まったく記憶が無く、初挑戦同様です。
結果から言えば、司馬遼太郎さんを思い起こさせる本格的な歴史小説で、堪能させていただきました。
主人公やそれを取り巻く人々の描き方、歴史的背景の分量、よくバランスが取れています。そこそこ重厚で、物語としてよく出来ているなかなかの作品でした。
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NHK大河ドラマの脚本は、この小説を底本にしているのでは!
ドラマを観てから読むと、とてもイメージが広がる。 -
久坂玄瑞を通じて描く維新、いろいろな価値観が錯綜している時代ということは理解できた。佐幕にしても、尊王にしても、賛同や反撥、継承発展、否定などの過程を経て醸造発酵していくことがよくわかる本でした。
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久坂玄瑞を描いた小説は珍しいので、新鮮で面白かった。でも松蔭の妹は可哀想やで。
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大河見てみようか・
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久坂玄瑞の桜のように散った青春が詰まった一冊。
家族を失った悲しみが彼を攘夷に向かわせたのか…久坂のルーツが見えました。
いつも鉢巻きをしている熱血漢なイメージの久坂なのだが、本当はそれは若桜の花冠でなければならないという…そこにいるのは才気あふれた多感な若者です。
淡々としていて、感情移入はしにくいですが、100%久坂な本!読めて幸せ。復刊してくれてよかったです。 -
藩医の子に生まれ攘夷の志士として散った久坂玄瑞の生涯。十代にして漢詩を嗜み、長じては今様を吟じ天下国家を論じる。才能豊かな若者がそのあまりにも短い生涯を駆け抜けた熱い時代の息吹が溢れる歴史小説の佳作であり、前半の吉田松陰の死までが特に興味深い。
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【来年の大河「花燃ゆ」を見る前に必読!】二〇一五年大河ドラマの主人公・文の夫であり、幕末の動乱の中、尊攘派志士として激烈に駆け抜けた久坂玄瑞の生涯を描き出した傑作。
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