毒殺者 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2014年11月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167902230

作品紹介・あらすじ

大人気ミステリー「――者」シリーズの原点



多額の保険金をかけた妻を、トリカブトで殺したM。絶対にばれるはずはなかったのに、ある日、脅迫者からの電話がかかってきた。

みんなの感想まとめ

緻密なプロットと巧妙などんでん返しが魅力のミステリーで、読者を最後まで引き込む力があります。物語は、実際の事件を元にした独自の解釈が施され、予測を裏切る展開が続くことで、読者は一瞬の混乱を楽しむことが...

感想・レビュー・書評

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  • 仮面劇の改題。〜者シリーズの原点。トリカブト毒殺事件がモチーフ。そういえば、そんな事件あったなぁ。
    多重視点から物語がどんどん展開していって、折原氏らしい作で、話もシリーズのなかではわかりやすくて良い。不気味な一家が住み着いたりするホラーテイストも魅力、メインの叙述トリックは伝統芸。

  • 秀逸などんでん返しも魅力ですが、個人的に好みの文章リズムでとでも読みやすかったです。ラストの展開はお見事でした。

  • 実際の事件に折原さんの解釈を加えて焼き直したもの…みたいなイメージでしたが、その事件をもとにまったく違ったミステリーに発展させたものだそうで、物語としての折原さんらしい展開は健在で、途中で惑わされ混乱し分かった気になってひっくり返される、と通常通り気持ちよく振り回されました。それでも今まで私が読んだ折原作品の中ではかなり素直で読みやすい方ではないかと思います。シリーズの原点とはいえ「仮面劇」の改訂改題ということなので他の「―者」シリーズとは少しテイストが違うようです。シリーズの他の作品も読んでみたいです。

  • 初めは普通の保険金殺人ミステリー。しかし、途中から何このカオス。夫がいなくなったマンションに義母と義弟、義妹がおしかけ監禁状態。さらに偽の夫が現れ、あわや殺されそうに。大どんでん返しに驚かされるが、義弟と偽夫のわいせつ行為はやりすぎでは。
    ずっと既読感あってどうやら2回読んでしまった。なのに結論忘れていた。読んだら思い出したが。。

  • この「○○者」シリーズ、他にも読みたくなった。

    叙述トリックってわかってるせいで、最初からいろいろと疑って読んでしまうなー。

  •  妻に保険金をかけて毒殺した男。
     完全犯罪になるかと思われたが、謎の脅迫者に悩まされることになる。

     ってことで、実際に起こった事件に想を得た「○○者」シリーズ。
     昔の「仮面劇」を改訂改題して復刊だそうですよ。

     なので、初期作品といわばそうなんだろう。
     でもって、今の折原一を読んでる身としては、なんか歯がゆい。
     うーん。
     現実を虚構の間で、振り回されてる感がいなめないです。

     うん。
     色々詰め込みすぎたかな。

     残念かも…。

  • ちょっとしたどんでん返しがあり、面白かった。

  • 『~者』シリーズの新作。
    このシリーズは現実の事件をモチーフにしているが、今回は保険金殺人。
    既存のシリーズと比べるとストレートだな、という印象。凝ったプロットというよりは最後の緊迫感を重視した構成になっている。

  • やっぱり間違いない○○者。

  • Mって仮名だったのである程度は予想しただけどね
    でも、面白かった

  • 一次文庫化の時に読んだはずだけど、同じような流れの作品が多くて記憶にない。

  • トリカブト!
    折原一さんの◯◯者シリーズ1作目!
    簡単に殺しすぎやろw

  •  実際にあったトリカブト保険金殺人事件を下地に書かれた作品。著者は叙述トリックの名手ということで、犯人Mは彼と見せかけて彼、とそこまでは読めるのだがラストの展開はわからなかった。そういうオチだったのか。
     昔の小説は(小説に限らず?)不倫したらすぐ配偶者を殺そうとするが、なぜそんなに殺人のハードルが低いのか。警察の捜査能力が実際に低かったか、低く見積もられていたのかな。
     〇〇者シリーズ予想以上に面白かったので続きも追いかけよう。

  • 【大人気ミステリー「――者」シリーズの原点】多額の保険金をかけた妻を、トリカブトで殺したM。絶対にばれるはずはなかったのに、ある日、脅迫者からの電話がかかってきた。

  • 中盤まではMが誰なのかを中心に話が進んでいく。そして後半は夫の家族が家に乗り込んで占拠し始めるホラーテイストに。
    Мが誰かという謎だけで引っ張る話かと思ったが、その謎解きのあとも物語が展開することに驚き。

  • とても面白かった!
    有名な作家さんでしたが、なかなか読む機会がなく今回初めてトライ。
    自分自身、最初はMが誰か分かっていたと思っていたが…
    どんどん話の展開が変わっていき、物語に引き込まれ一気読み笑
    どんでん返し最高。
    調べたら色々なシリーズがあるみたいなので、今後もぜひ読んでみたい!

  • 実際にあった事件を元に作られた~者シリーズ 第1作目。
    これまたシリーズとはいえ各々で完結している様子。
    何ともインパクト大なタイトル。
    そして登場人物達の闇深さ。
    イヤミス ともまた違う独特のネガティブ寄りな読後感がありました。
    途中までは想定内でしたが、一筋縄ではいかない辺り、流石折原先生!!!という感じ!
    その後が気になる終わり方でした。

  • 嫌な展開の先には驚きが。その点は良かった。

  • 『倒錯の帰結』に続き、折原作品五作目。今作は実際の事件をモチーフにした「──者」シリーズ最初の作品です。いや~どんでん返しに次ぐどんでん返しでした!流石は“叙述使い“の折原氏w こうゆう事件(犯罪者)が大好きな私としては楽しめました(^^ この「──者」シリーズは順番に読んでいきたいなぁと思います。

  • あまり印象がない。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者を経て1988年に『五つの棺』でデビュー。1995年『沈黙の教室』で日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞。叙述トリックを駆使した本格ミステリーには定評がある。『倒錯のロンド』『倒錯の死角』『倒錯の帰結』など「倒錯」シリーズのほか『叔母殺人事件』『叔父殺人事件』『模倣密室』『被告A』『黙の部屋』『冤罪者』『侵入者 自称小説家』『赤い森』『タイムカプセル』『クラスルーム』『グランドマンション』など著書多数。

「2021年 『倒錯のロンド 完成版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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