柔らかな犀の角 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 72
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902353

作品紹介・あらすじ

日本を代表する俳優の名文を味わう「演じる人」ならではのシニカルかつユーモラスな視点に満ちた書評の数々。週刊文春の好評連載「私の読書日記」6年分を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 単行本も買ったのだが、文庫には単行本刊行後の書評も入っているということで購入。それにしても単行本で買ったものを文庫でも買うというのは、私の購買行動としては稀有の例であって。
    山崎努、『俳優のノート』といい、この人の文章はうまい。評論家などの書評は上から目線のものでげんなりするが、彼が紹介している本をことごとく読んでみたくなってしまう。役者としての厚みがハンパない、ということがこの読書量と書評力だけでもわかる。長生きしてほしい役者である。

  • 俳優・山崎努の読書日記。本の感想として力が入っておらず、素直に面白そうな本だなー思える文章。

  • フリーマーケットで100円で売っていて、タイトルと概要は前から知っていたので買った。帰りしなに、その店の店主の知り合いらしきお婆さんが「きっと良い本買われたと思いますよ!」と声を掛けてきた。内心で、そんなこと分かってるよなんて思いながら帰ったのだか、読んでみて自分の生意気さを恥じる結果になった。良い本だ。この本に出てきた本で、読みたくなって買ったものがいくつかある。俳優業の中で培われたのだろう筆者の言葉も有難い。曰く「人生で避けるべきは危険ではなく安全」なのだそうだ。しびれる。こんな老人になりたい。
    フリマで声を掛けてきたお婆さんは本の内容を知っていたのか、あるいは何か感じるものがあったのか。。いずれにしても年長者の一言はゆめゆめ侮ってはいけない。

  • 好きな俳優さん。
    その、深く、つかみどころのないような
    渋い演技が好きなのだけれど
    その胸の内には
    何冊もの読書と思考が
    沈んでいて
    すくいとられた
    人間についての考察が
    ああいった素晴らしい演技として
    表現されているのだと
    改めて思った。

    ますます好きになり、
    紹介されている本も
    心して読みたいと思った。

  • 何気なく手にとって数ページ読んだら本棚に返したくなくなった。
    文章がすごくうまい。
    連載コラムのまとめ本であるから、好きな節から拾い読みできる。
    “連載コラムのまとめ本”ではあるが、よくある有名人のエッセイ集とは別格、老優の分厚い含蓄のある文章が冴える。

  • 【日本を代表する俳優の名文を味わう】「演じる人」ならではのシニカルかつユーモラスな視点に満ちた書評の数々。週刊文春の好評連載「私の読書日記」6年分を収録。

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