思いを伝えるということ (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2014年11月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784167902360

作品紹介・あらすじ

エリーはじめての詩と短編集



「思いは伝えないと なかったことになっちゃう」「誰かに伝えるために思いはある」エリーが今、みんなに届けたいメッセージ。

みんなの感想まとめ

思いを伝えることの大切さがテーマとなっているこの作品は、純粋な感情が溢れ出す瞬間を捉えています。大人になるにつれて臆病になり、思いを伝えることが面倒に感じることがありますが、伝えなければその思いは永遠...

感想・レビュー・書評

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  • 思いを伝えるって大変なこと。つらさ、切なさ、何かを乗り越えようとする強い気持ちが詩と短編小説で綴られている。でも、この切なさは老人にとっては、ちょっと重荷。溌剌と前向きに進める言葉と勇気が欲しいですね。

    本との出会いって、その時々で受取が違うんですね。
    ということで、さびしく本棚に入れました。

  • 2024.9.17
    突然溢れ出す純粋な気持ちに気がついた時、
    人は誰かに思いを伝えたくなる
    けど、大人になるにつれて臆病になって面倒になって伝えなくなってしまう
    伝えないと思いは永遠に伝わらない
    伝わるとその人は喜ぶかもしれない
    誰かに思いを届け、またその人が誰かに届けると優しい世界になるかもしれない

    エリーさんの思いを受け取れた気がする

  • 「周りを傷つけているあなたへ」…泣きそうになった。

  • とてもよかった、、好きになった言葉たちを書こうとすると書ききれないので率直な感想だけ残しておこうと思う。心がとてもスッキリするような暖まるような気持ちになれる。辛い事があった時、自分を傷つけそうになった時、好きな思いを伝えたいとき、必ずこの本を読むだろう。自分の内面の本当の思いを声に出して伝えるのは勇気のいる事で、どうしようもなく怖いけれどその先に見える景色もまた見てみたい。自分のことをまずは愛してあげたい、そういう気持ちになれる。

  • 収録されている詩だけ読んだ。
    想いを伝えるということ。大人になるほど、臆病で面倒くさくなる。でも、伝いたいと思ったことを、誰かに伝えるというのは、その先に爽快感がある。
    この作品は、誰かに想いを伝えたいと思っても、なかなか勇気が出ない人へのエールになると思う。
    また、「周りを傷つけているあなたへ」という作品は、自分自身を責めてしまい、自暴自棄になっている時に慰めてくれる詩だと思う。

  • ほんとに言葉ひとつひとつが美しかった
    優しかった
    告白することって
    気まずいこととかそんなことじゃなくて
    すっごく素敵で自然なことだって思った
    好きな人には好きってちゃんと伝えよう

    太陽の話が好きだった
    太陽の光から言葉を読み取る機械を発明
    世界で初めて機械で読み取ったら

    もう明日は登りたくないな
    休みが欲しい
    明日は世界を照らしたくないな

    って言ってたって
    でも人間たちはそんなことも知らないで
    朝日を見れば今日も頑張ろうって思い
    夕日を見れば今日も幸せだったなって思う

    そんな人になるべきだと思った
    どんな時だって
    誰かを幸せにしよう美容師としても

  • 言葉に力があると信じよう
    その一言に尽きる

  • 誰かにふと、ありがとうと思う。
    いてくれてよかったと思う。
    あのときの言葉に救われた。
    本当に愛おしく思っている。
    あなたが大切。

    そう思ったときに、伝えられる自分でありたいと思った。

    たき火の行く末と、周りを傷つけているあなたへが今の私には苦しく沁みた。

  • "でも、伝えないと
    なかったことになっちゃう
    その貴重な
    一回きりのなけなしの感情が
    なかったことになっちゃう"

    "伝わらなくてもその人
    困らないかもしれない
    でも
    もし伝わったら
    その人、喜ぶかもしれない
    その人、嬉しいかもしれない"、

    ドアと鍵 の話がいちばん
    今の自分のきもちに しっくりきて 好き。
    変わらないことが好きだけど
    新しいことにも飛び込んでみたい、いつも。

    "開けるべきか 開けざるべきか"

    シャッターとたき火、
    私にとって見守ったたき火は
    いつかの先生、なんだろうな。
    想いの最期の形、灰になったとき、
    もうこの先きっと
    この人と関わることはないだろうと思ったけど
    いま違う形と程よい距離感で関われている。
    たき火の時には奇跡としか思えなかったのに。

    次のたき火、きっとあの子。
    一度消そうとしたけど消えなかった。
    もう無理に消さないから、
    灰になるとしてもきっと受け入れるから、
    いまある心地よさも辛いことも
    ぜんぶ楽しめますように。

  • 宝物のような、生涯大切にしたいと本に出会えた。大宮エリーさんが読んでもらうのが恥ずかしいと書いているけど、それくらい赤裸々で本気で誰かの救いになれば良いなと思って書いてくださった本なんだろうなと思う。だから私も大宮エリーさんの気持ちを、言葉を、この本をずっと大切にしていきたいなと思った。このタイミングでこんなに素敵な本を読めたことに感謝してます。おかげさまで、大切な人に自分の思いを伝えることもできました。この後も自分の大切な気持ちを見守って行きたいです。

  • 言いたいことをパーっと一気に書いたって著者が言ってるの納得

  • 焚き火の話が好き

  • 途中

  • だれかにプレゼントしたい本

  • カバーデザインが素敵。

  • シャッターとたき火

  • 「思い」を、心の中から引きずり出し、余計なものをひっぺがし、書き綴るとは、何と難しいことでしょう。それを読者に見せてくれたエリーさんの偉大さに打たれつつ、心のひりひりを共有できたのかな、と思っています。

  • べらぼうに泣いた。

  • 詩と寓話と。自分の前に次々現れるドアを開けつづけ最後は…「立ちはだかるドア」。愛する人から最後に残されたごめんねの意味を知りたくて…「言葉のプレパラート」。きれいな夕日が見られる島に行った男が、目的を忘れ、ただそこにあることに歓びをおぼえる…「夕日を見る人々」。特に響いてきた寓話。また「自分に嘘をついてちゃ駄目だ。」「無理に愛したり、好きになったり、肯定する必要は一切ない。」「ホットケーキがシロップでべちょべちょにするぐらい、自分で自分を存分に愛してほしい。」といったあたりが印象に。

  • 思いを伝えるということは、とても難しいです。
    自分を省みても、一言足りないことや、言葉を探すことが苦手という、駄目なところばかり目につきます。それから、「こう言ったら、こう思われるかもしれない」にがんじがらめにされているところもあります。
    でも、この本を読んで、それでも思いは言葉にしなければ伝わらないのだと改めて感じました。傷付くかもしれない、でもそれを怖れていては何も変わらないと思います。
    少しずつでも、進んでいこうと思いました。
    灰の話と、最後の詩が良かったです。
    大宮エリーさんには初めて接したのですが、他にどんな言葉を紡がれるのか気になりました。

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著者プロフィール

画家、美術家、作家。広告代理店勤務を経て、ラジオのパーソナリティ、映画監督、舞台の作演出など多方面で活躍。2012年に福武總一郎氏のモンブラン国際文化賞のお祝いとして制作したライブペインティング作品「お祝いの調べ:直島」をきっかけに絵画制作をはじめる。現在は個展や芸術祭で作品を出展し、高い評価を得ている。近著に絵本『虹のくじら』(美術出版社)など著書も多数。

「2019年 『ハートのレオナ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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